ドラッグストア・薬局・薬事関連ニュースまとめ(2019年7月1日~15日)
こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
<一般用医薬品(OTC)>
●薬剤師に聞く、頭痛薬の上手な選び方って?
「頭が痛いな」と思って薬を手に取るとき、みなさんはどのような基準で薬を選んでいるでしょうか。「実家にあって馴染みがあるから」「CMで見てよさそうだと思ったから」などの理由で選んでいる人も多いのではないでしょうか。
https://www.mylohas.net/2019/06/193008sp_headache_medicine.html
<ドラッグストア・薬局業界>
●「J-Coin Pay」が山田薬品のドラッグストアで使える、東京の一部店舗で導入
山田薬品は、ドラッグストア「コスメティクスアンドメディカル」の一部店舗で、スマートフォン(スマホ)決済サービス「J-Coin Pay」の取り扱いを6月17日に開始した。 利用可能になった店舗は、大手町ファーストスクエアドラッグ店と新丸の内センタービルドラッグ店。
https://www.bcnretail.com/market/detail/20190617_124109.html
●地元密着、異色のドラッグストア。年商230億円を遂げた経営戦略
北九州市は、全国約1700の市町村で人口減少数第1位、全国20の政令指定都市で高齢化率第1位と、人口減少と高齢化のあおりをもっとも受けている地区です。
そんな北九州市に73店舗を構え(うち9店舗は山口県下関市)、年商230億円を稼ぎ急成長しているドラッグストアがあります。6月20日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京)では、異色のドラッグストア「サンキュードラッグ」の人気の秘密が紹介されました
https://bizspa.jp/post-174880/
●ドラッグストア/5月のインバウンド消費、フェイスマスクが人気
True Dataは6月28日、全国ドラッグストアのPOSデータによる2019年5月のインバウンド消費動向調査を発表した。
https://www.ryutsuu.biz/sales/l062823.html
●レジ袋を82%も削減した小さな薬局の取り組みの成功要因とは?
昨日出されたG20首脳宣言では、「環境問題は喫緊課題」として、「プラスチックごみの海洋投棄は、すべての国が対応する必要がある。「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」では2050年までにプラスチックごみの海洋投棄をゼロにし、さらなる海洋汚染を軽減する」としました。
https://www.es-inc.jp/library/mailnews/2019/libnews_id010023.html
●みんながドラッグストアで買っているものランキング、3位トイレットペーパー・ティッシュ、2位マスク、1位は?
医薬品から日用品、食品まで、生活に欠かせない商品を豊富にそろえているドラッグストア。最近では、調剤薬局として医師の処方箋を扱う機能や、各種健康サービスも提供するドラッグストアが増え、利用客層は広がっている。
<その他関連情報>
●シーズン到来! 水虫経験者200名に聞く水虫の対処法とは!?
じめじめした季節が近づくと気になるのが「水虫」。水虫の原因菌である「白癬菌」は、高温多湿の環境を非常に好む菌であるため、梅雨時期から夏場にかけてのムシムシした時期に最も繁殖しやすい季節となる。
https://news.mynavi.jp/article/20190621-846233/
●【ビジネスの裏側】想定外の大ヒット制汗剤、男性にもウケた女性の「匂い」
若い女性から漂う特有の匂いを感じられるという制汗剤とボディーソープが大ヒットしている。加齢とともに女性の体から失われていくピーチやココナツのような香り成分を配合しており、商品は30代以上の女性をメインターゲットにしているが、ネットのブログを通じて男性に人気の火がついた。品切れをおこすドラッグストアも現れ、発売元のロート製薬は驚きを隠さない。
https://www.sankei.com/west/news/190624/wst1906240009-n1.html
●アマゾン、ラストマイル配送の選択肢を拡大
米アマゾン・ドットコムはこのほど、米ドラッグストアチェーン大手のライト・エイド(Rite Aid)と提携し、eコマース商品の店頭受け取りサービスを米国で始めた。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56890
●コンビニ、ドラッグストア...キャッシュレス時代に最も使える決済アプリは?
10月以降のキャッシュレス還元策が始まる前に、陣取り合戦を制そうとスマホ決済の導入が加速している。そこで今回は、コンビニ大手4社、ドラッグストア大手5社、家電量販店大手5社、牛丼チェーン3社に絞り、現段階でどこの決済アプリが利用可能なのかについてお伝えしたい。
https://diamond.jp/articles/-/205785
●アプリで相談・処方せん送信、あなたのかかりつけ薬局にできる
医師と薬剤師が各専門性を発揮しつつ業務を分担し、医療の質の向上を図る。そのために政府は「医薬分業」を推進してきた。結果今では、院外処方せん率は70%を超え、調剤薬局数が5万8千超となっている。
https://bp-affairs.com/news/2019/06/20190628-9339.html
<総評>
7月1日~15日配信分で注目したい記事はこの2つです。
●【ビジネスの裏側】想定外の大ヒット制汗剤、男性にもウケた女性の「匂い」
女性をメインターゲットにした加齢臭対策用の商品が、意外にも男性からの人気を博しています。加齢臭の原因物質を抑える効果は、男性用の加齢臭対策商品と同様ですが、支持されたポイントは、若い女性特有の甘い香りの成分が配合されているところ。男性が若い女性の香りをまといたいという、メーカーも予想しなかったニーズがヒットにつながったようです。これを機に、男性用の制汗剤でも甘い香りを使用した商品が増えるかもしれませんね。
●レジ袋を82%も削減した小さな薬局の取り組みの成功要因とは?
使い捨てプラスチックの削減を目的に、レジ袋有料化の法制化が進められています。環境保全のためには、プラスチックごみの排出量を減らすことが求められます。しかし、レジ袋の廃止はお客様の利便性を損なうことにもなるため、対応に迷っている事業者も多いでしょう。そんな中、ポスターの文言を変更しただけで、82%ものレジ袋が削減できたという結果は驚き。今すぐレジ袋を完全有料化することは難しくても、こうした小さな工夫なら始められそうです。
※この記事内の情報は、すべて掲載時点のものです。
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