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コンサルタント対談2 ~一人ひとりの輝きを引き出す~

経歴だけでは見えてこない、一人ひとりの強みを引き出すコンサルタントの介在価値を高めていきたい

プロフィール

浦部さん

登録販売者専任コンサルタント
浦部 靖

専門商社での営業、医療系商材メーカーの営業を経て、2012年にアポプラスステーション(現アポプラスキャリア)入社。コンサルタント業務を経て、現在は関東エリアの登録販売者グループの責任者として6名のメンバー育成を担当。

吉川さん

登録販売者専任コンサルタント
吉川 璃香

大学卒業後、介護施設等に派遣看護師を手配する派遣会社の営業として勤務。多くの方と接する中で、その方の職の悩みを解決したい!より深く関わっていきたい!という思いから、2017年8月にアポプラスステーション(現アポプラスキャリア)入社。

求職者とのつながりが密。その印象は入社前の後も変わらなかった

―「登録販売者選任コンサルタント」として、上司・部下の関係の二人。吉川さんはアポプラスステーション(現アポプラスキャリア)に入社されて1年半ですよね。なぜこの仕事を選んだのでしょう。

  • 吉川
    前職も同じ人材業界でしたが、看護師に特化した派遣会社にいました。誰かの人生の選択に触れる人材の仕事が好きで、やればやるほど、求職者にもっと長く深く関わりたいと思うように…。そこで、正社員の紹介業務に挑戦しようと転職を決めました。
  • 浦部
    深く関わたいという思いに、アポプラスの働き方はとてもマッチしているよね。入社前に(アポプラスに対して)持っていた印象はあるの?
  • 吉川
    取引していた会社や病院から「対応がいい会社」と聞いていました。登録している派遣スタッフさんもコンサルタントの対応が丁寧だと話していて。求職者の方との信頼関係がしっかりしている点に魅力を感じましたね。
  • 浦部
    そういう印象が広がっているのはうれしいよね。僕自身が入社した2012年は、登録販売者のコンサルティング領域をまさに広げようとしていたタイミング。どうしたら求職者や企業から信頼され情報を得られるだろうと試行錯誤していました。実際に入社してみて、印象に変化はあった?
  • 吉川
    コンサルタント一人ひとりが、心から「いい職場に出会ってもらいたい」「採用決定につなげたい」と思って動いていますよね。アポプラスでは、初回面談、面接対策、面接同席と2~3回は必ず対面で話します。だからこそ、求職者の方の人となりをどんどん理解していけます。面接同席で一緒になって緊張したり、採用決定に喜んだりすることが多く、求職者とのつながりが密だなと思います。
  • 浦部
    うんうん。入社後もコミュニケーションをとったり、実際の店舗に足を運んだりと関係は続いていきます。「こんな仕事を任されています」「店長になりました」など報告をくれるのが何よりもうれしいよね。

未経験者ニーズが急増。仕事内容を丁寧に伝え入社後のミスマッチを減らしていきたい

―浦部さんは2019年でコンサルタント歴9年目になりますよね。長いキャリアの中で、市場の変化や求職者のニーズの変化など感じていることはありますか?

  • 浦部
    大きな変化は、2015年に登録販売者制度が改正になり、以前は受験資格として必要だった「薬局などでの実務経験」がいらなくなったこと。学歴や現場経験に関係なく誰でも受験可能な資格になったことで、「手に職を持ちたい」という未経験者ニーズがぐっと増えました。
  • 吉川
    そうですね。「接客経験はないけれど、資格をとったので挑戦したい」という異業種からのキャリア転向や、子育てなどのブランクを経て仕事に復帰したい方のニーズが多いなと感じています。
  • 浦部
    そして、ここ4-5年で売り手市場(求人数が求職者数を上回る)が一気に加速しました。ドラッグストアの店舗数は増え続けていますが、それでも人材不足なくらい、ポストが空いています。働き方改革が進み、労働環境の改善に各企業が本腰を入れているので、紹介する側としても勧めやすくなりましたね。

―未経験の求職者と接する際、コンサルタントとして心がけていることはありますか?

  • 浦部
    現実的な話をきちんとすることです。ドラッグストアは店舗数が増えているので求人ニーズがたくさんあるというメリットがあります。一方、業務未経験から挑戦する難しさ、入社後に任せられる業務範囲が限られるといった現実もある。登録販売者の仕事内容や入社後の働き方、キャリアステップについては丁寧に説明するようにしています。
  • 吉川
    そうですね。未経験の方からは、「実務経験を積みたいので、教育制度が整っているところがいい」といった相談が多くあります。勤務時間や労働環境面など、高い希望条件をいただくこともあり、希望に添いたいけれどなかなか難しい…といったジレンマがありますね。
  • 浦部
    うんうん。労働環境が整ってきているとはいえ、小売業で、正社員で働く上では「土日休み・9時~18時勤務」の希望を通すのは厳しいことも多いからね。求職者の方の希望はもちろんすべてヒアリングしますが、現状をしっかり伝えて、条件の優先順位を整理するのもコンサルタントの大事な役割かなと思っています。
  • 吉川
    私が担当した求職者に、「小さいころから病気がちだったので、医薬品をご案内する仕事に興味が持った」という方がいました。確かに登録販売者は医薬品をご案内する仕事ではあるのですが、未経験者ですと、最初は医薬品以外の品出しやレジ業務で経験を積むことが大半です。医薬品の説明業務は、経験を積んでから任されるので、それをきちんと説明しなければ、入社後のミスマッチにつながってしまいます。
  • 浦部
    まさにそう。薬剤師と登録販売者の役割の違いもあいまいなまま→認識されずに資格を取っていらっしゃる方もいるので、その説明にもしっかり時間を割くようにしています。ただ、同じドラッグストアでも、食料品など商品の幅を広げてスーパーマーケットに近づけていこうという企業もあれば、駅前型の相談薬局として医薬品に特化していこうという企業もあり、接客スタイルはさまざま。各社の違いや、事業理念、今後のビジョンなどをよく理解して、求職者の希望にできるだけ添う、一人ひとりに合った提案をしていきたいよね。
  • 吉川
    そうですね。「登録販売者として長く活躍したい」と思ってもらえるような情報提供を。引き続き意識していきたいです。

対面で会って話すからこそ、求職者の人柄や能力、経験など一人ひとりの“輝き”を引き出せる

―これまで担当した求職者の方で、とくに印象に残ったケースはありますか?

