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登録販売者の志望動機の書き方を紹介!履歴書での自己PRの書き方も解説!

登録販売者の志望動機の書き方を紹介!履歴書での自己PRの書き方も解説!

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

履歴書は、就職・転職活動をおこなううえで重要なツールです。まず履歴書で好印象を持ってもらわなければ、面接に進むことができません。登録販売者には有資格という強みがありますが、採用されるためにはその他の自己PRなども的確に伝える必要があります。

この記事では、登録販売者の履歴書の作成方法にフォーカスし、採用につながる履歴書のポイントについて解説します。履歴書の書き方にお困りの登録販売者は参考にしてみてください。

目次

志望動機を書く際のポイント

志望動機を書く際のポイント

登録販売者として働く場合、履歴書やエントリーシートに記載する志望動機は選考の評価を左右する重要な要素です。そのため、自分の思いをただ書き連ねるのではなく、企業ごとの特徴をしっかり分析したうえで、これまでの経験と志望先の求める人材像を結びつけて説明しなくてはなりません。

ここでは、志望動機の基本構成に加え、転職の場合や未経験の場合など、それぞれの状況に応じた書き方のポイントを、例文を交えてわかりやすく解説します。

【登録販売者の履歴書】自己PRや志望動機を書く際のポイント

志望動機とは

志望動機とは、なぜその企業に応募するのか、どのような思いでその職を目指しているのかを伝えるものです。応募者が持っている熱意や将来のビジョン、企業との接点を確認する目的で、採用担当者がとくに重視している項目でもあります。

納得感のある理由が記されていない志望動機は、説得力を欠いてしまうため、他の候補者と差別化できません。

志望動機の基本の構成

志望動機を明確に伝えるためには、読み手が理解しやすい構成を意識しなくてはなりません。順序に沿って構成することで、話に筋が通りやすくなるだけではなく、採用担当者の印象にも残りやすくなるためしっかり考えましょう。

ここでは、基本的な志望動機の構成について解説します。

転職の場合は、まず転職理由を述べる

転職で登録販売者を目指す場合、現在の職場環境や働き方にどのような課題を感じて転職を考えたのかを最初に述べましょう。

例えば、登録販売者としてステップアップしたいと考えている場合や、生活スタイルに合った働き方を模索していることなど、具体的な動機を示すのがポイントです。

その際、現職に対する批判的な表現ばかりにならないよう注意し、自分の成長意欲や前向きな姿勢を示しましょう。

なぜこの企業を選んだのか

どの企業にも共通するような抽象的な理由ではなく、応募先の企業でなければならない根拠を伝えることで説得力を高められます。

例えば、地域密着型のサービスを展開している点や、登録販売者としてスキルを磨ける研修制度が整っている点など、企業独自の取り組みに共感したことを挙げると効果的です。

ホームページや採用ページに記載された情報を参考にしながら、共感できる要素と自分の経験や希望とを重ねて説明しましょう。

活かせる資格やスキル

登録販売者資格をすでに取得している場合は、それを現場でどのように活かせるかを具体的に述べましょう。

例えば、医薬品に関する正しい情報提供を通してお客さまの信頼を得られるといった展望や、前職で培った接客スキルと組み合わせて丁寧な対応をおこなえる点などです。このような情報を盛り込むと、実際の業務を想定した志望動機になります。

未経験の場合でも、関連資格の取得を目指していたり、ドラッグストアでのアルバイト経験があったりすれば、しっかりアピールできます。

ポイント

志望動機の内容をよりよいものにするには、採用担当者の視点を意識することがポイントです。このとき、自分の希望ばかりを押し出してしまうと、企業側との接点が見えにくくなってしまいます。

ここでは、志望動機に盛り込みたいポイントや避けたいポイントについて解説します。

企業分析は必須

応募先の企業がどのような事業を展開しているか、どのような理念を掲げているかといった情報を事前に把握しておくことは基本です。そのうえで、自分の経験や考え方がその企業にどのようにマッチするのかを見極めながら志望動機を組み立てると、説得力が高まります。

企業研究を通じて得た情報を文中に織り交ぜることで、採用担当者にも「しっかり調べている」という印象を与えられるため、信頼性の高いアピールになるでしょう。

自分の求めるものを優先しない

「自宅から近い」、「残業が少ない」など、自分の希望だけを並べた志望動機は、企業への関心が伝わらず評価されにくい傾向があるため、おすすめできません。もちろん働きやすさは大切ですが、それだけでは企業で働く動機としては弱くなってしまいます。

