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【登録販売者の履歴書】自己PRや志望動機を書く際のポイント

【登録販売者の履歴書】自己PRや志望動機を書く際のポイント

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

履歴書は、就職・転職活動をおこなううえで重要なツールです。まず履歴書で好印象を持ってもらわなければ、面接に進むことができません。登録販売者には有資格という強みがありますが、採用されるためにはその他の自己PRなども的確に伝える必要があります。

この記事では、登録販売者の履歴書の作成方法にフォーカスし、採用につながる履歴書のポイントについて解説します。履歴書の書き方にお困りの登録販売者は参考にしてみてください。

【目次】

自己PRを書く際のポイント

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履歴書の中でもっとも重要な項目が自己PRです。まずは、自己PRを書く際のポイントについて見ていきましょう。

自己PRとは

自己PRとは、自分のスキルやそのスキルをどのように仕事に活かせるかなど、自分の強みをアピールすることです。また、登録販売者の役割や企業の求める人材をしっかり理解し、それらに合った強みを的確にアピールすることがポイントです。

自己PRの基本の構成

自己PRは基本の構成を守り、順序よく書いていくことで、相手側に伝わりやすくなります。以下の流れを参考にしてください。

自分の強みや仕事に対する心構えについて結論から述べる

自己PRではまず結論から伝えます。話が長くなり、最終的に伝えたいことが不明確なまま終わってしまうと、評価が下がってしまうためです。「私の強みは〇〇です」のように、企業の理念や経営方針を把握したうえで、企業に貢献できるスキルや自分の強みを具体的に伝えます。

上記を具現化したエピソードを紹介する

次に、その強みを裏付ける実績やエピソードについて紹介します。例えば、「〇〇部門でエリア内1位を達成した」「客単価が前年比1.2倍に増加した」など、具体的な数字があると、よりよい印象を残すことができます。

入社後、どのように貢献できるかを具体的に述べる

最後は、入社後、具体的にどのように会社に貢献できるかをを伝えます。例えば、「一人でも多くリピーターを増やす」「活気ある職場作りをおこなう」など、自分にできることを具体的にあげることが大事です。

ポイント

自己PRはただ書くだけではアピールになりません。以下のポイントを抑えて、応募先の会社にマッチした人材だということを印象付けましょう。

応募先の求める人物像に合った内容をPRすること

例えば、「おもてなし主義」を謳っている会社に「売上第一」をアピールしても響きませんよね。「コミュニケーション能力」を重視する企業には「コミュニケーション能力には自信あり」と伝え、企業が求める人物像にマッチしているとアピールすることが大事です。

300文字程度に簡潔にまとめること

文章は分かりやすく端的にまとめることで、相手側にも伝わりやすくなります。長文は印象が悪くなる可能性があるため、300文字程度にまとめるようにしましょう。

【参考】自己PRの例文

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上記のポイントを踏まえた自己PRの例文を紹介します。

例文1

多くの企業がノルマを重視するなか、おもてなしを重んじる貴社のお客さま第一主義に共感いたしました。それは、「自社のファンを増やしたい」という私のポリシーと同じだからです。私の仕事のやりがいは、「あなたに相談すれば安心」と言ってくださるお客さまの声です。貴社でも持ち前の接客スキルを活かしながら、お客さまに満足いただける提案をしていけるよう、尽力していく所存です。

例文2

ドラッグストア勤務を通じて、私がこれまで一番に尽力してきたことは「コミュニケーション」です。お客さまに丁寧にヒアリングし、希望の商品が適切かを見極め、一人でも多くのお客さまに「この前の商品よかったよ」と言っていただけるような接客を心がけてきました。前職では適切な商品提案によりリピーター獲得につながり、来店人数が前年比1.5倍に増加、店舗の売上に貢献することができました。この強みを持って「地域のかかりつけ薬局になる」という貴社の理念にも貢献できると自負しております。

志望動機を書く際のポイント

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志望動機も自己PRと同様、履歴書において重要な項目です。ポイントを把握したうえで、書き始めましょう。

