【登販向け】コンサルタントに聞いた!20代、30代応募者の採用の決め手とは?

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
登録販売者としての働き方を目指しているが、転職活動がうまく進まず悩む20代・30代の方へ。多くの求職者の転職活動をサポートしてきた登録販売者専任コンサルタントに、未経験や経験が浅い人でも採用されるポイントを伺いました。
転職理由や面接で評価されるポイント、企業が見ている姿勢や人柄とは何か、転職を検討する際に知っておきたい「採用の決め手」と、面接での伝え方のコツを具体的に解説します。アピール材料のチェックシートや「自分の強み」の言い換え表現の一覧表も用意していますので、これから転職活動を始める方は、ぜひ参考にしてください。
【この記事で得られること】
- 登録販売者の面接では、コミュニケーション能力・チームワーク・志望動機・成長意欲・勤務時間の柔軟性・長期的な貢献意欲が評価のポイントとなる。
- 未経験や経験が浅い人は「笑顔で明るく話せるか」「接客業での経験」「人をまとめた経験」が強みになる。
- ドラッグストアでの働き方や企業の理念を事前に調べることも重要であり、転職エージェントの活用が有効な対策になる。
目次
- ・20代・30代登録販売者の転職理由・背景
- ・登録販売者が面接で評価されるポイント
- ・【図表】アピール材料チェックシート
- ・【図表】性質の言い換え表現一覧表
- ・登録販売者専任コンサルタントが語る「採用の決め手」
- ・まとめ|登録販売者が未経験でも採用を勝ち取るために大切なこと
20代・30代登録販売者の転職理由・背景

セルフメディケーションという言葉が少しずつ浸透してきている中、登録販売者の需要は高まってきています。しかし、登録販売者として働く人の中には「今の職場で登録販売者として働き続けて大丈夫だろうか」と悩んでいる人もいるでしょう。
ここでは、登録販売者の転職理由・背景を20代・30代と年代別に紹介します。同じ世代の登録販売者が考えている転職理由を知り、自分が転職すべきかの参考にしてください。
20代に多い転職理由
20代の登録販売者が転職を考える主な理由は以下の4つです。
- 仕事内容のミスマッチ
- 給与・待遇への不満
- 職場の人間関係のストレス
- 会社の将来性への不安
「薬の知識でお客さまの役に立ちたい」と考えて登録販売者になっても、現実は品出しやレジ業務ばかりで接客や相談対応が少なく、理想とのギャップに悩む方が多いです。「お客さまに薬の相談をされる登録販売者」になりたいのに、その機会が少ないことがストレスとなり、より相談業務に携われる職場へ転職を検討するケースがあります。
また、20代は経験が浅く給与が低いだけでなく、成果をあげても給与に反映されにくいことも。有給取得が推奨されているのに実際は人手不足で休めない状況も多いです。「頑張りが給与に反映されない」「休みが取りづらくプライベートが犠牲になっている」と感じ、条件改善を目指して転職を検討する方がいます。
登録販売者は社員・パート・アルバイトとの連携が不可欠ですが、コミュニケーションがうまく取れずストレスを抱えることもあるでしょう。とくに小規模店舗では人間関係におけるストレスの逃げ場がなく、転職して環境を変えたいと感じる原因になります。
店舗の売上低下や経営不振の噂が立つと「今後もここで働けるのか」と不安になります。残業が少なく働きやすくても、売上が落ち続ける職場では将来が不安になり、安定して働ける職場へ転職するきっかけになり得るでしょう。
30代に多い転職理由
30代登録販売者の転職理由は以下の3つが多い傾向です。
- ライフスタイルの変化への対応
- 人事評価への不満
- 自分の市場価値を高めたい
結婚・出産・介護など、30代はライフスタイルが大きく変わる時期です。「残業が少ない職場に変えたい」「転勤のない会社で働きたい」など、生活の変化に合わせて転職を検討する方が多くなります。
近年はワークライフバランスを重視する風潮が高まり、ライフスタイルの変化に対応できる職場へ転職するのは自然な流れです。30代になると同僚とキャリアに差がつき始め、「なぜ自分は昇進できないのか」「評価が給与に反映されない」と不満を感じる方が増えます。
