ドラッグストアへ転職したい！志望動機のよい例・悪い例を紹介

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

登録販売者に限らず転職活動をおこなう際に悩むのが志望動機。転職はさまざまな理由から検討しますが、志望動機をどのように記載すればいいか悩む方もいるでしょう。当記事では、登録販売者がドラッグストアに転職する際に活用できる志望動機のよい例と悪い例をご紹介します。ぜひ転職成功に向けて動き出しましょう。

目次

• ・【登販向け】昨今のドラッグストア業界の動向
• ・ドラッグストアで登録販売者に求められるものとは
• ・【登録販売者向け】志望動機の基本ポイント
• ・登販必見！ドラッグストアの志望動機例文
• ・登録販売者がドラッグストアの志望動機で悩んだら
• ・まとめ｜登販がドラッグストアへの転職を成功させるために志望動機は重要

【登販向け】昨今のドラッグストア業界の動向

2020年から続く新型コロナウイルス感染症で小売店や飲食店が影響を受ける中、日本チェーンドラッグストア協会の実態調査によると、2021年度のドラッグストアの全国売上高（推定値）は、対前年度比は2020年度で4.6％増、2021年度で6.3％増と新型コロナウイルス感染症の影響を受けず成長しています。

全体的に好調に推移している登録販売者の転職市場ですが、業界の成長にともないドラッグストア勤務志望の登録販売者に求められることにも変化が生じているようです。ここからは、具体的にドラッグストアで働く登録販売者に求められることについて解説し、そこから実際の志望動機の書き方に落としこんでいきます。

ドラッグストアで登録販売者に求められるものとは

ドラッグストアでは、薬だけでなく、日用品から化粧品、最近では、生鮮食品まで取り扱う店が増えています。スーパーでは、レジ部門や食品部門、農産部門などとわかれていますがドラッグストアの場合、スーパーと違い規模が小さいところが大半なため接客からレジ、品出しに棚替えなどの必要な業務すべてをおこないます。業務が多い分大変と感じるかもしれませんが、その分やりがいもある仕事です。では、ドラッグストアで登録販売者に求められるものとは、具体的に何なのかをご紹介します。

コミュニケーションスキル

ドラッグストアで働くうえで、接客は必須業務のため、コミュニケーションスキルも同時に必要です。商品についてや在庫の確認などをお客さまから相談されたり、お客さまが売り場で悩んでいれば、反対にこちらからお客さまに声をかける場合もあります。

薬や化粧品について相談された場合、お客さまの現在服用中の薬との飲み合わせや、肌の状況、肌体質を配慮して商品を提案しなければなりません。登録販売者の知識をもっても判断できかねる時は、病院への受診を促す必要もあります。
企業によってもさまざまですが、売り場で悩んでいるお客さまに、自分からお声がけする場合もあるため、コミュニケーションスキルはとても重要です。

新しい知識を学習する姿勢

医学の発展とともに薬も新しいものの発売や、ワクチンとの飲み合わせなどの情報は日々更新されます。テレビコマーシャルを見て商品を探しに来るお客さまもいます。薬は命に直結するため、知識を身につける姿勢は大切です。

新しい情報を積極的に発信してくれる企業もありますが、企業によって異なるうえ、発信してくれた情報ですべてを網羅できるとは限りません。
接客をする際に自分が困らないためにも、お客さまに正確な情報を提供するためにも、学び続ける必要があります。

バイタリティ

ドラッグストアでは、接客だけでなくレジ打ちや品出し、棚替えや商品管理、発注や清掃など事務処理をすべてこなさなければなりません。ポイントの倍増デーや大抵の店舗は土日・祝日は混雑が予測されるため、出勤になる場合が多くあります。
仕事内容が多いうえ、力仕事もたくさんあります。体力に自信がある方や、身体を動かすのが好きな方、接客が好きな方には向いている仕事です。

【登録販売者向け】志望動機の基本ポイント

登録販売者に関わらず、転職活動をおこなう際、面接時に志望動機を伝える必要があります。しかし、志望動機の事前準備を怠ってしまうと、自分の長所や熱意を面接官に伝えられない可能性もあります。こちらでは、志望動機の基本ポイントの４つを解説します。

