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調剤薬局に転職した登録販売者にインタビュー|面接対策や働き方のリアルがわかる!

調剤薬局に転職した登録販売者にインタビュー|面接対策や働き方のリアルがわかる!

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

「調剤薬局で働きたいけど、登録販売者でも転職できるのかな?」
「ドラッグストアとの仕事内容の違いがわからない...」
「調剤薬局での勤務経験がない中で、面接で何をアピールすればいいんだろう?」

そのような不安を持つ登録販売者の方に向けて、実際に調剤薬局へ転職した登録販売者の方へインタビューをおこないました。転職のきっかけや調剤薬局を選んだ理由、面接対策、転職後の働き方のリアルについてお話しいただきましたので、転職を検討中の方はぜひ参考にしてください。

【この記事で得られること】

  • 調剤薬局は、チームの連携や信頼関係が深まりやすい職場環境
  • 調剤薬局ではデスクワークが中心で、特有の用語や制度を覚える必要がある
  • 登録販売者はドラッグストアでの勤務経験を調剤薬局での業務に活かすことができる

目次

調剤薬局へ転職した登録販売者の方へインタビュー!

調剤薬局へ転職した登録販売者の方へインタビュー!

医薬品の知識を活かしつつ、より専門性の高い環境で働きたいと考える登録販売者の方も多いのではないでしょうか。今回インタビューした方は、ドラッグストア勤務や管理栄養士の経験を経て、調剤薬局へ転職されました。

未経験からの挑戦で戸惑いもありつつ、新しい職場で感じたギャップややりがい、転職活動での工夫、さらには調剤薬局勤務に向いている人の特徴まで、貴重な体験談を語っていただきました。

ここでは、実際の転職者の声を通じて、調剤薬局への転職を考えている方に向けたリアルな情報とアドバイスをお届けします。

今回お話を伺った方

【今回お話を伺った方】

Aさん大手ドラッグストアにて登録販売者として勤務した後、管理栄養士の資格を活かしてクッキングスタジオでの業務に従事。その後、再び医薬品にかかわる仕事を志し、調剤事務の資格を取得して調剤薬局へ転職した。

登録販売者としてこれまでどのような仕事をしてきたのか

登録販売者としてこれまでどのような仕事をしてきたのか

Q:登録販売者としての経歴や業務内容を教えてください。

A:大学を卒業後、株式会社クリエイトエス・ディーに入社し、ドラッグストアの総合職として勤務しました。そこでの主な業務は店舗運営全般の管理で、登録販売者として担当していたのはOTC(一般用医薬品)の相談対応です。

また、管理栄養士の資格も活かして栄養相談や売り場作成にも携わり、お客さま一人ひとりの健康をサポートするやりがいを感じながら、幅広い業務に取り組んでいました。

その後、もっと違う分野で自分の可能性を試したいと思い、料理教室へ転職しました。パンやケーキ作りの指導もおこないましたが、主に営業職として活動し、これまでの経験とは全く異なる環境で新たなスキルを身につけました。

なぜ調剤薬局への転職を志望したのか

なぜ調剤薬局への転職を志望したのか

登録販売者としてドラッグストアでの経験を積み、料理教室で異業種のスキルも磨いたうえで、なぜ再び医療業界へ戻り、調剤薬局での勤務を志望したのか。その背景や具体的な理由について伺いました。

転職を考え始めたきっかけ

Q:ドラッグストアだけでなく料理教室にも勤めていたんですね。その後、調剤薬局へ転職されたきっかけを教えてください。

A:ドラッグストア勤務時代から、調剤薬局で働いてみたいという思いはずっとありました。料理教室での仕事も楽しく充実していましたが、将来的に長く安心して働ける環境を求めるようになり、また医薬品にかかわる仕事に再び挑戦したいと考え、調剤薬局への転職を決めました。

調剤薬局を選んだ理由

Q:管理栄養士や登録販売者の資格を活かせる仕事は他にもありますが、その中で調剤薬局を選んだ具体的な理由はありますか?

