【転職成功者インタビュー】Uターン転職で地元の企業へ。登録販売者はUターン転職に向いている？

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

今いる場所を離れて地元で就職するUターン転職。全国の調剤薬局やドラッグストアなど、就職窓口の広い登録販売者なら、選択肢の１つとして挙げられるでしょう。しかし、現在転職を検討中の方には「何から始めればいいかわからない」「今のスキルで転職できるか不安」といった悩みを持つケースも珍しくありません。

今回は、実際に転職を成功させたお二方のユーザーにインタビューをおこない、転職時に意識したことや成功させるためのポイントを答えてもらいました。これからUターン転職を考えている登録販売者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

• ・登録販売者のUターン転職について成功者にインタビュー
• ・【登録販売者インタビュー】Aさんの場合
• ・【登録販売者インタビュー】Bさんの場合
• ・まとめ｜登録販売者がUターン転職を成功させるためには転職エージェントを利用しよう

登録販売者のUターン転職について成功者にインタビュー

今回のインタビューでは、実際にUターン転職を成功させた登録販売者のお二方へ、転職活動中に苦労したことや、成功の秘訣について質問をさせていただきました。

なお、インタビューに際して以下の質問を用意しました。

• 登録販売者としてUターン転職をしようと決断した理由は何ですか？
• Uターン転職を成功させるために意識的に取り組んだことはありますか？
• 登録販売者がUターン転職を成功させるために必要なスキルや経験はありますか？
• Uターン転職を進めるうえで苦労したことはありますか？
• 地元での仕事と暮らしにおいて理想と現実のギャップはありますか？
• Uターン転職を成功させるために役立ったサポートはありますか？
• 登録販売者としてUターン転職をしてよかったことは何ですか？
• Uターン転職を検討している方に向けてのアドバイスやメッセージはありますか？

成功者の実体験は、転職活動において強い味方です。インタビューの内容を、自分の転職を成功させる材料にしましょう。

【登録販売者インタビュー】Aさんの場合

まずは、全国職としてドラッグストアに勤めていたAさんの体験談をご紹介します。Aさんは転職活動に際し、転職エージェントサービスを活用しました。

Aさんは登録販売者の資格だけでなく、徹底した自己分析や面接練習などに力を入れて転職を成功させています。実際の回答がこちらです。

登録販売者としてUターン転職をしようと決断した理由は何ですか？

全国職だからといって、地元を離れてまで働く必要はないと感じたからです。自分のやりたいことを叶えるため、また可能性を広げるためにドラッグストアへ入社しました。しかし現実は、人員が不足した店舗にただ送られるだけで、評価制度も労働環境も理想とはほど遠いものでした。

そのため、知り合いのいない場所より地元に戻って友人たちと気軽に会える距離で働いたほうがいいと思い、転職活動を始めました。

Uターン転職を成功させるために意識的に取り組んだことはありますか？

面接練習と書類作成に注力しました。並行して自己分析もおこない、志望動機や前職を辞めたいと思った理由など、前の就職活動時からどのような変化があったのかを明確化しました。現在の会社で自分がどのように働きたいか、どう活躍できるかイメージできた点がよかったと思います。

登録販売者がUターン転職を成功させるために必要なスキルや経験はありますか？

登録販売者の資格以外の特別なスキルはとくに必要ないと感じています。同業種への転職だからというのもあるかもしれませんが、重要なのは資格やスキルより「自身の経験を言葉にする・伝える能力」だと思います。前職の仕事内容や仕事中に工夫した点は、アピール材料として積極的に活用すべきです。

ただ、登録販売者の研修中なら、管理者要件を満たしていれば評価アップにつながると思います。実際に私の場合は、そこが採用の決定打だったようです。

Uターン転職を進めるうえで苦労したことはありますか？

退職理由と志望動機の作成です。前職の体制に不満があった点が主な退職理由なのですが、率直な意見を出しすぎてしまうと、どうしても印象の悪い文面になってしまいました。うまく内容を伝える方法や言い回しが思い浮かばなかったため、担当の転職エージェントの方に繰り返し添削してもらいました。

地元での仕事と暮らしにおいて理想と現実のギャップはありますか？

とくにギャップは感じていません。ただ、現在は実家暮らしなので、たまに一人暮らしが恋しくなりますね。

Uターン転職を成功させるために役立ったサポートはありますか？

１on１で面接練習してもらえた点が非常に助かりました。ただ面接の練習をするのではなく、自分の答えた内容に対して常にフィードバックしてもらえたことで、面接の質があがっていくのを感じられました。

Uターン転職だと面接官から「なぜ地元に戻るのか」という質問が来るのは避けられないのですが、印象を悪くせず私でも話しやすい内容を、実体験を元にして一緒に考えてくれたのがありがたかったです。私は今回が初めての転職だったので、面接官が見ているポイントを細かく説明したうえでフィードバックをしてくださったことも心強かったです。