「このまま同じ環境で働いていいのか」と将来を考え直し、評価基準が明確でキャリアアップが望める職場への転職を選ぶケースがあります。30代はスキル・経験がつき、今の自分の市場価値を試したくなる時期でもあるでしょう。
「もっと大きな店舗で経験を活かしたい」「自分の価値を高めたい」と考え、よりスキルを活かせる職場へ転職を検討する方も多くなります。
登録販売者が面接で評価されるポイント

登録販売者として転職面接を突破するには、コミュニケーション能力・チームワーク・志望動機・成長意欲・勤務時間の柔軟性・長期的な貢献意欲が評価のポイントとなります。
コミュニケーション能力や人柄
登録販売者の面接でもっとも重視されるのは、お客さま・スタッフとのコミュニケーション能力です。薬の知識だけでなく、丁寧な接客や信頼感のある対応ができる人が高評価を得やすいといえます。
「お客さまが話しかけやすいように自分から笑顔で声をかける」「症状を丁寧にヒアリングし、安心感を与える対応を心がけている」など、普段の接客スタンスを具体的に伝えるとよいでしょう。
チームワークや協調性
登録販売者は社員・パート・アルバイトと協力しながら業務を進めます。協調性があり、チームで動ける人材かどうかも重要な評価ポイントです。「パートスタッフともコミュニケーションを取り、全体が働きやすい環境作りを意識している」といった姿勢が評価されます。
志望動機と熱意
「なぜこの職場を選ぶのか」という志望動機と熱意は面接で必ず確認されます。「地域の方の健康サポートに貢献したい」「これまでの接客経験を活かして登録販売者として成長したい」など、自分の経験や価値観と職場の方向性を結びつけることが大切です。
成長意欲のある姿勢
登録販売者は資格取得後も継続的な知識更新が求められる職種です。面接では学ぶ姿勢や成長意欲があるかどうかもチェックされます。
「OTC(一般用医薬品)だけでなくサプリメントや介護用品の知識も学び、お客さまの幅広い相談に応じられるようになりたい」というように具体的な学習意欲を示すと好印象です。
勤務時間の柔軟さ
ドラッグストアや薬局ではシフト制勤務が基本のため、勤務時間に柔軟に対応できるかどうかも評価されます。「土日祝や遅番にも柔軟に対応できる姿勢を見せる」と、即戦力として期待されやすくなります。
定着性と長期的な貢献
店舗運営ではスタッフの定着率が重要なため、長期的に働く意思があるかも重視されます。「地域密着型の店舗で長く勤務し、常連のお客さまにも信頼してもらえる登録販売者を目指したい」という意欲を伝えると、企業側に安心感を与えられます。
【図表】アピール材料チェックシート

転職面接で好印象を残すためには、アピール材料を整理し、自分の強みをしっかり伝えられる準備が大切です。以下のチェックシートを活用して、面接前に伝えるポイントを確認しておきましょう。
- 勤務時間・シフトの希望は柔軟か
- 健康面・体力に自信があるか
- 自己研鑽や資格取得の具体的エピソードがあるか
- 企業理念や店舗方針への共感ポイントを説明できるか
- 接客で意識していること・工夫していることがあるか
- チームワークや協力した経験を語れるか
このチェックシートで整理した内容をもとに、自信を持って面接で伝える準備を進めていきましょう。
面接の前に抑えておくべきポイントや、よく聞かれる質問についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下のコラムも参考にしてください。
【登録販売者の面接】初めてでも大丈夫!よく聞かれる質問と答え方のコツ
【図表】性質の言い換え表現一覧表

面接では「自分の強み」を具体的に伝えることが大切です。しかし、そのまま伝えるだけでは抽象的になりやすいため、わかりやすい言い換えで伝える工夫が必要です。
以下の一覧表を活用し、自分の強みを面接で伝える際の表現例として参考にしてください。
強み・性質 | 面接での言い換え例 |
---|---|
柔軟性 | 新しい業務やシフトにも前向きに取り組めます |
向上心 | 資格取得や新商品の勉強を自主的に続けています |
協調性 | チーム全体の雰囲気を大切にしています |
親切さ | お客さまの立場で丁寧な説明を心がけています |