①一言目は必ず結論から

志望動機を伝える際は、まず結論から伝えるようにしましょう。結論ファーストにすると相手に伝わりやすくなり、面接官を話に引き込めます。結論を後にしてしまうと、話の論点がズレてしまう可能性もあり、伝わりにくくなります。志望理由を最初に簡潔に伝えてから、過去の実績や経験などの具体例を入れた後、チャレンジしたいことを伝えるとよいでしょう。志望理由が複数ある場合でも、２つか３つに絞って簡潔に伝えるように心がけてください。

②他のドラッグストアではだめな理由を伝える

ドラッグストアを展開する企業はたくさんあります。その中でどうしてその企業にしたのか、その企業でなければならないのかを伝える必要があります。ありきたりな志望理由では、面接官に「うちの企業でなくてもいいのでは？」と思われてしまう場合も考えられます。「この企業に就職したい、この企業でなければならない」という理由を明確に伝えると、面接官に好印象を与えられるでしょう。

③企業にとってのメリットを伝える

志望理由を伝える際に、自分を雇うことで企業にどのようなメリットがあるのかも伝えてください。面接官は面接で、企業にとってメリットになる人材、企業に合うであろう人材を見極めています。企業に貢献できる内容を具体的に伝えると、企業から求められる存在になれる可能性があがります。
面接前に企業研究をおこない、企業がどのような人材を求めているのか調べてから、志望動機を考えると転職成功率はあがるでしょう。

④300字程度、１分程度にまとめる

面接によって異なる場合もありますが、基本的に面接で話す志望動機の長さは１分間です。文字数だと、300文字程度の文字数にまとめるとよいでしょう。
１分間程度は、面接官が話をスムーズに理解できるため、内容が伝わりやすい長さです。伝えたいポイントは簡潔にし、面接官から質問された場合に、より詳細な内容を伝えると面接官も聞きやすくなります。

登販必見！ドラッグストアの志望動機例文

いくらポイントを押さえた志望動機を考えたとしても、内容が薄かったりありきたりな志望動機では、面接官に好印象を与えるのは難しくなります。マイナスイメージの発言や長々と話し、結論がわかりにくくなってしまうと反対に面接官からの印象が悪くなってしまう場合も考えられます。
好印象を得られる志望動機と、印象が悪くなってしまう志望動機を把握していきましょう。

OK例【スギ薬局の志望動機】

スギ薬局でなければならない、具体的な理由と、今後どのように企業に貢献していくのか具体的に提示すると面接官に伝わりやすく、好印象を得られるでしょう。

NG例【ウエルシア薬局の志望動機】

全体的に内容が曖昧でどの企業にも当てはまる内容になっています。共感した経営方針は具体的に伝えて、ウエルシア薬局でなければならない明確な理由をいれると面接官に伝わりやすくなります。

登録販売者がドラッグストアの志望動機で悩んだら

企業研究をおこなって志望動機を考えても、思い浮かばない場合もあります。そのような場合はどのように対処すればよいのか、２つの方法をご紹介します。

その企業への転職を考え直す

志望動機がどうしても思いつかない時は、その企業との接点や魅力を自分には見出すことができなかった可能性が考えられます。無理してこだわらず、その企業への転職を考え直すのも一つの方法です。視野を広げ新たに転職先を探すことによって、より好条件の企業に出会える可能性があります。

転職エージェントに相談する

転職エージェントは、転職を考えている方と採用を検討している企業のつなぎ、転職を支援するためのサービスです。今までのキャリアを整理し、履歴書や面接での志望動機に活用できます。
一人ひとりに専任のアドバイザーが転職活動をサポートしてくれるため、志望動機に悩んでしまった際にも相談できます。

志望動機はあるがうまく表現ができない場合は、登録販売者が選ぶおすすめの登録販売者求人サイトのアポプラス登録ナビにぜひご相談ください。

まとめ｜登販がドラッグストアへの転職を成功させるために志望動機は重要

希望のドラッグストアへの転職を成功させるには適切な志望動機が欠かせません。志望動機は結論ファーストで、その企業でなければならない理由の具体例を取り入れます。自分が企業にとってメリットになる内容を１分程度にまとめます。
文章は起承転結を意識し、明確かつ好印象を得られるようにしましょう。

転職はより好条件の企業で働くためにおこないます。志望動機で悩んでしまい、転職が辛くなってしまっては本末転倒です。ドラッグストアへ転職したい気持ちが高まり、前向きに転職活動を進めるためにもアポプラス登販ナビに登録してスムーズな転職活動をおこないましょう。