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【登販】ドラッグストアはやめたほうがいい?懸念点や対策を解説

【登販】ドラッグストアはやめたほうがいい?懸念点や対策を解説

【登販】ドラッグストアはやめたほうがいい?懸念点や対策を解説

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

登録販売者の就職先として、ドラッグストアを選ぶ人は少なくありません。しかし、業界では「ドラッグストアはやめたほうがいい」といった意見も散見され、応募に迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ドラッグストアが向いているかは、自身の希望する働き方や待遇によって異なります。

適した就職先を見つけるには、フラットな視点が大切です。今回は、就職・転職先の選定やキャリアアップで迷っている方に向けて、ドラッグストア勤務の実態や登録販売者の代表的な就職先について解説します。

目次

【登販】ドラッグストアはやめたほうがいいといわれる3つの理由

【登販】ドラッグストアはやめたほうがいいといわれる3つの理由

医薬品業界にはさまざまな形態の仕事が存在し、中でもドラッグストアは調剤師、登録販売者の間で人気が高い職業です。しかし、実際にドラッグストアで勤めている方の中には、ドラッグストアへの就職・転職に対して否定的な意見を述べるケースも少なくありません。

ここでは、なぜドラッグストア勤務に対して否定的な意見があるのか、主な理由を3点紹介します。

土日休みがないから

ドラッグストアは、原則として土日祝日も営業する店舗がほとんどです。そのため、勤務態勢はフルタイムもしくはシフト制が採用されています。平日より祝日が忙しい業種であるため、一般的なサラリーマンのような土日休みは難しいでしょう。

たとえば、保育園に預けているお子様がいる方や、土日に予定を立てたい方が正社員として勤務するのは不向きだといえます。

また、正月休みやお盆など、まとまった休日を取得するのが難しい点も、否定的な意見が多い理由です。ドラッグストア勤務はいわゆる「サービス業」に該当するため、休みが不規則な傾向があります。

就業時間が不規則になりがちだから

ドラッグストアでは、店舗の営業時間に則した勤務時間が設定されます。たとえば、10時開店で24時閉店の店舗なら、早番と遅番の2交代シフト制が一般的です。

営業時間が短い店舗ならフルタイム勤務のみの可能性もありますが、基本はシフト勤務と認識しておいたほうがよいでしょう。また、繁忙期や人員不足の店舗は、残業もあり得ます。他店舗からのヘルプがない場合や休暇を取っている人員がいる場合は、長時間の勤務となるでしょう。

ドラッグストアは人員の状況・営業時間・シーズンによって勤務時間が不規則になりがちです。

登録販売者としての仕事以外が大変だと思われるから

ドラッグストアは接客や在庫管理など、医薬品関係以外の業務を兼任する場合がほとんどです。人員状況次第では、勤務の半分以上をレジ打ちや仕入れ業務に費やすといったケースもあります。

以下は、厚生労働省が調査した、ドラッグストア店員が担当する業務の実施割合です。

医薬品販売/登録販売者(厚生労働省)

出典:医薬品販売/登録販売者(厚生労働省)

上記の結果から、医薬品に関する業務と同じ頻度で、雑務も担当していることがわかります。

必ずしも毎日が雑務ばかりとは限りませんが、人によっては「この仕事がしたいわけではなかった」と感じることもあるでしょう。ドラッグストアは、接客やレジ打ちなど雑務が苦手な方には不向きといえます。

登録販売者がドラッグストアで働くメリット

登録販売者がドラッグストアで働くメリット

ドラッグストア勤務には否定的な意見も散見されますが、実際のところは、登録販売者に人気が高い職場です。ここからは、なぜドラッグストアが就職先として人気なのか、主なメリットについて解説します。

スキルをダイレクトに活かせる

ドラッグストアに常駐する登録販売者は、来店した顧客に対して医薬品のアドバイス・販売をおこなうのが主な業務です。そのため、資格取得で培った知識やこれまでの経験を直接業務に活かせます。

商品の品出しや在庫管理も業務に含まれますが、他の業種よりも顧客との接点を持ちやすいため、仕事に対するやりがいを感じやすいでしょう。

近年は、軽度の症状なら病院に行かず自分で対処する「セルフメディケーション」の概念が普及しつつあります。医療や医薬品に関するアドバイスがほしい一般の方にとって、ドラッグストアの登録販売者は気軽に薬の相談ができる相手の1人です。

セルフメディケーションの考えが今後も広まることを考慮すれば、登録販売者のスキルは今後もドラッグストアで大いに役立つでしょう。

需要が期待される

近年、ドラッグストアの店舗数が増加傾向にあります。経済産業省の調査によると、ドラッグストアの店舗数は2015年から2019年まで5年連続で上昇しています。

それに伴って、常駐の登録販売者または薬剤師の需要が高まっています。OTC医薬品(第1類医薬品・第2類医薬品・第3類医薬品を含む市販薬のこと)は、専門資格の保有者がいなければ一般販売できないため、店舗を運営するには資格保有者を確保しなければなりません。