忍耐力 | 忙しい時期も責任感を持ってやり抜きます |
この表を参考に、自分の性格や強みを具体的なエピソードと合わせて伝える準備をしておきましょう。
登録販売者専任コンサルタントが語る「採用の決め手」

今回、20代・30代の若手登録販売者が採用されるポイントについて、現場で多くの求職者を見てきたご経験からリアルなお話を伺いました。
未経験者や実務経験が浅い方の場合は「笑顔で明るく話せるか」「接客業での経験」「人をまとめた経験」が強みになり、コミュニケーションの取りやすさは採用可否に直結します。
さらに、退職理由を話す際には「他責」にせず、自身の課題認識と「次の職場でどのように活かしていくか」という前向きな熱意を伝えることが大切です。そのうえで、入社後の具体的な貢献イメージを持ち「なぜこの会社で働きたいのか」を伝えることが採用に近づくポイントだと教えていただきました。
加えて、エージェントを活用することで、ネットには出てこない企業の現場情報や最新の働き方、実際の雰囲気を知ることができ、採用後のギャップを防ぐことにもつながるとのことです。
【今回お話を伺った方】
加藤 涼子
アポプラスキャリア株式会社 リテールソリューション事業部
エリア統括グループ 第1エリア
担当エリア:関東・北関東・甲信越・東北
ドラッグストアを中心に多岐にわたる小売業界での転職支援実績を持つ、事業部No1コンサルタント。2024年度、当社登録販売者紹介において最多の転職支援者数を誇る。未経験者から店長クラスまで幅広く対応し、正社員からパートまでの紹介実績も豊富。親しみやすい人柄と、求職者の魅力を最大限に引き出す力で求職者を心強くサポートし、求職者からは迅速な対応と高い満足度が評価されている。
横山 元伸
アポプラスキャリア株式会社 リテールソリューション事業部
エリア統括グループ 第2エリア マネージャー
担当エリア:東海・北陸・近畿・中四国・九州
西日本エリアでの豊富な経験を持ち、東海・近畿エリアの知識と実績が業界でもトップクラスのコンサルタント。登録販売者専門のコンサルタントとして長年活躍し、求職者の希望を最大限叶える転職支援をおこなう。登録販売者に特化したYouTubeに出演するなど、業界内での広いネットワークと深い知見を活かしている。
実績や資格以外で評価されたポイントは?
Q.これまで多くの登録販売者としての働き方を志望する方を見てきて、実務経験が浅い方や資格取得前後の方が採用される決め手には、どのようなポイントがあるでしょうか?
加藤:面接では「やる気」と「人柄の良さ」、そして「コミュニケーション力」を前面に出すことが非常に重要だとお伝えしています。とくに実務経験が浅い方の場合、勝負できるのはやる気の部分です。そのため、笑顔で明るく話すことやコミュニケーション力は大切にしていただきたいです。
また、接客業の経験がある方であれば、新人教育や人をまとめた経験があればしっかり伝えるようにアドバイスしています。
横山:実務未経験の方の場合でも、現職での仕事内容はある程度見られると思います。小売業や接客業の経験が少しでもあるかどうかは大きなポイントですね。
逆に事務職や工場勤務の方が登録販売者を目指す場合、「人・物・お金」を扱う仕事になるので、その中でもとくに「人」にかかわる部分が重視されます。スタッフ間でしっかりコミュニケーションが取れるかどうか、教育を受けた経験があるか、マネジメント経験があるかなども見られています。
Q.サービス業という特性上、コミュニケーション能力の重要性は高いのですね。
加藤:そうですね。資格や実績だけでなく、社会人経験を通じて身につけた受け答えの丁寧さや話し方のスムーズさも評価されています。実際に面談や最初のお電話の段階で、コミュニケーション力がわかることが多いですね。
横山:そうですね。共通しているのは「コミュニケーション力」と「笑顔」ですね。面接で質問されても答えがずれていたり、会話が噛み合わなかったりすると、実際の仕事でもコミュニケーションが取りづらくなってしまいます。
また、笑顔が素敵な方とそうでない方であれば、やっぱり笑顔がある方の方が印象がよいですし、気持ちよく接客ができます。面接中でも笑顔は大事だと思います。
Q.資格取得を目指している段階の方からの応募もあったりしますか?
