【登販向け】面接前の店舗見学は大切!見学で注意したいポイントを解説

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
登録販売者は全国のドラッグストアで働けることから、転職の選択肢が多くあります。しかし、転職する際は事前に転職先の雰囲気や働き方を確認してから選考に臨む必要があるでしょう。
転職先の雰囲気は、求人票や公式ホームページのみでは確認できないため、店舗見学がおすすめです。今回は登録販売者の転職時におこないたい店舗見学について、必要な理由やチェックしたいポイントを紹介します。
目次
- ・【登販】転職で店舗見学が必要な理由
- ・登録販売者が店舗見学でチェックするポイント
- ・登録販売者が転職で店舗見学をおこなうメリット
- ・登録販売者が店舗見学を元に転職成功を目指すコツ
- ・まとめ|店舗見学は登録販売者のミスマッチを減らせる
【登販】転職で店舗見学が必要な理由

複数の店舗があるドラッグストアに就職する場合、内定承諾後に配属店舗が決まることがほとんどで、見学をおこなった店舗で実際に勤務するとは限りません。そのため、「店舗見学をする意味なんてあるの?」と思う方もいるでしょう。
しかし、ドラッグストアには店舗ごとに異なる特徴がある一方で、企業内の店舗に共通する特徴も見られます。企業全体に共通する特徴や雰囲気は、複数の店舗を見学することでつかみやすくなるでしょう。そのため、実際に勤務する店舗ではなくても見学をすることには大きな意義があるのです。
ここではまず、登録販売者の転職において、店舗見学が必要な理由を3つ紹介します。
店舗の雰囲気を理解できる
店舗見学をおこなうと、各店舗の実際の雰囲気を知れるため自分が働くイメージがしやすくなります。自分が働きたいと思う企業で「どのように人が動いているか」「客層はどのようなものか」を確認しておくとミスマッチを防げます。
扱う商品や棚割りなどを確認できる
店舗で扱う商品や棚割りを確認することで、企業に対する理解度が高まります。
ドラッグストアには、その店舗独自の特徴があります。たとえば、近くに新しい分譲地が多い場合は子育て世代やファミリー層向けの商品を多く扱っている、高齢者が多い地域では高齢者向けのOTC(一般用医薬品)を多く用意しているなどです。
一方で、プライベートブランドが充実している、ヘルス&ビューティー商品に力を入れているなど、企業全体に共通する特徴もあります。実際に店舗を見学することで、その企業が力を入れている分野や工夫している部分を自分の目で確認でき、面接でのアピールにつながります。
従業員に質問できる
事前にアポイントメントを取って店舗見学をおこなうと、働く従業員に対して自分の気になる点を質問できます。質問の例としては下記があげられます。
- どのような客層が多いですか
- 従業員の属性はどのような方が多いですか
- 休日の来店者数はどれくらいですか
採用担当者ではない従業員に確認することで、より実際の状況に近い情報を把握できます。とくに、正社員で働く場合はアルバイトやパートとの連携が求められるため、実際の従業員の声を事前に聞いておくと、コミュニケーションがスムーズになります。
このように店舗見学では、面接の場では確認できない貴重な情報を収集できるチャンスといえます。
登録販売者が店舗見学でチェックするポイント