したがって、登録販売者は名称独占資格(資格がないと従事できない仕事)のスタッフとして、業界でも高い市場価値をもちます。ドラッグストア市場の成長と登録販売者資格試験の必要性を考慮すれば、登録販売者は今後も高い需要が見込まれるでしょう。

参考:経済産業省「商業動態統計」

同業他社への転職が有利

ドラッグストア勤務の経歴がある登録販売者は、同業他社への転職において有利です。ドラッグストアは全国各地に店舗が存在するため、何らかの理由で転職が必要な場合でも、就職に困ることは少ないでしょう。

とくに、地方は人材不足が激しいため、薬剤師や登録販売者は貴重な存在です。経験が豊富な人材ほど有利な採用条件で再就職できるでしょう。また、転職を機に店長や店舗責任者としてキャリアアップする道もあります。

ドラッグストアで身につけたスキルは他の職場でも活かせる

ドラッグストア勤務では幅広い業務を担当するため、培ったスキルを他の職業でも活かせます。これは、登録販売者の資格を必要とする仕事に限らず、異業種でも同様です。

たとえば、接客や医薬品に関するアドバイスによって培ったコミュニケーションスキルがあれば、営業職やカスタマーサポートの仕事に活かせます。

また、2009年に施行された薬事法改正や2014年の医薬品のインターネット販売解禁など規制緩和がなされたことで、エステサロンやECサイト運営など、登録販売者が活躍できる場が広がりました。

また、スキルや資格を応用してフランチャイズオーナーや医薬品のインターネット販売業を開業するのも選択肢の1つです。

ドラッグストアへの就職を希望する方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

関連記事:登録販売者必見!2023年度版ドラッグストアホワイト企業ランキング
参考:厚生労働省「一般用医薬品販売制度の改正について」
参考:厚生労働省 医薬食品局 総務課「一般用医薬品のインターネット販売について」

登録販売者が活躍できる他の職場を紹介

登録販売者が活躍できる他の職場を紹介

前述したように、登録販売者の資格は、就職や転職の幅を広げるのに有用です。働き口はドラッグストアだけに限らず、さまざまな職場を検討するとよいでしょう。ここからは、登録販売者の資格が活かせる職種や活躍できる職場について解説します。

薬局

登録販売者の就職先として、調剤薬局が挙げられます。調剤業務は薬剤師しか担当できませんが、補助業務として医薬品にかかわれるため、業界の知識を深めたい方に向いている職業です。

他にも、調剤薬局に常駐する登録販売者は、以下の業務を担当します。

  • OTC(一般用医薬品)の販売
  • レセプト(医療報酬の明細書)入力
  • 受付/窓口業務

ドラッグストアと同様に雑務も含まれますが、医薬品との距離感はドラッグストアよりも身近です。調剤薬局の主なメリットは、勤務時間が一般のサラリーマンに近い点です。調剤薬局の営業時間の平均は9:00〜18:00で、場所によっては20時まで営業するところも存在します。

ドラッグストアに比べて勤務時間が規則的な点は魅力のひとつです。また、日曜・祝日は休みの場合が多いため、保育園に預けているお子様がいる方でも安心して働けます。

コンビニ

近年はコンビニで医薬品を購入するニーズが高まっており、店舗での医薬品販売を目的として登録販売者を募集する求人が散見されます。コンビニ求人は総じて高収入、高時給なケースが多く、福利厚生も比較的充実しています。

また、コンビ二で登録販売者として勤務した経歴がある人材は、同じ業界で転職する際に優遇される傾向があります。コンビニは全国に店舗があるため、ライフイベントに伴う引っ越しでも容易に転職できるでしょう。

勤務時間や雇用形態は求人によって異なるため、応募する際は待遇や条件をよく確認しましょう。

スーパー

ドラッグストアやコンビニと似た業態で働くなら、医薬品販売コーナーがあるスーパーも候補として挙げられます。近年は、医薬品販売も兼ねた大型のスーパーも多数存在しており、常駐する登録販売者が求められています。

スーパーの主なメリットは、勤務形態が柔軟な点です。社員採用なら2交代のシフト制が一般的ですが、パートやアルバイトとしての採用枠も存在します。希望の勤務形態で働けるため、勤務できる時間が限られている方や、フルタイム勤務を避けたい方に向いています。

登録販売者の多様な働き方についてもっと知りたい方は下記もぜひ参考にしてください。

関連記事:登録販売者=ドラッグストアだけじゃない!多様な勤務先を解説

登録販売者はドラッグストア以外でも活躍している

登録販売者はドラッグストア以外でも活躍している

登録販売者は、ドラッグストア以外にも幅広い業界で活躍できる人材です。資格の取得難易度が比較的高いため、勤務経験や資格保有者であることをアピールできれば、さまざまな業種にチャレンジできるでしょう。

ここからは、登録販売者が異業種に挑戦できる理由と、転職のポイントについて解説します。

登録販売者のおよそ5割が転職を経験

アポプラス登録ナビが40代以下の登録販売者に実施したアンケートによると、登録販売者のうちおよそ5割が転職経験者です。そのうち、約6割が登録販売業界に、残りは医薬品関係以外の業種に転職していると判明しました。

登録販売者は数ある専門資格の中でも合格率平均40〜50%の難易度が高い資格です。簡単に取れる資格ではない以上、保有することで学習能力が高い人材であることを証明できます。そのため、医薬品業界以外に挑戦する際でも、有利に転職を進められるでしょう。

アポプラス登録ナビが実施した登録販売者の転職に関するアンケートについては、以下を参考にしてください。

関連記事:【アンケート調査】登録販売者の5割は転職経験あり!ドラッグストア以外への転職も?

