ドラッグストア・薬局・薬事関連ニュースまとめ(2018年8月16日~31日)
こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
<ドラッグストア・薬局情報>
●日本調剤、オンライン服薬指導の認可取得
調剤薬局大手の日本調剤は16日、薬剤師がインターネットを通じて処方薬の飲み方を指導する「オンライン服薬指導」の事業認可を、福岡市内の薬局4店舗で取得したと発表した。医師による診療もネットで受けているといった特定の条件を満たす患者が、スマートフォン(スマホ)などから服薬指導を受けられるようになる。
●求人情報の「薬剤師勤務歴」を見れば優秀な薬局か判別が可能
約5万8000店──日本全国にある薬局数だ。近年は「大手薬局チェーン」や「ドラッグストア併設の薬局」も増えている。
https://www.news-postseven.com/archives/20180807_734608.html
●「ブラック薬局」の見分け方 最大のポイントは薬剤師の質。
約5万8000店──日本全国にある薬局数だ。いまやコンビニ(5万5000店)をも凌ぐ。そうした"乱立状態"が、「危ない薬局」を生み出しているという指摘も多い。
https://www.news-postseven.com/archives/20180816_735454.html
●気軽に立ち寄って「健康サポート薬局」 地域で相談会や認知症支援
薬局の役割が多様化している。医師の処方箋を基に患者に薬を渡すだけでなく、医療機関の受診を勧め、病気に関する講座や個別相談を開く薬局まである。「健康サポート薬局」と呼ばれ、2016年に国への届け出制度が始まった薬局の新形態だ。少子高齢化社会での地域支援の役割を見据え、全国的な広まりが期待されている。
https://this.kiji.is/402708293079286881?c=110564226228225532
<新製品・薬剤情報>
●美容家おすすめ「純石けん」洗顔で自信が持てる美肌に
肌が明るくなると、次第に自分の肌に対する自信が芽生えてきますが、より自信をつけたいと思ったら、洗顔料を肌への負担が少ない石けん素地100%の「純石けん」に変えてみましょう。美容家の宮本洋子さんにお話を伺いました。
https://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/012200052/072100163/
●オハヨー、「ロイテリ」サプリ好調
オハヨーバイオテクノロジーズは、5月より自社オンラインサイトで開始した「ロイテリ お口のサプリメント定期便」が好調だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180831-00010008-kenkosoku-ind
●新商品】「リステリン トータルケア」(医薬部外品)
虫歯予防機能を強化した。「プラス」と低刺激タイプの「ゼロ 同」の2種を用意。500ミリリットル入り各698円(税別)。販売中。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180829/bsf1808290500005-n1.htm
●花王が新開発ボディークリーム 高い保湿能力と効果持続力
花王は28日、乾燥性敏感肌向けのスキンケア化粧品ブランド「キュレル」から、保湿能力を高めたボディークリーム「モイスチャーバーム」を9月8日に発売すると発表した。
https://www.sankeibiz.jp/business/news/180829/bsc1808290500001-n1.htm
●コーセーから新ブランド誕生! ドラッグストアで買える高保湿エイジングケアライン
コーセーのカプセル研究から生まれた新ブランドはその名も『ルシェリ』。加齢とともに悩みとなるツヤとハリの不足に着目したラインナップは、大人の女性に自信を与えてくれること、間違いなし!
https://lee.hpplus.jp/column/1188490/
●ソニーの電子お薬手帳サービス「harmo」、全国の薬局検索を容易に
ソニーは8月20日、同社が提供する電子お薬手帳サービス「harmo」において、harmo加盟薬局がない地域でもスマホアプリだけで薬の記録と閲覧ができる「スマホ向けライト会員サービス」(2017年2月に開始)の会員(ライト会員)の利用実績が47都道府県まで広がったと発表した。
https://japan.cnet.com/article/35124281/
<業界情報>
●アインHD、新潟の調剤薬局2社をM&A
調剤薬局全国チェーンを展開するアインホールディングス(HD、本社・札幌市白石区)は、9月28日に新潟県を中心に調剤薬局を56店舗展開しているコム・メディカル(同・新潟県三条市)とABCファーマシー(同・同県長岡市)の全株式を取得して子会社化する。取得額は非公表。
http://hre-net.com/keizai/keizaisougou/32648/
●アドレナリン自己注射薬「エピペン」に初の後発品-高額で批判
急性アレルギー反応の応急措置に使われる自己注射薬「エピペン」が20年以上前に認可されてから初めてジェネリック(後発薬)と競合することになった。エピペンは高価格で広く批判を浴びている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-71290132-bloom_st-bus_all
<行政情報>
●高額な医療費、窓口で提示すれば自己負担限度額までになる「限度額適用認定証」とは
日本の健康保険制度に高額療養費制度があります。医療費が高額になっても、所得によって、自己負担額の上限が決められています。
https://financial-field.com/living/2018/08/17/entry-22454
<その他関連情報>
●はしかの子ども、見たことありますか?