ここからは、登録販売者が店舗見学においてチェックしたい4つのポイントを紹介します。店舗見学では商品や従業員だけでなく、業務フローについても確認しておくと、実際に働いた時のイメージが湧きやすくなります。
一般客として訪問する場合にチェックしたいポイント
事前に許可を得ず一般客として店舗見学をおこなう場合は、踏み込みすぎず、それぞれの店舗の特徴やアルバイト・パートの雰囲気の確認にとどめることが重要です。夕方から夜などの混雑している時間帯を避け、従業員やお客さまに迷惑をかけないことを最優先しましょう。
店舗の規模や扱う商品の特徴
まずは店舗の規模や扱っている商品の特徴を確認します。扱っているアイテム数は、店舗の規模によって異なります。
小さい店舗の場合は商品の把握がしやすい反面、売れる商品を特定し効率的に販売する必要があります。一方で、アイテム数が多い店舗の場合は、まずアイテムの把握が必要になるため「入社後は情報確認が大切」と理解したうえで入社できます。
アルバイト・パートの雰囲気
店舗見学でアルバイトやパートに実際に話しかけて雰囲気をつかむのも大切なポイントです。学生が多い店舗や主婦が多い店舗など、アルバイトやパートの特徴は各店舗により大きく異なります。
複数の店舗を見学し、従業員の属性によって店舗の雰囲気や特徴にどのような違いあるのかを確認しておくことで、実際に店舗に配属された際の働き方がイメージしやすくなります。
さらに踏み込めたらチェックしたいポイント
従業員に踏み込んだ質問をしたい場合は、事前に事情を明かして了承を得る必要があります。了承を得て見学をおこなう場合でも、うまく話の流れを作って知りたいことを聞き出す、複数店舗に分割して見学をおこなうなど、店舗側に負担をかけないようにする工夫が必要です。
店舗における業務フロー
店舗見学では実際に働く従業員に業務フローを確認するのもおすすめです。「シフトは誰が組んでいるのか」「発注は誰が担当しているのか」など、具体的な業務のイメージを理解できます。
とくに、シフトや発注はアルバイトやパートがおこなっている店舗も多いことから、事前に確認しておくと自分の業務範囲を明確にできます。
社員の働き方
業務フローとあわせて、社員の働き方も確認しておきましょう。社員が朝からシフトに入るのか、もしくは昼から入るのかは、所属するアルバイトやパートの属性によって異なります。
とくに、ワークライフバランスを意識した働き方を目指すのであれば、社員の働き方について店舗見学で詳細に確認するのがよいでしょう。求人には基本的な勤務時間しか記載されていないため、自分の働く店舗で社員の具体的な勤務形態を確認しておくと、ミスマッチを防げます。
また、面接ではなかなか聞きにくいことも店舗見学では比較的聞きやすいため、有給の取得や土日の働き方等について、実際に働く従業員に確認してみるのもおすすめです。
登録販売者が転職で店舗見学をおこなうメリット

ここからは登録販売者が転職時に店舗見学をおこなうメリットを4つ紹介します。店舗見学をおこなうと、店舗見学をしていない場合と比較してミスマッチを減らせるほか、面接時の志望動機を明確にできるというメリットもあります。自分の目で見たことを面接で伝えると、採用担当者からの好感度が高まります。
面接時に志望動機が充実する
1つ目のメリットは面接時に志望動機が充実し、説得力が高まる点です。転職における面接は志望動機が重要なポイントです。企業が納得できる志望動機でなければ採用を目指すのは難しくなります。
企業のホームページなどネット上で見られる内容だけで志望動機を書いてしまうと、他の志望者と同じような内容になり、採用担当者の印象に残りにくくなってしまいます。店舗で自分が感じた雰囲気や魅力をもとに志望動機を作成することでオリジナリティのある内容になり、他の志望者との差別化をはかれるでしょう。
ミスマッチを減らし離職の可能性を軽減
店舗で実際の業務フローやシフトへの入り方を確認すると、自分が望む働き方ができるかを明確にできます。事前にミスマッチの可能性を低くしたうえで入社すると、離職の可能性を限りなく減らせるでしょう。
働くビジョンを描ける
店舗見学で実際の従業員の話を聞き、働き方やキャリアについて質問できると、その企業で働くビジョンを明確にできます。たとえば、店舗見学で店長から「何年目で店長になった」という話や、エリアマネージャーやバイヤーを目指す方法などを確認できると、長く、かつキャリアアップしながら働くイメージが湧くでしょう。
転職するからには、長く働きたいと考える人が多くいます。働くビジョンを明確に描ける企業は長く働ける会社といえます。
役立つスキルを具体的にアピールできる
店舗見学で実際の業務内容を確認すると、面接時に自分の強みと求められるスキルをマッチさせアピールできます。
たとえば、業務内容で顧客からの相談対応が主という場合は、これまで登録販売者としてお客さまの相談に乗ってきた具体的な経験をアピールすると、面接で好印象を与えられるでしょう。
また、店舗の売上管理をおこなう場合は、これまで売上を伸ばした実績を数字でアピールできると説得力が高まります。
登録販売者が店舗見学を元に転職成功を目指すコツ

