ドラッグストア・薬局・薬事関連ニュースまとめ(2018年7月1日~15日)
こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
2018年7月1日~15日の業界に関するニュースをまとめてみました。
登録販売者として活躍している方・これから活躍したい方にとって、実務に活かせる情報や転職する際に有利になる情報など、登録販売者お役立ち情報を効率よく収集して頂けます。
<ドラッグストア・薬局情報>
●マツキヨが"お試しコスメ"に注力する理由(プレジデントオンライン)
ドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」が、新業態の店を増やしている。2015年9月から始めた「マツキヨラボ」の一部では、コスメの"テスター商品"を豊富に取りそろえ、今年6月には横浜市に11店目を開いた。流通アナリストの渡辺広明氏は、「ドラッグストアは売り場が均質化しており、価格や品ぞろえでネット通販に押されている。マツキヨラボはリアル店舗の生き残りの手段だろう」と分析する――。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180714-00025617-president-bus_all
●顧客満足V7「コスモス薬品」激安の秘密(プレジデントオンライン)
ドラッグストア業界で「顧客満足」が7年連続1位というチェーンがある。九州を拠点とするコスモス薬品は、食品の安さに定評があり、売り上げに占める食品の構成率は56%。地元では「医薬品も売っているスーパーマーケット」として満足度が高い。なぜそこまで安いのか。流通アナリストの渡辺広明氏は、「利益率の高い薬を販売した原資で、食品の薄利多売を実現している」と分析する。だが「快進撃が今後も続くとは言い切れない」ともいう。その理由とは――。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180712-00025616-president-bus_all
●マツモトキヨシ社長がイチオシするPBブランドのコスメとは?(マネーポストWEB)
その会社のトップとして社員を率い、意思決定を行う社長は、数多の自社商品に誰よりも詳しく、誰よりも深く愛しているであろう。そこで本誌は、主婦のファンも多いマツモトキヨシの社長にイチオシの自社製品は何か教えてもらうべく、直撃を敢行した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180702-00000002-moneypost-bus_all
●薬局に行かなくても薬剤師が... 全国初の「オンラインによる服薬指導」 愛知・岡崎市(メーテレ)
薬局に行かなくても薬剤師から服薬の指導を受けられます。
愛知県が国家戦略特区として全国で初めて開始した「オンラインによる服薬指導」のデモンストレーションが岡崎市で公開されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00183422-nbnv-l23
<新製品・薬剤情報>
●ネイチャーラボが記憶力の維持をサポートする機能性表示食品『忘れるもんか』を発売(@DIME)
日本で初めて大豆由来PS(ホスファチジルセリン)を配合した機能性表示食品
ネイチャーラボは、日本で初めて大豆由来PS(ホスファチジルセリン)を配合した機能性表示食品、『忘れるもんか』を7月1日(日)より一部のドラッグストア・バラエティストアにて先行発売する。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180703-00010010-dime-life
●コーセーがドラッグストア向けシワ改善クリーム発売(WWD)
コーセーは10月16日、高効能特化型ブランド「ワン バイ コーセー(ONE BY KOSE)」から目元や口元のシワを改善する薬用クリーム「ザ リンクレス」を発売する。同社は今年6月にシワ改善市場への参入を発表しており、9月16日に「コスメデコルテ(DECORTE)」から第1弾を百貨店、専門店に向けて発売。今回発表した第2弾はドラッグストアや量販店に向けた製品となる。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180703-00000136-wwdjapan-life
●<バルサルタン>発がん性物質混入で自主回収(毎日新聞)
あすか製薬(東京都港区)は6日、製造販売した高血圧症治療薬のジェネリック医薬品(後発薬)「バルサルタン錠AA」に発がん性があるとされる物質が混入した疑いがあるとして、自主回収を始めたと発表した。服用すると重い健康被害が出る可能性があるが、これまでに報告はないという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00000100-mai-soci
<業界情報>
●コンビニで男性に「ピーチの制汗シート」が売れている!(商業界オンライン)
メンズの制汗シートが世に出たのは、1996年2月のギャツビー洗顔ペーパーで22年前。
当時のコンビニの化粧品バイヤーは、マンダムの営業からプレゼンを受けたとき、「これはウェットティッシュなので、ティッシュやトイレットペーパーなど紙の担当にプレゼンして」と答えたそうだ。
この話、今や昔の笑い話になるほど、メンズの制汗シートは今ではコンビニになくてはならない商品となっている。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180710-00000898-shogyokai-bus_all
●米Amazon、医薬品業界参入。ついに薬が購入できるようになる?(GIZMODO)
本屋が消えていくように、ドラッグストアも消えていくんでしょうか...。
先週、米Amazonは処方薬のインターネット販売会社PillPackを買収すると発表。ついにポチっと処方薬を買えるようになるかもしれません。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180704-00010007-giz-sci
●Amazon上半期ランキング、サプリ部門 1位は?(健康産業新聞)
