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登録販売者が有利な転職先とは?資格のメリット・デメリットについても解説

登録販売者が有利な転職先とは?資格のメリット・デメリットについても解説

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

ここ数年、登録販売者のニーズが高まってきたことにより、より環境のよい職場への転職を考える登録販売者が増えています。

そこで今回は、登録販売者の資格を持っていることで有利に働く転職先やメリット・デメリットについて詳しく解説しますので、是非転職する際の参考にしてください。

【目次】

登録販売者の市場について

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2009年に薬事法が改正されたことにより登録販売者は第1類医薬品を除く一般用医薬品が販売できるようになりました。それまで薬局やドラッグストアのみの取り扱いだった一般用医薬品が、スーパーやコンビニエンスストアなどでも販売できるようになったことから、登録販売者の活躍する場が増え、そのニーズは以前よりも高まっています。

さらに、2015年には登録販売者の受験資格が緩和され、資格取得者は年々増加傾向にあります。2021年には登録販売者の数は30万人を超え、登録販売者はすでに飽和状態ではないかといわれています。

引用元:厚生労働省|これまでの登録販売者試験実施状況等について

そんな中、2014年には薬機法が施行されました。それまで第3類医薬品のみ許されていた医薬品のネット販売が全面解除され、一定ルールはありますが一般用医薬品の販売が可能となりました。昨今のインターネットの普及や新型コロナウイルスの影響により通信販売の利用者が増加している中、一般用医薬品においてもその市場はさらに拡大しています。

さらに、全国的にドラッグストアの数も増えていることもあり、一度は飽和状態といわれた登録販売者ですが、今後もニーズは継続していくと予想されます。

登録販売者として働くメリット

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登録販売者が人気の職業として選ばれる理由は、数多くのメリットがあるためです。ここからは、登録販売者として働くメリットを分かりやすくご紹介します。

メリット1)資格手当が期待できる

その職場によって変わりますが、登録販売者の資格を持っていることで資格手当が支給されるケースがあります。金額は月額で5千円から1万円程度ですが、年間に相当すると6万円から12万円になります。同じ仕事をしていて、これだけの収入が上乗せされるのは大きな魅力です。

メリット2)就職先が多い

前述の通り、年々登録販売者が活躍できる場所が広がっています。ドラッグストア自体の店舗数が増え、薬局、スーパー、さらにはコンビニエンスストアでも登録販売者の資格を活かして働けるようになりました。店舗で接客をするのが苦手な方は、ネット販売に携わる仕事を探すこともできます。さまざまな勤務先を選択肢として検討できるのは、就職・転職活動において非常に心強いことではないでしょうか。

メリット3)独立やキャリアアップが可能

また、登録販売者はその資格を活かして独立開業することが可能です。収入アップを目指すなら独立開業を視野に入れて働くこともおすすめです。最近では、フランチャイズに加盟して出店する手段もあります。

また登録販売者は、店舗責任者のあとも実力次第ではキャリアアップすることが可能です。もちろんそのたびに収入アップしていきますので、大きな魅力といえます。

店舗管理者になるためには登録販売者の資格は必須条件です。登録販売者として一定の評価を得ることができれば、店舗管理者・エリアマネージャーといったキャリアアップにつなげることができます。

メリット4)医薬品を通じて地域の人の健康を守る

近年日本では少子高齢化が大きな問題となっており、厚生労働省では、一般用医薬品を活用し自分自身の健康管理をおこなう「セルフメディケーション」の推進をおこなっています。

そこで注目されているのが、一般用医薬品の知識を持ち合わせている薬剤師や登録販売者の活躍です。ドラッグストアなどで薬を買う際に、購入者が自分の症状に合うものを的確に選択できるよう、「専門家・アドバイザー」としての役割が求められています。地域の人々の健康に寄与する仕事というのは、責任感ややりがいを感じられるのではないでしょうか。

登録販売者として働くデメリット

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登録販売者になることでデメリットになるようなことは、ほとんどないといえます。しいてあげるなら、接客以外の業務が多いという点をデメリットに感じる方もいることでしょう。例えば、品出しやレジ打ち、商品の在庫管理や発注業務など、ドラッグストアなどでは医薬品販売以外にも求められる仕事が多いです。

薬剤師と比べて不利なことはある?