志望動機とは

登録販売者の志望動機では、「なぜこの会社を選んだのか」「その会社で目標としていること」を会社側に伝えます。他社ではダメな理由やこの会社で働きたいと思ったきっかけを伝えるのもよいですね。

志望動機の基本の構成

志望動機の構成も、自己PR同様書き進める順番が重要です。

転職の場合は、まず転職理由を述べる

転職の場合、まずは前職でどのような業務に従事してきたかを伝えたうえで、転職理由を伝えます。この時、前の職場を批判したり悪く伝えたりするのはもってのほか。転職理由は、「さらなるスキルアップを目指したい」などの前向きな理由であることがポイントです。

なぜこの企業を選んだのか

次に伝えるのは、数ある企業の中からなぜその会社を選んだのかという理由です。例えば、「〇〇という取り組みに興味がある」「経営方針に共感した」など、応募先の魅力を伝えることで、採用担当者に好印象を与えます。

活かせる資格やスキル

最後は、現場での経験や自分が持っているスキルや資格をアピールします。また、そのスキルを入社後どのように活かしていくのかを伝えることが大事です。自分が応募先で働く姿を採用担当者がイメージできるよう、できるだけ具体的に伝えましょう。

ポイント

志望動機を書く際のポイントは、以下の通りです。

企業分析は必須

志望動機を書くためには、応募先の会社を知ることが大事です。企業理念や経営方針など、自分にとって共感できる部分を伝えることができれば、採用担当者に好印象を持ってもらえます。さらに、「貴社がおこなっていたお客さま相談会に参加したときに、親身に相談に乗ってくれた」というようなちょっとしたエピソードを含めることで、好印象を与えることができるでしょう。

自分の求めるものを優先しない

例えば、「給与に魅力を感じた」「福利厚生が充実している」「転勤がないため」といった自分にとって都合のよい理由をアピールするのは、マイナスの心証を与えてしまいます。まずは、自分が恩恵を受ける前に会社にしっかり貢献するつもりだという姿勢を見せるようにしましょう。

【参考】志望動機の例文

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以上のポイントを踏まえた、志望動機の例文を紹介します。

例文1 前職も同じ職種だった場合

私はこれまで、ドラッグストアの店舗登録販売者として、約4年間、在庫管理や接客業務に従事してきました。その中で、店舗運営に興味を持ち、よりキャリアアップを目指したいと考えるようになりました。貴社では、明確な昇格基準を設け、社員がステップアップしやすい制度が整っていると知り、今回転職を決意し、応募させていただきました。店舗をよりよくしたいという思いと持ち前の向上心で、貴社の発展に貢献したいと考えております。

例文2 他業種からの転職の場合

これまでアパレル店員として接客や販売に携わる仕事をしていましたが、医療に関わる職場で働きたいという思いがあり、まずは登録販売者の資格を取得いたしました。そしてこの資格を活かし、スキルアップを図るために、今回、御社の求人に応募しました。近隣のドラッグストアへ実際に足を運んだ結果、御社で拝見した親身な接客対応が素晴らしかったからです。前職の経験からお客さまのニーズを汲み取ることには自信がありますので、入社後はこのスキルを活かし、御社に貢献できると自負しています。

まとめ|応募先の求める人物像を分析し、印象的な履歴書を完成させよう

この記事では、登録販売者が自己PRや志望動機を書く際のポイントについて紹介しました。

履歴書は文章で伝えなければならないため、応募先が求める人物像にあった人材であることを簡潔にアピールする必要があります。単純に想いを羅列するのではなく、順序よく構成された文章が求められます。今回紹介した例文を参考に、ぜひ自分の言葉を使って実践してみてください。

どうしても上手く書くことができない場合は、面接や履歴書の書き方をサポートしてくれる転職エージェントに相談するのも一案です。特に、登録販売者に特化した転職エージェント「アポプラス登販ナビ」なら、実際に登録販売者の資格を持っている担当者が転職にまつわる相談に乗ってくれます。第三者に話を聞いてもらうことで、自分の考えがまとまったり新たな強みに気づいたりすることもできます。自己PRや志望動機の作成に迷ったときは、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

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