ドラッグストア・薬局・薬事関連ニュースまとめ(2019年8月1日~15日)
こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
<一般用医薬品(OTC)>
●現役女医が選んだ実際にのんでいる市販風邪薬、1位は?
じめじめとした梅雨が長く続いたが、7月13日に奄美地方で過去3番目に遅い梅雨明けが発表され、少しずつ夏らしい天気になってきた。
夏風邪のしつこさは、言わずもがな。早めに治しておかないとひと夏の間、ずっと体調が優れない、なんてことになりかねない。病院に行きたいけど、時間もない。駆け込んだのはドラッグストア。実は医療のプロである女医たちも、同様の経験を多くしている。
https://www.news-postseven.com/archives/20190721_1413432.html
●市販の頭痛薬「依存」で、胃・肝臓が重篤な病気の危険...まずは病院での受診が重要
先日とある患者さんが、「ドラッグストアの人は"店員さん"みたいだから、薬のことは聞きづらい」と薬局のカウンターで話してくれました。これを聞いた私は、胸の奥がムズムズしてしまいました。
https://biz-journal.jp/2019/07/post_110718.html
●大衆薬分野でM&A検討 ロート製薬の杉本新社長、ブランド買収視野
ロート製薬が、医師の処方箋なしで購入できる一般用医薬品(OTC医薬品)の製品拡充に向け、M&A(企業の合併・買収)も検討していることが23日、分かった。
<注目の新商品>
●マツキヨ、機能性表示食品3種を新発売...店頭でカウンセリングも
(株)マツモトキヨシホールディングスは25日、プライベートブランドの「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」のサプリメント新シリーズとして、機能性表示食品「matsukiyo LAB機能性サプリメント」3種を8月10日から全国のマツモトキヨシグループ全店で発売する。※一部店舗を除く
https://www.tsuhannews.jp/70540
<ドラッグストア・薬局業界>
なぜココカラファインなのか?ドラッグストア業界で争奪戦激化の裏事情
コンビニエンスストアや地方のスーパーマーケットは、「ドラッグストアに殺される」と怯えている。ドラッグストアは薬で利益を上げており、その分、食品などを安くできる。コンビニや地方のスーパーは価格競争で勝てないのだ。そんななか、巨大なドラッグストアが誕生しそうな雲行きとなっている。
https://biz-journal.jp/2019/07/post_111082.html
●ドラッグストアのインバウンド消費/6月訪日リピーターに洗顔料人気
True Data(トゥルーデータ)は7月31日、全国ドラッグストアのPOSデータによる2019年6月のインバウンド消費動向調査を発表した。
https://www.ryutsuu.biz/sales/l073123.html
●食費の節約にはドラッグストアがお役立ち
大手のドラッグストアでは薬品以外の日用品・食品も豊富に取り扱っており、価格もスーパーより安く設定されていることが多くなっています。 我が家でもスーパーよりドラッグストアでの買い物が増えていて、利用価値の高いお店だと感じています。
https://allabout.co.jp/gm/gc/421509/
<その他関連情報>
●現役トレーナーに聞く、"プロテイン女子"のための賢いプロテインのとり方
美味しいものが食べたい。でも体型のことも気になる...。そんな人のために、トレーナーの宮本健太郎先生がレクチャーする「筋肉メシ」。今回のテーマは「プロテインの摂り方」です。
https://www.excite.co.jp/news/article/Syokuraku_35801/
●【生涯現役脳をめざせ!】識別難しいうつ病と認知症、見分けるポイントは?
認知症の初期症状としてみられる「意欲低下(アパシー)」。刺激対象に対して関心が湧かず、何事に対しても無気力になる状態は、しばしばうつと混同される。その違いを知るポイントについて聞いた。
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/190723/hea1907230002-n1.html
●糖尿病の人は熱中症リスクが高い? 熱中症を予防するための10ヵ条
7月の冷涼が一転し、暑さが本格化している。日中は35℃、夜間でも25℃を超えることが珍しくなくなった日本の夏。ウォーキングなどの運動を中断しようと考える人も少なくないだろう。暑い日に安全に過ごすためのポイントをまとめた。
https://dm-net.co.jp/calendar/2019/029336.php
<総評>
8月1日~15日配信分で注目したい記事はこの2つです。
●市販の頭痛薬「依存」で、胃・肝臓が重篤な病気の危険...まずは病院での受診が重要
頭痛に悩んでいても、病院に行ったり、薬剤師や登録販売者に相談したりせずに、市販の頭痛薬を決め打ちで購入する人は多いでしょう。市販薬であっても、頭痛薬に含まれる消炎鎮痛剤には副作用があり、胃や腎臓の血流を悪くし、重篤な病気につながることがあります。病院で処方された薬であれば、経過観察でこういった副作用に対処できますが、市販薬の場合は、自覚症状が出たころには症状が進んで治療が難しくなる、などといったことになりかねません。市販の頭痛薬を過信せず、薬を飲まないと治らないような頭痛が続くときは、病院に相談するようにしたいものです。
●食費の節約にはドラッグストアがお役立ち
ドラッグストアでは、薬剤だけでなく化粧品や食品、雑貨も取り扱っているところが多く、消費者になくてはならない便利な店になっています。最近ではプライベートブランド商品に力を入れるドラッグストアチェーンも登場し、生鮮食品以外の日用品はドラッグストアで購入するという、「節約術」を使う人も現れるほど。今後ますます、薬剤以外のドラッグストアの品ぞろえに注目が集まりそうです。
※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。
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