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ドラッグストアの店長職は激務?登録販売者に必要なスキルも解説

ドラッグストアの店長職は激務?登録販売者に必要なスキルも解説

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

ドラッグストアの店長職は激務であるといわれますが、「実際のところはどうなんだろう?」と疑問に思う登録販売者も多いのではないでしょうか。すでに店長を務めている方は、自分の勤めている会社のことはよくわかっていても、他社ではどうなのかわからず、気になっている方もいるでしょう。

そこで今回は、ドラッグストア店長の仕事内容や登録販売者に必要なスキル、店長になったあとのキャリアマップについても解説していきます。

目次

仕事内容は?ドラッグストア店長職の業務

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ドラッグストアといえば勤務時間も長いうえ、おこなう業務も多いため大変な職業だというイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。特に店長職にもなると、スタッフのマネジメントや販売戦略といった運営につながる仕事から、接客やレジといった一般業務もおこなわなければならない場面に遭遇します。

それでは、実際に店長がおこなう業務とはどのような内容になるのでしょうか。1つ1つ詳しく解説していきます。おおまかに分けて以下の3つの業務があげられます。

【レジ・品出しなど】一般業務

店舗にスタッフが少ない場合やスタッフが別業務をしているときは、レジ打ちをはじめ、商品を陳列棚に並べたり、不足しているものは棚入れしたり、業者から届いた荷物で店頭に出さないものは倉庫に片づけるなどといった一般業務をおこなう必要があります。

また、定期的に商品棚をチェックするなど、商品を切らさないようにすることも重要になってきます。

従業員のマネジメント

店舗スタッフの管理も重要な仕事の1つです。店長になると、正社員やパートなども合わせたスタッフをまとめる立場になります。その1つがシフト管理です。パートやアルバイトとして働くスタッフには、それぞれ勤務の希望時間や希望曜日があります。それらを加味し、シフトを調整していきます。

また、体調不良など仕事を休まなければいけない場合も出てきます。その際は、自分自身もしくは社員にお願いし穴埋めするのも仕事になります。

そしてもう1つ、スタッフの評価をするのも店長の仕事になります。店舗にもよりますが、化粧品コーナーや医薬品コーナーなど、社員はそれぞれの担当として振り分けられます。そして、そのコーナーごとに目標を設定し、目標達成に至るまでの行動や経緯をスタッフごとに評価していきます。また、目標達成に向けた売り場づくりや接客テクニックの指導もおこないます。

数値管理

各店舗には決められた予算が存在します。店舗運営を任せられている店長は、その予算内で販売戦略を考え目標を達成していかなければいけません。もちろんこの予算には、人件費や消耗品などの経費も含まれています。

売上を上げるためのアイデアや方法を常に考え、さまざまな計算を繰り返し、しっかり結果を出していくことが店長には求められます。

また在庫管理も店長の仕事となります。商品の発注過多になってしまったり欠品があったりした場合、どちらも売り損じが生じてしまうため、大切な仕事の1つとなります。そのようなことが頻繁に起こると、お客さまのニーズに応えることができず、客離れが始まってしまいます。

店舗経営は、決められた目標を決められた予算のなかで追求し、商品の管理や販売戦略をおこなっていき利益を出し続けなければいけないという、非常に重要な業務になります。

登録販売者資格など!店長に必要なモノ・スキル

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ドラッグストアなどの店長として活躍するためには、医薬品に関する知識はもちろんですが、管理者としての必要条件をクリアする必要があります。また店舗を運営し繁盛させるためには、それ相応のスキルを身につけることが必要になります。

登録販売者資格

登録販売者の資格を取得するためには、年に1度、各都道府県で実施されている「登録販売者試験」に合格しなければいけません。実務経験や学歴といった受験資格は必要なく、誰でも受験することが可能です。試験日や申し込み期限については、都道府県ごとに異なるので注意するようにしましょう。下記のサイトで詳しく記載しているのでご確認ください。

参考:登録販売者の試験日程・試験問題・受験申し込み方法

店舗管理者要件

店舗管理者の要件をクリアするためには「直近5年間で2年以上の実務経験」が必要になります。また連続して2年間働いている必要はなく、直近5年間で合計2年間実務経験があれば要件をクリアしていることになります。

しかし「過去5年間のなかで2年の実務経験があっても合計1920時間未満の勤務時間の場合・同一月・同一店舗で勤務をしていない場合」については条件クリアとは認められないため注意しなければいけません。