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薬剤師と登録販売者の違いは、販売できる医薬品の種類です。すべての医薬品を取り扱える薬剤師に対し、登録販売者は第1類医薬品の販売をおこなうことができません。しかし、この違いは登録販売者に不利に働くのかというと、全くそうではありません。

薬剤師のみが販売できる第1類医薬品は、医薬品全体の1割以下になります。最近では、第1類医薬品を置かずに営業するドラッグストアも増えており、そのような店舗はほとんどが登録販売者のみで営業をおこなっています。薬剤師の方が人件費が高くつくため、こうした仕組みでコスト削減に取り組んでいるという現状があります。

登録販売者の資格が有利に働く転職先

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登録販売者の資格は、転職に大きく役立ちます。ここからは、登録販売者が活躍できる転職先を紹介します。

ドラッグストア

まず登録販売者の就職先として一番多いのが、ドラッグストアです。店舗数が多いため転職先としても探しやすく、店舗側も有資格者を求めています。一般スタッフよりも専門店来な知識を持っているため、転職後すぐに現場で活躍することができるとアピールができます。

また前述の通り、第1類医薬品を販売しないドラッグストアも多くあり、店舗管理者の資格をクリアしている登録販売者を採用し、そのまま店舗を任すといったケースもよく見受けられます。

すぐに「活躍したい」「責任ある仕事がしたい」と考えている登録販売者にとって、ドラッグストアへの転職は最適ではないでしょうか。

製薬会社

これまでに登録販売者として勤務したOTC(一般用医薬品)販売や、お客さまとの接客の経験を活かし、製薬会社でも働くことが可能です。製薬会社での仕事は、自社の売りたい商品や新製品を売り込む営業が主な仕事になります。

製薬会社では自社で取り扱う商品の知識を身につけるため、新人社員は入社後にレクチャーを受けたり研修をおこなう必要があります。しかし、登録販売者は基本的な専門知識をすでに持ち合わせているため、即戦力として活躍することができます。

また、製薬会社だけでなく、医薬品の卸しメーカーや日用品メーカーといった一般用医薬品に関係した企業などでも、登録販売者の資格保持者を採用しているケースが多く見られています。

ネット通販など

さらに、登録販売者はネット通販をおこなっている企業でオペレーターとして活躍することも可能です。顧客からの健康に対する相談や質問などに、登録販売者としての知識を十分に活かすことができるでしょう。

ネット通販の仕事は、ドラッグストアなどでおこなわなければいけないレジや品出しといった一般業務はなく、身だしなみの制限や残業がほとんどないのがメリットです。

登録販売者が即戦力になる転職先を探すには

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登録販売者のメリット・デメリットについて、お分かりいただけたでしょうか。そうはいっても、いざ転職を始めようとすると、「どのように転職先を見つけたらいいのか」「どの職場であれば活躍できるのか」など迷うことがあると思います。

そのような方におすすめしたいのが、登録販売者に特化した転職エージェントです。転職エージェントでは、自分に合った転職先を探すことはもちろん、以下のようなメリットがあります。

おすすめポイント1)仕事をしながらでも転職活動を進めやすい

まず一つ目が、現在の仕事をしながらでも転職活動をおこなえる点です。転職エージェントでは、まず利用者に転職先や希望条件などをヒアリングします。電話でも可能なため、店舗に出向けない人でも安心して転職活動を始めることができます。

また、一人での転職活動は仕事と両立するには体力的にしんどいものです。転職エージェントを活用することで、「仕事を探す」「応募する」などの作業を省くことができ、現在の仕事に支障をきたすことなく進めることができます。さらに、転職エージェントでは面接の日程調節や採用されるためのノウハウなども指導してくれるため、効率よい転職活動が実現するでしょう。

おすすめポイント2)業界知識が豊富

登録販売者に特化した転職エージェントは、登録販売者の採用を考えている企業とのつながりが非常に深いです。そのため、現在の登録販売者市場の動向やどのような登録販売者が求められているのかなど、業界全体の最新情報を入手することができます。

登録販売者の中には、転職を考える際に多くの不安や悩みを持たれている方もいるでしょう。しかし、このように業界知識を持っている転職エージェントを利用することで、自分に合った最適な転職先を見つけることができるはずです。

まとめ|資格を活かして転職を進めよう

この記事では、登録販売者が有利になる転職先や、資格を持っていることのメリット・デメリットなどについて解説してきました。

現在、登録販売者のニーズは大きく高まっています。新たに登録販売者になる方も増えていますし、今よりもよい条件の職場を見つけようと、転職を希望する登録販売者も増えています。その中で、登録販売者の資格は転職に大きな役割を担っています。有利な条件で転職できるのはもちろん、さまざまな活躍の場から選択できるのが大きな強みではないでしょうか。

また、転職する際には転職エージェントの利用をおすすめします。今回ご紹介したように、登録販売者に特化した転職エージェントは豊富な業界知識を持っています。自分に合った職場探しをサポートしてくれるだけでなく、一人では解決できない問題や悩み、相談事にも乗ってくれるため、安心して転職活動を進めることができます。

これから転職を考えている登録販売者の方は、その資格を十分に活かして、より活躍できる最適な職場を見つけてください。

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