Amazonの上半期ランキング大賞がこのほど発表された。
サプリメント部門の第1位は明治の「ザバスホエイプロテイン」となった。集計期間は2017年11月13日~18年4月30日。ドラッグストア商品の"サプリメント部門"で1位になった「ザバスホエイプロテイン」はホエイプロテイン100%で、ビタミンB群やビタミンCも配合。ドラッグストア総合でも6 位にランクインしている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00010000-kenkoshin-ind
●資生堂化粧品が中国で突如売れ出した 若者の自己顕示とSNSの魔術(Jcastニュース)
資生堂は将来性を中国の若い世代の消費者に賭けた。現時点で見る限り、この選択は非常に成功している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180709-00000000-jct-bus_all
<行政情報>
●1市2町、市郡薬剤師会などと協定 地域防災(宮崎日日新聞)
宮崎市と国富町、綾町は6日、災害時の医療救護活動や医薬品の提供に関する協定を、市郡薬剤師会(宮本圭一郎会長)、日本チェーンドラッグストア協会県支部(横山英昭支部長)と締結した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00013667-miyazaki-l45
<その他関連情報>
●「経口補水液」コンビニに置いていない理由 実は家で簡単に作れるらしい......水分・塩分・糖分の「黄金比」(withnews)
熱中症予防に経口補水液を買う光景は、すっかりおなじみになりました。ところが意外にも、多くのコンビニやスーパーでは買えません。実は手作りもできるという経口補水液。そもそも、なんで生まれたのか? なんでコンビニで買えないのか? 調べてみました。
●化粧品など2500点万引 ベトナム人逮捕、転売目的か 兵庫県警(産経新聞)
兵庫など5県で万引を繰り返した上に大麻草を所持したとして、兵庫県警組織犯罪対策課は12日、窃盗や大麻取締法違反(所持)などの疑いで、ベトナム国籍で神戸市西区伊川谷町有瀬の無職、ファム・バン・トッウ容疑者(30)を逮捕、送検したと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180712-00000565-san-soci
●<アイシン精機>スギ薬局とライドシェア 愛知で実証実験へ(毎日新聞)
トヨタ自動車系部品メーカー大手のアイシン精機とドラッグストア大手のスギ薬局は、愛知県豊明市で自動車のライドシェア(相乗り)の実証実験を24日から始める。高齢者らを対象に、地域の病院やスーパー、市役所などに無料で送迎する。実験結果を踏まえ、来年以降に愛知県内などでの事業化を目指す。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000083-mai-bus_all
●外国客「沖縄満足」90% コンビニやドラッグ店人気 17年度観光調査(琉球新報)
2017年度に沖縄を訪れた外国人観光客のうち、旅行に「満足している」と答えた人の割合が90%を超えていることが県が実施した調査で明らかになった。「満足」とした外国人観光客の割合は、空路客が16年度比0・1ポイント増の95・1%、海路客が同0・5ポイント減の92%だった。航空路線の拡充やクルーズ船の寄港回数増加で沖縄を訪れる外国人観光客が増加する中で、満足度も高い状態となっている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00000014-ryu-oki
●コンタック、パブロン他 市販薬にも命に関わる副作用あり(Newsポストセブン)
薬の副作用には、盲点がある。医師から処方される薬については気にしていても、薬局やドラッグストアで売られている市販薬の場合、副作用の危険性など考えずに購入している人がほとんどではないか。しかし、医薬品としての効き目がある以上、市販薬にも副作用がつきまとう。命に関わる重篤な症状を引き起こすリスクを徹底調査した。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180702-00000002-pseven-life
●被災時の医薬品の管理 どうしたらいい?(BUZZFEED)
今回の西日本を中心とする豪雨により被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。私も今、薬局から50メートルほど先にある川が溢れるかどうか、近所の人たちと心配しながら見つめているところです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180707-00010003-bfj-soci
<総評>
今回のニュースまとめで気になるものは2つ。
1つは「遠隔服薬指導について」です。これが運用されて、有用性が高いことを理解されてくると全国への広がりを見せると思われます。特に離島やへき地医療において、それから都市部でも交通機関の便利の悪い人、カラダの不自由な方やご老人にとっては、かなりの福音となると思われます。
もちろん、これを悪用する人も出てくるのでしょうけれど、有用性の方が高いような気がしています。
それから、もう一つは米国Amazon.com社がオンライン薬局を展開する米国PillPack社を買収したニュース。これもPillPack社買収により、自宅配達も含め、複数薬局の処方も一元化してしまうことにより、アドヒアランスを向上させようという話です。特にアメリカの場合、薬局の一包化などが進んでいないのでこのようなサービスが注目されることとなったのだと思います。
世の中は店舗訪問型から在宅服薬の方へ舵を切り始めたと言っても良い出来事が続いた時期でした。あのタイミングが時代の潮目だったねと言われる時代に我々は生きていることを感じさせられる今回のニュースまとめでした。
※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。
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