企業がどのような人材を必要としているのかを理解し、自分がそのニーズにどう応えられるのかを示しましょう。自分の希望をすべて排除する必要はありませんが、伝え方を工夫することが選考を突破する鍵になります。

志望動機の例文【前職別】

志望動機の例文【前職別】

志望動機を書く際、それぞれの背景に応じた志望動機の書き方が求められます。しかし、面接に慣れていないと、どのように書いたらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、シーン別に例文を紹介します。

例文1 前職も同じ職種だった場合

前職でも登録販売者として勤務していた場合は、医薬品販売の知識や接客経験をどのように培ってきたか、そして今後どのように活かしたいかを軸に志望動機をまとめましょう。

<例文>
「前職ではOTC(一般用医薬品)のカウンセリング販売を担当しており、地域のお客さまと信頼関係を築いてきました。より充実した教育制度が整った御社で、自身のスキルをさらに高め、地域の健康サポートに貢献したいと考え志望いたしました」

上記のような形で、これまでの経験と企業の特性をつなげて伝えられると面接官に好意的な印象を与えられるでしょう。

例文2 他業種からの転職の場合

異業種から登録販売者を目指す場合には、医薬品販売に対する興味や資格取得への取り組み姿勢、これまでの職種で得たスキルをどう活かすかを明確にすることがポイントです。

<例文>
「これまでアパレル業界で販売職として勤務し、お客さまの要望を汲み取る力を磨いてまいりました。医薬品を通じてより深く人々の生活に寄り添いたいと考え、登録販売者の資格を取得しました。接客経験を活かし、御社で一人ひとりのお客さまに信頼される対応をおこなっていきたいと考えております」

上記のような構成で書くと、他業種でも企業へのアピールポイントへつなげられます。

志望動機の例文【就職先別】

志望動機の例文【就職先別】

同じ登録販売者の資格を活かす仕事でも、ドラッグストアと調剤薬局では求められる役割や業務のスタイルが異なります。そのため、就職先に応じて志望動機の内容を調整しましょう。

ここでは、それぞれの職場に適した志望動機の書き方と例文を紹介します。

調剤薬局の志望動機の書き方!6つの例文とNG例を紹介!

ドラッグストア

ドラッグストアは医薬品の販売だけでなく、日用品や食品など幅広い商品を取り扱っているため、柔軟な接客力や売場運営のスキルが重視されます。志望動機では、そうした業務内容に対応できる力があることを示すと効果的です。

<例文1>
「私は人と接することが好きで、日々の会話を通じて信頼関係を築くことにやりがいを感じてきました。前職では小売業に従事し、商品の提案や売場管理を通して、お客さまのニーズに応える努力を続けてまいりました。登録販売者の資格を取得した今、御社の店舗で幅広い商品知識と接客スキルを活かし、地域のお客さまに寄り添う存在として貢献していきたいと考えております。」
<例文2>
「日用品から医薬品までを扱うドラッグストアでは、お客さまの求める商品や情報を的確に提供する力が求められると感じております。私はコンビニエンスストアでの勤務経験を通じて、スピーディかつ丁寧な対応を身につけてまいりました。今後は登録販売者として、専門知識を備えたうえでより深いニーズに応える接客をおこない、御社の店舗運営に積極的に貢献してまいります。」

調剤薬局

調剤薬局での登録販売者には、医薬品の正確な取り扱いや患者様への丁寧な対応が求められます。そのため、志望動機では落ち着いた対応力や正確性、安心感を与える姿勢を意識してください。調剤薬局ならではの業務内容を理解していることも、アピールの一つにつながります。

<例文1>
「以前から医療や健康にかかわる仕事に携わりたいという思いがあり、登録販売者の資格を取得いたしました。調剤薬局では、医薬品に関する正しい知識をもとに安心を届ける対応が求められると考えております。私は受付事務の経験を通じて、丁寧で落ち着いた接客を心がけてまいりました。御社では、患者様が不安なく薬を受け取れるような空間づくりに貢献し、地域に信頼される存在を目指して努力してまいります。」
<例文2>
「調剤薬局は、患者様が安心して相談できる場所であるべきだと考えております。私は飲食店での接客を通じて、相手の立場を考えた対応や細やかな気配りを学びました。登録販売者としての資格を取得した今、御社の店舗でその経験を活かし、来局された方に対して信頼される対応をおこなっていきたいと考えております。正確な情報提供を徹底し、医療の現場を支える一員として丁寧な業務を心がけてまいります。」