テキサス州ヒューストンの小児病院看護師が、「麻疹(はしか)で救急室に運ばれてきた10歳の子供」の写真をフェイスブックに投稿し、解雇されたというニュースを耳にした。患者の医療情報を無断で公表したのだから処分されて当然なのだが、それよりもこの看護師がその写真を投稿した理由を知って驚いた。
https://news.yahoo.co.jp/byline/katasekei/20180830-00095012/
●薬剤師が教える「防災用品」 災害時の病気やケガはどうすればいい?
普段は薬局内で調剤し薬の説明をするというイメージの薬剤師かもしれませんが、災害時には避難所のトイレの清潔を保ったり、体育館の湿度や温度の管理をしたりするなどの公衆衛生の管理も担い、避難者の健康を守るために力を尽くします。この記事では災害医療の一端を担う薬剤師の立場からいざというときの備えについてお伝えします。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takagakiiku/20180831-00094985/
●「がんゲノム医療」へ新診療科 岡山大病院、治療と予防法探る
がん患者の遺伝子を調べて最適な薬や治療法を選ぶ「がんゲノム医療」に取り組む岡山大病院が1日、臨床遺伝子診療科を新設する。分析したゲノム情報を基にがん治療に結び付ける外来に加え、患者の遺伝子変異の判明に伴って発病リスクが分かった家族らの悩みに応え、予防法を探る遺伝カウンセリング外来を設ける。
http://www.sanyonews.jp/article/779715/1/
●ノンアルビールや避妊具も! 驚きの欧州「ベビーボックス」最新事情
赤ちゃん育ては"戦争"だ。そして祭だ。そしてそれをサポートするベビーグッズは巷に数々あふれている。が、新生児のお世話に明け暮れて疲れ切っている新米のパパやママに常にあれこれ試している余裕があるかというと、実はそれはかなり怪しい。時間的にも気分的にも、そしてしばしば金銭的にもだ。
https://www.sankeibiz.jp/econome/news/180826/ecc1808261300001-n1.htm
●2000年に予測した「未来の薬局」は実現したか
21世紀を迎えた2000年1月10日号のSpecial Report(現在の「特集」に相当)では、10年後の未来、つまり2010年の薬局の姿を予測している。「医薬分業が大きく伸びたこの10年間は、薬局や薬剤師にとってバラ色の時代だった。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/editors/201808/557447.html
●薬局薬剤師による糖尿病支援プログラム「RxING Registry Japan」
薬局薬剤師による糖尿病患者支援のWebプログラム「RxING Registry Japan」が今年6月から日本で始まった。薬剤師が糖尿病患者の支援に積極的に関わることで、HbA1cの改善など治療成果の向上が期待されている。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/028384.php
●「73歳のルーキー」薬剤師、生活研究家と二足のわらじで奮闘! パワフルライフに迫る
家事をはじめとする生活研究の第一人者として、新聞、雑誌などで幅広く活躍してきた阿部絢子さん。生活研究家として独立を決意したのは、勤めていた会社が倒産した32歳のとき。フリーランス歴は40年以上になる。
http://www.jprime.jp/articles/-/13114
●薬剤師の仕事、ぜひ沖縄で 県外学生を招待しアピール
全国最少の状況にある薬剤師の不足を解消しようと沖縄県で18日、県外から薬学部の大学生を招いたツアーが実施された。企画したのは医療・介護分野の人材サービス業などを手掛けるCBコンサルティング(東京)。「薬学生向けインターンツアーin沖縄」と銘打ち、県内で「すこやか薬局」を38店舗展開する薬正堂(沖縄市、宮里敏行社長)と連携して県外の薬学生7人を招待した。運営する薬局の紹介や沖縄で働く県外出身の薬剤師らとの交流を通して、沖縄で働くことの魅力を薬剤師の卵にアピールした。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-785101.html
●プリンスの家族、鎮痛剤を処方した医師を告訴
プリンスの家族は彼が亡くなる直前に処方薬を処方した罪でミネソタ州在住の医師を告訴した。医師には「プリンスのオピオイド中毒を診断し、治療する機会があり、彼の死を回避できたが、それをしなかった」と告訴状で主張。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/28906
<総評>
今回、面白いなと思った記事はこの2つです。
●求人情報の「薬剤師勤務歴」を見れば優秀な薬局か判別が可能
●「ブラック薬局」の見分け方 最大のポイントは薬剤師の質
今まで薬局の質についてニュースになることはほとんどなかったように思いますが、ようやく薬局にも質の差があり、どのように見分けて活用していくのかを考えるようになってきたということかと思います。
薬局はどこもそんなに変わりないと思われている方がまだまだ多いので、薬局のサービスのクオリティについてはこれから理解が深まっていくのかなと感じております。
そして、薬剤師も今まではあまりクオリティ面でチェックされることが少なかったために、まあこんなものかと思われていたと思いますが、これからは徐々に厳しい目にさらされると思います。
実務以外にもコミュニケーション能力を磨いていく必要性は高まっていくように思います。
※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。
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