  • 吉川
    たくさんあるんですけど、一つは、小売り未経験の元SEからコンビニエンスストアに転職した方ですね。SE時代にグループリーダーで人をまとめる立場にあり「もっと人とかかわる仕事をしたい」と思ったのがキャリアチェンジの動機だったそうです。前職の話だけ聞いたときは「業務内容も働き方も大きく変わるけれど、大丈夫かな」と思ったんです。でも、面談でお会いしたらとてもコミュニケーション能力が高く、この方なら周りのスタッフからもお客様からも愛されるだろうなと思いました。転職後は、持ち前のITスキルを活用して、店長会議資料を作成したり、お歳暮の発注リストを作成してオペレーション業務の軽減につなげたりと、店長の右腕としてとても感謝されているそう。そんな風に活躍の幅が広がるんだと、私自身が学ばされた経験でした。
  • 浦部
    いい話ですね。僕の場合はメンバーが担当したケースになってしまいますが、パートで入社した方が全国で一番売り上げの高い店舗に配属され、さらに店舗でナンバーワンの実績を上げている、という話を聞いたとき。「うちで紹介してよかったな」とうれしくなりました。求職者の方も、企業の採用担当も、現場スタッフもみんながハッピーになる。3者から「ありがとう」を言われる仕事だなと思います。

―アポプラスのコンサルタントならではの“強み”は何だと思いますか?

  • 浦部
    アポプラスのコンサルタントは、面談で必ず求職者に会うので、スキルや経験など経歴からだけでは見えない“その人が持つ魅力”に触れられるんです。企業への推薦時に「未経験ですが、これまでの仕事では、こんな思いで周りに接してきている方なんです」と、自分なりの視点で、その人の“光るところ”を伝えられる。そこがコンサルタントの腕の見せ所ですし、アポプラスだからこそできることなのかなと思います。
  • 吉川
    逆に経験者であれば、その方のスキルや経験のどこに注目して引き出すかも重要ですよね。
  • 浦部
    そうそう。例えば店長ポジションで推薦する際は、求人企業の店長と同等以上の能力があることをしっかりアピールしなければいけません。企業によって店長に求めるスキルは違うので「この企業ならば、求職者の実績をこう伝えよう」などと引き出していきます。求職者の中には、やってきたことのすごさに気づいていない方もいるので、実績は細かく聞くようにします。そのヒアリング次第では、入社ポジションがワンランクよくなったり、給与提示も希望より良くなったりする場合もあります。
  • 吉川
    それがまさに、コンサルタントが介在する価値ですよね。企業様からは、アポプラスの紹介は、採用決定からの入社率が高いというフィードバックをもらうこともあります。対面で話しているからこそ「この方には、あの企業が合う」と判断できますし、求職者にも企業の魅力やカルチャー、働き方の特徴など、いいことも悪いことをきちんと伝えられます。企業に対する深い動機付けができていることが大きいかもしれませんね。

幅広い知識をつけることで、登録販売者として活躍のフィールドは広がっていく

―コンサルタントとしてこれからも続けていきたいことやチャレンジしたいことはありますか?

  • 吉川
    入社後のフォローは丁寧に続けていきたいですね。現場で働いている方のリアルな意見を聞き、それを求職者に伝えられれば、コンサルタントとしての自分の強みになると思っています。この仕事をしていると、とても頼られているなと日々感じるんです。常に10人前後の求職者を担当していますが、みんなの期待に応えたい、という思いが原動力になっています。
  • 浦部
    そうですね。今後、登録販売者には「地域の相談員」としての役割がますます求められます。例えば栄養学の知識を身につけることで、医薬品と食事の両面からヘルスケアのサポートができるようになります。扱う商材が幅広いからこそ、知識を広げていって活躍していく。求職者の方には、そんなキャリアパスもあるよ、と伝えていきたいですね。
  • 吉川
    また、ドラッグストアのトレンドとして外せないのは、外国人観光客の方の来店数です。お土産をドラッグストアで買う方も増えているので、語学力もあるに越したことはありません。
  • 浦部
    そうそう。商品をほかの言語で説明できれば、それはすごく強みになりますね。語学力、栄養学の知識をはじめ、漢方、サプリメントの知識、ペット医薬品の知識、介護の知識など、自分の強みを見つけていけば、どんな環境でも求められる人材になれるはずです。面接では「ドラッグストア業界は今後どうなっていくか」を聞かれることもあるので、求職者の方にはこちらの見解を伝えるようにしています。
  • 吉川
    今後増やしていきたいのは、企業とのコミュニケーションです。求職者の方の求める条件は厳しくなっていますが、できるだけそこにマッチした企業を引き合わせたい。求職者の意向を尊重して、キャリアの提案をしていきたいんです。そのためにも、企業に求職者のニーズを伝え、企業側が求める条件や意向もしっかり持ち、両者のWin-Winをかなえられるようなコンサルタントでありたいですね。

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