登録販売者従事登録とは
こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
販売従事登録とは
登録販売者試験の合格者が、登録販売者として一般用医薬品の販売又は授与に従事しようとする時は、従事する店舗等の所在地の都道府県で販売従事登録をする必要があります。
この販売従事登録をしないと、登録販売者試験に合格していても、一般医薬品の販売又は授与することは出来ません。
登録販売者としてお仕事をする上で、販売従事登録をすることは非常に重要であることが、お分かり頂けるかと思います。
ちなみに、複数の都道府県では、販売従事登録を行うことはできませんが、登録を行った都道府県以外で従事することは可能です。
全国の登録販売者試験合格者数と販売従事登録者数
| 年度 | 合格者数 |
|---|---|
| 2011 | 16,006 |
| 2012 | 12,265 |
| 2013 | 13,381 |
| 2014 | 13,625 |
| 2015 | 22,854 |
| 2016 | 23,321 |
| 年度 | 販売従事者数 |
|---|---|
| 2011 | 109,139 |
| 2012 | 121,385 |
| 2013 | 132,791 |
| 2014 | 143,084 |
| 2015 | 159,733 |
| 2016 | 174,148 |
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat) ![]()
衛生行政報告例(厚生労働省)を加工して作成
登録販売者合格者数は年々増加しています。 その中でも2015年から合格者数が急増していることがこの表から見てとれます。 増加の理由として、
①未経験者の受験が可能になったこと
②登録販売者の認知度の向上
③求人数の増加
④セルフメディケーション税制の導入
などが挙げられます。
合格者に対して販売従事者数は毎年約1万人ずつ増加してきており、年々増加しています。
増加の理由として、
①試験の合格者数の増加
②求人数の増加
③医薬品取扱いの増加
が挙げられます。
インバウンドの影響もあり、ドラッグストアの店舗増加や、セルフメディケーション税制の導入など、ドラッグストアなどで勤務している登録販売者の重要性が高くなってきています。
それに伴い登録販売者の需要も増えていることが、この結果から読み取れますね。
販売従事登録の申請方法
まず、登録販売者として働ける勤務先が決まったら、勤務する管轄の保健所に申請をする必要があります。
保健所に必要書類と手数料を提出し、約2週間で販売従事登録証がお手元に届きます。
【販売従事登録の時に必要なもの】※兵庫県福祉保険局例
1. 販売従事登録証申請書類
2. 登録販売者合格通知書
3. 戸籍謄本
4. 医師の診断書
5. 使用関係を示す書類
6. 登録手数料:7,100円 ※都道府県により料金は異なります。
・1、4、5については各都道府県の書式がありますので、各都道府県のHPからダウンロードすることができます。
如何でしょうか。今後、登録販売者の需要は高くなってくることが予想されます。
勤務先もドラッグストアはもちろん、スーパー内のドラッグコーナー、家電量販店、コンビ二、配置薬営業など、幅広い勤務先が増えてきております。
販売従事登録方法はもちろん、登録販売者資格や求人についてなど、ご応募からご入社後のフォローまであなたのご不安な点をサポートさせて頂きますので、当社担当者までお気軽にお問い合わせくださいね!
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