A:ドラッグストア時代はOTC(一般用医薬品)の知識が中心でしたが、調剤薬局の薬剤師さんと話すうちに、より専門的な医薬品の知識や技術を身につけたいと思うようになりました。また、患者様への対応や薬剤師のサポートといった「サポート業務」にやりがいを感じ、自分の性格にも合っていると感じたことも大きな理由です。

Q:転職活動の際、他の業態は検討されましたか?

A:いいえ。どうしても調剤薬局で働きたかったので、最初から調剤薬局に絞って転職活動を進めました。

登録販売者の仕事との違いや想定とのギャップはあった?

登録販売者の仕事との違いや想定とのギャップはあった?

登録販売者としてドラッグストアでの勤務経験を経て、調剤薬局へ転職。そこで感じた仕事の内容や職場環境の違い、そして実際に働き始めてからのギャップについて伺いました。

職場環境・人間関係の変化

Q:職場の人間関係や雰囲気の変化はありましたか?

A:ドラッグストア時代は従業員が約50人と大規模で、シフトもバラバラだったため、顔を合わせる機会が限られていました。一方、調剤薬局は10人ほどの固定メンバーで毎日顔ぶれがほぼ同じなので、自然と関係が深まりやすいです。薬剤師さんとも密にコミュニケーションを取る機会が増え、仕事の連携もスムーズになりました

入職前とのギャップ

Q:実際に調剤薬局で働き始めてから、ドラッグストア時代との違いやギャップはありましたか?

A:まず、体を動かす頻度が大きく違いました。ドラッグストアは店内を歩き回りながら商品整理や接客をおこなっていましたが、調剤薬局ではレセプト入力や受付などデスクワークが中心で、座っておこなう業務が多いです。

また、医薬品や保険に関する専門知識が求められ、覚えることが非常に多くて、毎日頭がいっぱいになることもあります。とくに、調剤薬局特有の用語や制度、患者様対応の細かさには驚きました。

調剤薬局への転職にあたって取り組んだ資格取得や面接対策は?

調剤薬局への転職にあたって取り組んだ資格取得や面接対策は?

調剤薬局での勤務経験がなかったため、転職活動にあたっては不安もあったそうです。その中でどのような準備をしたのか、面接対策で意識したポイントや資格取得の効果について伺いました。

Q:調剤薬局への転職活動時の準備や面接対策で意識したことは?

A:未経験であることが不安だったので、まず調剤事務の資格を取得してから転職活動を始めました。資格取得は、「本当にこの仕事をやりたい」という強い意志の証明にもなると思い、準備に力を入れました。また、ドラッグストアで培った接客スキルや薬の知識も、転職の際にしっかりアピールしました。

Q:面接時に聞かれたことや意識したことはありますか?

A:「なぜ調剤事務を目指すのか」「なぜドラッグストアに戻らないのか」という質問を多く受けましたまた、調剤薬局の受付は患者様が最初に接する場所なので、明るい笑顔や話しやすい雰囲気作りを意識しました。面接官に安心感を与えることが大切だと感じました。

Q:資格取得について、面接官の反応は?

A:調剤事務の資格は民間資格なので面接官によっては詳しく知らない方もいましたが、「勉強したんだね」「すごいね」と好意的に受け止めてもらえました。資格の具体的な内容についても質問されることがあり、しっかり説明できるように準備しておいてよかったと思います。

調剤薬局に転職してよかった点、大変だった点

調剤薬局に転職してよかった点、大変だった点

転職後の環境や仕事内容の変化について、よかった点と大変だった点を伺いました。

Q:転職してよかった点と大変な点は?