ここからは、登録販売者が店舗見学で得た情報をもとに、転職を成功させる3つのポイントを紹介します。店舗で得た情報を面接で言語化するのは自分だけの力では難しい場合もあります。その場合は転職エージェントを活用したり、自分で一度情報をまとめてみたりすることが欠かせません。
店舗見学の後は情報をまとめる
店舗見学をおこなった後は、その日のうちに得た情報をまとめましょう。紙のメモでもスマートフォンのメモ帳でも、自分にとってやりやすい方法でまとめておくのがよいでしょう。
店舗見学中にはメモを取る機会がありますが、そのときのメモだけでは後になって何が書いてあるかわからなくなることもあります。見学をおこなったその日のうちに情報をまとめ、志望動機や自己PRに活用しましょう。
なお、店舗見学をおこなう際に、事前に質問したいことをメモにまとめておくのも効果的です。店舗見学の時間を有意義に活用できるでしょう。
店舗+企業研究を忘れずに
店舗見学とあわせて企業研究もおこないましょう。店舗で得た情報は非常に有益なものですが、企業全体のビジョンや業務内容を確認しておくことも欠かせません。
店舗見学に行くのとあわせて企業の公式サイトを確認し、求人情報や求める人物像、企業の目指す方向性などを確認しておきましょう。企業が目指すあり方と実際の店舗とのギャップを把握しておくと、働き始めた後のミスマッチを防げます。
志望動機のブラッシュアップは転職エージェントを活用
店舗見学をおこない志望動機を考える際、どのように表現していいかわからないと悩むこともあるでしょう。その場合は1人で悩まず、転職エージェントの利用を検討しましょう。転職エージェントでは求人を確認できるだけでなく、履歴書や職務経歴書、また面接の対策がおこなえます。
志望動機についても自分が店舗見学で感じたことをもとに適切なアドバイスをもらえ、ブラッシュアップできます。とくに、普段から文章を書くのが苦手な方は、転職エージェントに相談すると自分の伝えたいことをうまく整理してもらえます。
転職エージェントは多く存在しますが、アポプラス登販ナビをはじめとした登録販売者の求人に特化したところを活用すると、より効率的に転職活動をおこなえます。
まとめ|店舗見学は登録販売者のミスマッチを減らせる
登録販売者の転職において、店舗見学はとても重要です。面接でのアピールにつながるのに加え、自分が働きたい企業の店舗を目で見て確認することでミスマッチを防げ、働き始めてからも余裕を持って業務に取り組めます。
しかし、店舗見学を自分から申し出るのは勇気が必要と悩むこともあるでしょう。その場合はアポプラス登販ナビにぜひご相談ください。アポプラス登販ナビでは登録販売者の求人のご案内はもちろん、店舗見学や面接前の準備をサポートも可能です。
これから転職を検討する方は、求人を探すところから面接内定後のサポートまで幅広く対応可能です。現在転職でお悩みの場合、またこれから転職を検討する場合はぜひ一度ご相談ください。
【新着】登録販売者のための業界コラム
- 2025年09月04日 2025年4月1日から東京都のカスハラ防止条例が施行 - 接客で知っておくべきカスハラ対策をわかりやすく解説
- 2025年08月18日 【完全ガイド】登録販売者が独立開業するには?手順と必要条件を解説
- 2025年08月14日 ドラッグストアでできる熱中症の予防・対策とは?登録販売者が伝えたい実践ポイントを解説
- 2025年08月13日 調剤薬局に転職した登録販売者にインタビュー|面接対策や働き方のリアルがわかる!
- 2025年08月13日 【登販向け】知らずに違反していない?健康食品販売でやりがちなNG表現と対策