また実務経験を満たしていることの証明として「実務従事証明書」を発行してもらう必要があります。これは勤務先にお願いをして発行をしてもらうのですが、5年間の間に複数の職場に勤務した場合、それら全ての勤務先から発行してもらうようにしましょう。証明書の発行を依頼する際は事前に企業に確認するようにしてください。

「実務従事証明書」の書式については、各都道府県のホームページに公開されているので確認してみてください。

店舗管理者要件を満たすと、薬剤師または登録販売者の監督下でなくても、第2類・第3類医薬品を販売できるようになります。業務範囲が広がるため、資格手当が増額されるなど、年収アップにもつながります。また、名札も「登録販売者(研修中)」から「登録販売者」へと変わります。

コミュニケーション力

お客さまを相手にする商売には、ドラッグストアに限らずコミュニケーション能力は必要不可欠なスキルといってもいいでしょう。

会話のなかで、相談事や素直な感想を引き出すことができるコミュニケーション力は、お客さまにとって「話しやすい・専門的な相談ができる・通いやすい」という印象を与え、お店にリピートしてくれるひとつの要因となります。つまり、コミュニケーション力がなければ、その逆の結果になってしまうということです。

お客さまがお店選びをする際に、コミュニケーションをとれるスタッフがいるということはとても重要なことです。これは、本や言葉で覚えられるものではありません。多くの接客経験を積むことで身につくスキルになりますので、ぜひ身につけるようにしましょう。

登録販売者の店長職は激務だがやりがいもある

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店舗の管理を任されている店長職。様々なスキルが求められ、大変な仕事ではありますがその分やりがいも沢山あります。

スタッフの成長に大きく貢献できる

前述したように、店長はスタッフの指導もおこないます。その指導によって、スタッフが成長していく姿を近くで見ることができるのは店長として嬉しいものです。

また、売上目標達成の喜びは何物にも代えられません。当たり前のことですが、店長一人ではその目標は達成できません。スタッフあってのものです。決められた予算の中で、販売戦略を考え、その努力が報われて、ともに目標を達成したときには、店長としての大きなやりがいを感じることができます。

一般正社員に比べて年収がアップする

多くの企業では、管理者要件を満たすと「登録販売者手当」が支給されます。手当の金額は企業ごとに異なりますが、1か月当たり1万円前後が多いようです。よって、管理者要件を満たすだけで、年間12万ほどの年収アップが望めます。登録販売者手当はパート社員でも支給の対象となる企業が多く、雇用形態を問わない点も魅力です。

ドラッグストア店長職の先に続くキャリアマップ

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ドラッグストアの店長として実績を残すことは、その後のキャリアにもつながっていきます。年収アップはもちろん、更にやりがいのある業務に就くことが可能になります。ここからは、店長職の先にあるキャリアマップについてご紹介します。

エリアマネージャー

エリアマネージャーとは、決まったエリア内の店舗を複数管理する仕事になります。エリアマネージャーには、店長として実績を残すことで昇格するのが一般的で、その業務は、本社と店舗の橋渡し的役割や、店舗ごとの管理や監修をおこないます。

ただ求人募集の中には、エリアマネージャーの経験者やマネジメントの経験がある方であれば、初めからエリアマネージャーとして採用する企業もあり、一からやり直さずにその職に就けるという例外もあります。

本社勤務

本社勤務になると、接客や品出しなどの一般業務には携わらないのが基本です。またドラッグストアなどでの勤務と異なり、本社勤務にはさまざまな職種や業務内容があります。チェーン店舗全体に影響する業務も多いため、本社勤務だとやりがいのある仕事に就くことができるでしょう。

業務内容に関しては、バイヤーや物流、販促といったものが中心となります。卸会社や物流企業などと仕事する機会が増え、一般企業と勤務時間をそろえるため、店舗勤務では不可能だった土日休みや夕方退勤といったそれまでとは違った勤務体制を実現することができます。さらに、基礎給も高くなるので、年収アップは確実といってよいでしょう。

まとめ|ドラッグストアの店長職へ転職しよう!

登録販売者は、幅広いスキルや知識が要求されるため大変なことも多いですが、それ以上にやりがいもある職種です。1人で悩みを抱え込んでしまうこともあるかもしれませんが、悩みへの向き合い方がわかれば、おのずと解決方法が見えてくるでしょう。

もし、現在の職場の悩みを一人で解決できない場合や、店長職を求めた転職成功を考えているのであれば、エージェントの活用が重要になります。そこでおすすめなのがアポプラス登販ナビです。

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