A:まずよかった点ですが、これまでドラッグストアで培った医薬品の知識や接客経験を活かせる馴染みのある業界で働けるため、安心感があります。また、調剤薬局は規模が小さく固定メンバーでのチームワークが深まりやすいので、人間関係が良好な点もうれしいです。

一方で、大変な点は覚えることの多さです。医薬品だけでなく保険制度やレセプト業務など、毎日新しい知識を取り入れる必要があり、頭をフル回転させる日々が続いています。座り仕事が多く、体を動かすことが減ったため、仕事のスタイルにも慣れるまで少し苦労しました。

これまでの登録販売者の仕事の経験が活かせたと思う点

これまでの登録販売者の仕事の経験が活かせたと思う点

登録販売者としての経験は、調剤薬局での業務にもさまざまな形で活かされているようです。

Q:登録販売者の経験が調剤薬局で活きた場面は?

A:転職してまだ1カ月ほどですが、登録販売者の資格がとくに役立っているのは、併設されているドラッグストアでお薬の相談があったときです。人手が足りないときにサポートに入ることがあり、適切な対応が求められる場面で、自信を持って接することができます。

Q:ドラッグストア勤務でやっておいてよかったことは?

A:接客スキルや商品知識、ドラッグストア売り場の構造を理解していたことは大きな強みです。ドラッグストアの従業員が忙しく、患者さんが調剤窓口にOTC(一般用医薬品)の場所を尋ねに来た際にすぐ案内できる場面もありました。

調剤薬局への転職希望者へのアドバイス

調剤薬局への転職希望者へのアドバイス

調剤薬局への転職を目指す方にとって、事前の準備や職場で求められるスキルを理解しておくことは非常に重要です。これまでの経験を活かしながら、新しい知識や環境に慣れていくためのポイントを紹介します。

実務経験の積み方や準備のコツ

Q:調剤薬局への転職希望者へのアドバイスはありますか?

A:薬の知識、とくにOTC(一般用医薬品)や処方薬の成分についてはしっかり頭に入れておくとが大切です。また、調剤事務の保険知識を事前に学習しておくと、研修後すぐにレセプト入力などの業務を任された際も戸惑わずに対応できます。

資格取得は必須ではありませんが、知識を準備しておくことで転職活動でも自信を持って臨めるため、強くおすすめします。

調剤薬局に向いている人の特徴

Q:どのような人が調剤薬局勤務に向いていると思いますか?

A:周囲をよく見て臨機応変に動ける人、細やかな気配りができる人が向いています。調剤薬局の仕事は患者様対応、薬剤師の補助業務、調剤業務補助、販売対応など多様な業務が同時進行で発生するため、状況を把握して柔軟に対応する能力が求められます。

Q:スタッフ間のコミュニケーションも重要ですか?

A:はい。患者様対応だけでなく、薬剤師さんへの声掛け、FAX対応、販売依頼なども含めて、スタッフ間で密なコミュニケーションができなければ業務が回りません。

まとめ|登録販売者の調剤薬局転職は準備次第でチャンスが広がる

今回は、登録販売者としての経験を活かしながら、異業種を経て調剤薬局へ転職した方へのインタビューを通して、転職の決め手や面接対策、実際の働き方の違いについて詳しくご紹介しました。

調剤薬局での仕事は、ドラッグストアとは異なる専門知識や業務が求められるため、未経験の場合は資格取得や事前の学習が大きな助けになります。また、患者様対応や薬剤師との連携といったコミュニケーション能力も重要なポイントです。

転職後は、覚えることが多く大変な面もありますが、チームワークのよさや専門的な知識を深められるやりがいも感じられる職場環境が魅力的です。

これから調剤薬局への転職を考えている方は、まずはご自身の強みや資格、興味を整理し、事前準備をしっかりおこなうことをおすすめします。また、求人情報だけでなく、転職エージェントに相談してみるのもよい方法です。プロのアドバイスや非公開求人の紹介など、転職活動をスムーズに進めるための心強いサポートを受けられます。

アポプラス登販ナビは、登録販売者に特化した転職支援サービスで、専門のコンサルタントが一人ひとりに合った求人紹介や面接対策をサポートします。転職活動をスムーズに進め、理想の職場で新たな一歩を踏み出すために、ぜひアポプラス登販ナビの活用も検討してみてください。

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