自己PRを書く際のポイント

自己PRを書く際のポイント

履歴書に記載する自己PRでは、自分自身の強みを伝えるだけではなく、応募先の企業や店舗が求める人物像にマッチしているかどうかも重要です。ここからは自己PRを書く際のポイントについて解説します。

自己PRとは

自己PRとは、自分の得意なことや仕事への向き合い方を応募先に伝える手段です。ただし、単なるスキルや経験を羅列しただけでは伝わりません。どのような場面でどのような力を発揮したのかを具体的に示し、自分が仕事を通じてどのように貢献できる人物かを面接官に想像させることが大切です。

自己PRの基本の構成

説得力のある自己PRを作成するには、最初に自身の強みを端的に述べ、次にその強みが発揮された具体的なエピソードを紹介します。最後に入社後どのような形で企業に貢献したいかを伝える構成にしましょう。

このとき、内容に一貫性を持たせることで、読み手にとって理解しやすい印象を与えられます。

自分の強みや仕事に対する心構えについて結論から述べる

最初に「私の強みは〇〇です」「私は常に〇〇を意識しています」といった結論を述べることで、相手に自分のイメージを印象づけられます。とくに履歴書では限られたスペースしかないため、冒頭で話の主旨がつかめるようにしましょう。

上記を具現化したエピソードを紹介する

強みを述べたあとは、それを発揮した場面や経験を具体的に紹介します。例えば「接客で大切にしている姿勢」や「トラブル対応を冷静におこなった経験」などがあると、読み手に納得感を持ってもらいやすくなります。

入社後、どのように貢献できるかを具体的に述べる

最後に、自分の強みを活かして応募先でどのような働きをしたいかを伝えます。例えば「地域のお客さまに安心を届けられる接客をおこなう」、「店舗の売上アップに貢献する」など、業務に直結した貢献内容を明確に記載すると相手の印象に残りやすくなります。

ポイント

自己PRは一方的な主張にならないようにしてください。相手が求める人物像を理解し、それに沿った表現で自分をアピールすることが重要です。ポイントを絞り、内容を整理して簡潔にまとめると、より伝わりやすい自己PRになります。

応募先の求める人物像に合った内容をPRすること

企業や店舗には、それぞれ理想とする人物像があります。例えば「誠実な対応ができる人」、「積極的に行動できる人」などです。そのため、自己PRでは相手のニーズにマッチした強みや経験を伝え、それが何に役立つかを明確に示しましょう。

300文字程度に簡潔にまとめること

履歴書の自己PR欄は、限られたスペースしかありません。そのため、伝えたい内容を整理し、300文字前後に簡潔にまとめましょう。無理に多く詰め込むと、要点がぼやけてしまうため、読みやすく明快な文章を意識して書くのがポイントです。

【参考】自己PRの例文

【参考】自己PRの例文

自己PRの例文では、単なる自己紹介や経験談にならないように注意が必要です。ここでは、自己PRの例文を2つ紹介します。

例文1

私は人と接する仕事にやりがいを感じ、小売業で長年接客に携わってまいりました。日々の業務では、お客さまの立場に立った対応を常に心がけてきました。

登録販売者としての資格を取得した今は、専門知識をもとに信頼される存在を目指し、より丁寧で的確な接客をおこないたいと考えております。将来的には店舗運営にもかかわり、売上向上やスタッフ育成にも貢献できるよう努力を重ねてまいります。

例文2

私は飲食業での経験を通じて、忙しい現場でも冷静に判断し、円滑に業務を進める力を身につけてきました。急なトラブルやクレーム対応でも慌てず、スタッフと連携しながら丁寧に対応する姿勢を大切にしてきました。

登録販売者として勤務する際も、こうした冷静さと協調性を活かし、店舗全体がスムーズに運営されるよう貢献してまいります。常に周囲と連携しながら、お客さまに安心を届ける存在でありたいと考えております。

まとめ|応募先の求める人物像を分析し、印象的な履歴書を完成させよう

履歴書に記載する志望動機や自己PRは、ただの形式的な文章ではなく、採用担当者にとっては応募者の人柄や適性を見極める重要な判断材料です。そのため、自分の経験や強みを一方的に並べるだけではなく、応募先の企業や店舗がどのような人材を求めているのかをしっかりと分析しましょう。

そのうえでニーズに合致するように自己表現をおこなうのがポイントです。本記事を参考に準備を進め、就職・転職活動の成功に役立ててください。

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新しい記事 【2025年最新版】登録販売者試験の合格点・合格ラインについて解説