未経験の仕事にチャレンジする場合もある

登録販売者の資格を活かせる職場は、ドラッグストアだけとは限りません。たとえば、薬品類に関する知識を活かして薬剤メーカーの営業職に転職できます。商品に関する知識やコミュニケーション能力、プレゼンテーション力をアピールできるため、転職において有利です。

このように、登録販売者の資格や勤務経験は、活用方法次第でさまざまな業界に進む足がかりになります。医薬品業界への転職で有利なのは間違いありませんが、他の資格や経験を組み合わせれば、他業種への道も開けるでしょう。

登販は転職エージェントに相談しながらの就職先選定がおすすめ

自身に合った働き方や目的が判然としない場合は、転職エージェントへの相談をおすすめします。転職エージェントは、求人や転職をサポートするプロ集団です。転職希望者の最適な働き方や目的にマッチした求人のピックアップや、採用面接の支援など幅広いサポートを受けられます。

登録販売者が転職求人を見つける手段は、以下のとおりです。

  • 転職エージェント
  • 自己応募
  • 友人の紹介

自己応募や友人の紹介も有効な手段ですが、理想の求人を見つけるまで長い期間を必要とします。また、よい求人を見つけても書類選考や面接で落ちてしまっては元も子もありません。

登録販売者の就職先は幅広く、職種によって勤務形態や担当業務が大きく異なるものです。たとえば、調剤薬局だと固定時間勤務、24時間営業のドラッグストアだと2交代シフト制が大半を占めます。

職種の待遇や勤務条件を吟味せずに就職先を選ぶと、自身のライフスタイルとミスマッチが生じるでしょう。これから就職・転職する予定の登録販売者の方は、自身のライフスタイルや目的にあった職種や職場を選ぶことが大切です。

登録販売者が転職エージェントを使う3つのメリット

登録販売者が転職エージェントを使う3つのメリット

登録販売者専門の転職エージェントサービスを利用するメリットは、主に以下の3点です。

  • ドラッグストアが適しているかを客観的に見てもらえる
  • 自分に適した求人を見つけてもらえる
  • 選考のサポートまで依頼できる

ここからは、上記3点のメリットについて解説します。

ドラッグストアが適しているかを客観的に見てもらえる

求職者の中には、自分の希望する働き方やライフスタイルが職種にマッチしているか、疑問に思う方も珍しくありません。そのような場合は、転職エージェントへ相談しましょう。登録販売者専門の転職エージェントは、いわば医薬品業界の採用に精通した転職のスペシャリストです。豊富な実績と知識で求職者の自己分析や適職診断をサポートしてくれるため、マッチ率の高い職種を見つけられるでしょう。

登録販売者が就ける職種は多種多様で、選ぶ業種によって勤務態勢や業務内容が異なります。就職口が幅広いからこそ、転職エージェントの利用で適切な仕事を見つけましょう。

自分に適した求人を見つけてもらえる

登録販売者は、転職において市場価値が高い人材です。しかし、求人の中には待遇が悪いものもあれば、求人情報と実態が異なる職場も存在します。数多ある求人から自身に合った仕事を自力で見つけだすのは難しいでしょう。

転職エージェントに相談すれば、求職者の希望に合った求人を紹介してもらえ、転職活動に使う時間を短縮できます。また、一般に公開していない求人を扱っている点も魅力です。

転職活動に時間を割けない方や、待遇にこだわる方は、転職エージェントの利用が向いているでしょう。

選考のサポートまで依頼できる

転職エージェントサービスでは、職種の適正診断・求人のピックアップ・内定までのサポートの依頼が可能です。配属されるエージェントは求職者が転職活動でつまずきやすいポイントを熟知しているため、適切かつ高度なアドバイスをもらえます。

また、転職エージェントのアドバイスを活用すれば、次に転職活動する場合でも、他の応募者よりスムーズに選考を進められます。転職に関する知識を深める意味でも、転職エージェントの利用はおすすめです。

まとめ|登録販売者は自分に適した職場を見つけよう

登録販売者は、ドラッグストアや調剤薬局にとって貴重な人材です。無資格の人よりも有利な条件で転職活動を進められるからこそ、働き方や目的に合った職場にこだわりましょう。

しかし、優良な求人や職場を自力で見つけるのは簡単ではありません。そのため、転職活動を始める際は、転職エージェントサービスの利用を推奨します。

アポプラス登録ナビは、登録販売者に特化した転職エージェントとして、数多くの転職希望者をサポートしています。求人のマッチングから面接シミュレーションまで、幅広いサポートを実施しているため、転職を成功させたい方はぜひお気軽にご相談ください。

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