横山:はい、ありますね。資格試験に合格したタイミングでご相談に来られる方もいますし、資格取得前から相談いただくケースも多いです。資格だけ先に取得して、事務職などで働いている方がキャリアチェンジを目指して相談に来られることも増えています。
勤務時間や健康面、自己研鑽の姿勢はどこまで見ている?
Q.勤務時間の柔軟性や自己研鑽の姿勢は、企業側がどの程度重視しているのでしょうか。
加藤:営業時間が長い店舗や、早番・遅番や土日勤務がある店舗も多いため、企業側はその点を理解しているかを必ず確認します。その際に「ちょっと不安」「できれば避けたい」という姿勢が見えると、採用は難しくなります。
また自己研鑽については、未経験・経験者問わずキャリアアップ意欲があるかどうかを重視されます。即戦力が難しいからこそ、将来店長を目指したいという意欲がないとお見送りになるケースも多いです。
横山:ドラッグストアは小売業なので、基本的には土日祝も勤務できることが前提です。営業時間も店舗によっては9時〜22時、23時、場合によっては24時まで営業しているので、勤務時間の柔軟さは求められます。
求職者の中には「22時までなら働けます」という方も多いですが、正社員で働きたい場合は最低限、企業が提示している条件を受け入れていただく必要があります。その点は、勤務時間のギャップがないように面談時に必ずお伝えしています。
Q.資格取得を目指している段階での応募は、アピールポイントになりますか?
加藤:そうですね。登録販売者資格が必須の店舗が多いため、資格取得に向けて勉強している姿勢は評価されます。ただし、資格を持っていないと受けられない求人も多いので、その点は注意が必要です。
人柄や企業との相性はどのように判断する?
Q.企業様が求職者の「人柄」や「企業との相性」をどのような点で判断しているのでしょうか?
横山:そうですね。どの企業様もやはり笑顔があるか、コミュニケーションが取れるかという点は重視しています。また、企業研究をしているか、実際に店舗を見に行っているかなどの姿勢も見られていますね。
会社によって働き方が異なるので、その会社の特性を理解しているかどうかも見られるポイントです。例えば、食品の取り扱いが多い会社もあれば、医薬品・化粧品が多い会社もあります。そのあたりの特性を理解しているかどうかは面接時に確認されることが多いです。
複数の採用材料がある場合の優先順位は?
Q.採用ポイントが複数ある中で、企業はどのような優先順位で見ていることが多いのでしょうか。
加藤:企業によって異なりますが、未経験の方の場合は「人柄」を重視される企業が多い印象です。謙虚さや素直さ、前向きに取り組む姿勢があるかを見ています。また「これまで仕事を頑張ってきた人かどうか」も大事なポイントで、履歴書や職務経歴書の内容や、面接で自分が取り組んできたことを具体的に伝えられるかも評価につながります。
横山:やはり面接での「第一印象」「受け答え」「笑顔」「身だしなみ」です。実務経験や資格の有無も大事ですが、とくに未経験や経験が浅い方の場合は、これまでの仕事でどのように取り組んできたか、仕事への向き合い方を見られることが多いです。
また転職の場合は、過去の転職回数が少なく、一社で長く働いている方は評価されやすいですね。逆に転職回数が多い場合は「すぐ辞めてしまうのでは」と思われてしまうこともあるので、退職理由の整合性や一貫性をしっかり説明できることが大切です。
アピール材料を効果的に伝えるコツは?