登録販売者としてUターン転職をしてよかったことは何ですか？

友人に気軽に会えるので寂しくないことと、仕事がしやすいことです。友人との食事の日に急な残業が決まっても、少しの遅れで済みますし、気軽に遊びにいけるのでストレスを発散しやすいです。

個人的には郊外型のドラッグストアより都市型のドラッグストアの方が比較的働きやすいように感じます。現在の店舗は郊外型に比べて狭いため、何か作業をしている時に呼ばれても駆けつけやすいですね。忙しいですが毎日新しい商品が入ってくるので、充実した毎日を送っています。

Uターン転職を検討している方に向けてのアドバイスやメッセージはありますか？

ただ転職するというだけでも、時間と労力を使います。とくに面接時は、Uターンである点を確実に触れられるので対策は必須です。転職もある意味チャレンジだと思うので、新しい環境で「なりたい自分」を叶えるなら、それ相応に考えて工夫しなければなりません。

やることが多いので億劫になる気持ちもわかりますが、一歩踏み出す勇気が今を変える大きなきっかけになると思います。

【登録販売者インタビュー】Bさんの場合

次に、同じ登録販売者であるBさんの回答をご紹介します。Bさんは、両親の介護を理由にUターン転職を決意。急に転職の必要が生じたため、労働条件のすり合わせや求人探しに苦労したそうですが、納得のいく条件の職場への転職を成功させています。実際の回答がこちらです。

登録販売者としてUターン転職をしようと決断した理由は何ですか？

親の介護が必要になったことです。理由が理由なので転職せざるを得なかったのですが、突然のできごとだったので何から始めたらいいかまったくわからず、時間的な猶予もなかったので、転職エージェントに相談するところから始めました。

Uターン転職を成功させるために意識的に取り組んだことはありますか？

求人サイトのこまめなチェックと、有効な求人サイトの登録です。親の介護があると勤務体制に融通が利く職場でなければならなかったので、とにかく労働条件に注目しました。転職エージェントからの紹介だけでなく、自分でも有効な求人を探し続けたので、求人を精査する能力を養えました。

登録販売者がUターン転職を成功させるために必要なスキルや経験はありますか？

登録販売者の資格だけでなく、他の資格も持っていれば有利に転職を進められただろうなと感じます。ドラッグストア関連の民間資格はたくさんありますし、取得資格は多いほどいいと思います。

Uターン転職を進めるうえで苦労したことはありますか？

いつ採用が決まるかわからないので、転職と引っ越しのタイミングが噛み合わなかったことです。社会保険と厚生年金が切れた期間も発生したので、その間に病気やケガをしたら大変でしたね。

地元での仕事と暮らしにおいて理想と現実のギャップはありますか？

地方なので、交通は都市部より不便です。会社に公共交通機関での通勤を推奨されても、実家からのアクセスが悪いため仕方なくマイカー通勤に。ガソリン代は支給してもらえますが、駐車場代は出ないので支出が増えてしまいます。

Uターン転職を成功させるために役立ったサポートはありますか？

転職エージェントの方から有効な求人があったときにいち早く教えてもらえたことです。面接対策や書類の作成も手厚くサポートしてもらえたため、面接や書類選考で有効な求人を取りこぼすことも少なかったと思います。

登録販売者としてUターン転職をしてよかったことは何ですか？

両親の側にいられることです。喧嘩や文句の絶えない毎日ですが、自分のできる範囲でも親孝行できるので、登録販売者の資格を取得してよかったと感じます。

Uターン転職を検討している方に向けてのアドバイスやメッセージはありますか？

転職活動を始めると、生活環境がガラッと変わります。転職活動中は面接練習や求人探しが普段の生活にプラスされて毎日忙しいですし、新しい職に就いても落ち着くまで時間がかかるものです。単身の転職なら影響があるのは自分だけですが、家族がいる方ならそうもいかないと思います。

ただ「今の環境じゃダメだ」と思うなら、Uターン転職はいいきっかけです。Uターン転職でしか味わえない醍醐味もあるので、ぜひ頑張ってみてください。

まとめ｜登録販売者がUターン転職を成功させるためには転職エージェントを利用しよう

今回インタビューさせてもらったお二方は、どちらも転職活動に際して転職エージェントサービスを利用しています。手厚いサポートとご本人の努力によって、スムーズに転職できた成功例といえるでしょう。

現役で働きながら転職活動をするには、労力と時間が欠かせません。これは、お二方の回答でも共通しています。現職と転職活動を同時にこなすのには相当な気力と体力が必要です。有効な求人や理想の働き方を求めるなら、転職のプロである転職エージェントに相談するのをおすすめします。

アポプラス登録ナビは、登録販売者に特化した転職エージェントとして、数多くの転職希望者をサポートしています。求人のマッチングから面接シミュレーションまで、幅広いサポートを実施しているため、転職を成功させたい方はぜひお気軽にご相談ください。