Q.企業が求めるポイントを履歴書や面接で効果的に伝えるコツがあれば教えてください。
加藤:面接では「結論から話す」ことが大切です。「私がこれまで頑張ってきたのはこれです」と最初に伝え、その後に具体的なエピソードを話すことで、面接官も話を理解しやすくなります。
また「しっかり」「ちゃんと」などの抽象的な表現ではなく、どのように頑張ったのか具体的な行動を交えて話すことを意識してください。
横山:先ほどの転職回数にも関係するポイントなのですが、前職の退職理由を話すときは、他責にならないようにすることが重要です。どんなに前職が大変な環境だったとしても、「上司が悪かった」「人間関係が悪かった」などと相手のせいにする言い方をすると、面接官には「うちに入っても同じことをいうのでは?」と思われてしまいます。
例えば、「残業が毎日1時間あった」「人間関係が悪かった」という理由をいうと、企業側から「うちも残業は状況によって1時間ほどありますが大丈夫ですか?」「店舗はアルバイトやパートの人数が多く、社員が管理する必要がありますが大丈夫ですか?」と確認されることもあります。
本当に毎日8時から深夜0時まで働いていたなど、肉体的・精神的に厳しすぎる状況であれば仕方ない部分もありますが、一般的な範囲の残業や人間関係を理由にするのは避けた方がよいですね。
そのうえで、「次の会社で何を頑張りたいのか」「なぜその会社で働きたいのか」という熱意を必ず伝えることが重要です。「他でもいい」という気持ちではなく、「この会社でなければいけない理由」を自分の言葉で説明できると、面接官にしっかり思いが伝わります。
Q.面接前の準備段階で、採用に近づくためにしておくとよいことがあれば教えてください。
加藤:まずはドラッグストアでの働き方をしっかり理解することが大切です。企業によって社風や求める役割が異なるため、志望動機は「自分がどのように働きたいか」ではなく、「その企業が大切にしていることに自分がどう貢献できるか」を意識して作ることが重要です。
ただ、自分で調べるだけではわかりにくい部分も多いため、転職エージェントを活用することをおすすめします。企業の細かい情報だけでなく、面接対策もおこなえるため、第一志望の企業で採用を勝ち取りたい方や失敗したくない方はぜひ活用していただきたいです。
横山:店舗見学はとても大事です。一般企業と違い、ドラッグストアは店舗を外から見られるので、雰囲気や清潔さ、従業員の人数など、自分が気になるポイントを確認しておくことをおすすめします。
実際に入社後、自分がその店舗で働くビジョンをイメージできるかどうかも重要です。医薬品コーナーに常駐できると思っている方もいますが、実際には品出しや棚卸しなど体力を使う仕事が多いことも理解しておく必要があります。
また、ドラッグストアでの働き方や企業の理念を事前に調べることも大切です。ギャップを埋めておくことで、入社後のミスマッチを防げます。
登録販売者として働くためにアポプラス登販ナビを利用するメリットは?
Q.アポプラス登販ナビを利用すると、自分だけでは調べられない企業情報なども教えていただけるのでしょうか?
横山:そうですね。私自身、もともとドラッグストアで3年間勤務し、2年間店長を経験してきましたので、求職者の方には「現場のリアル」を具体的にお伝えしています。とくに未経験の方には入社前にしっかりお伝えしておかないと、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまい、転職を繰り返してしまうこともあります。
アポプラス登販ナビのコンサルタントはドラッグストアの仕事内容、働き方、現場の雰囲気などをしっかり把握していますし、実際に入社した方から最新の現場の話を聞き取り、情報を蓄積しています。
ネット上の求人情報や口コミだけではわからないこと、例えば「こう書いてあるけれど実際はこうなんですよ」という部分も、私たちコンサルタントからお伝えしています。最新のリアルな情報を求職者の方へブラッシュアップして届けられることが強みです。
Q.コンサルタントの方は皆さんドラッグストア勤務経験があるのでしょうか?
横山:私のようにドラッグストア勤務経験者もいますが、他のメンバーはアパレル業界など、全く違う業界から転職してきたメンバーも多いです。
ただ、全員がドラッグストアについての知識をしっかり学び、店舗を回ったり、求職者の方や先輩から現場の話を聞き取ったりしながら日々情報をアップデートしています。そのため、ドラッグストアの仕事内容について全員が詳しく説明できる体制になっています。
まとめ|登録販売者が未経験でも採用を勝ち取るために大切なこと
登録販売者の採用では「資格や経験だけでなく、人柄や働く姿勢」が大きな決め手になります。笑顔やコミュニケーション力、柔軟な勤務姿勢、学び続ける意欲を持つことが採用への第一歩です。
「なぜその企業で働きたいのか」を具体的に伝えられる準備をし、店舗見学や転職エージェントを活用しながら、自分に合う職場で長く活躍できる道を見つけていきましょう。
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