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登録販売者のシフト希望はどのように伝える?希望休の伝え方の例も紹介

登録販売者のシフト希望はどのように伝える?希望休の伝え方の例も紹介

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

登録販売者として働く際、休日制度の充実度で応募する求人を選ぶ方は珍しくありません。とくに、希望休が取りやすいか、週休2日は確保されているかの2点は、多くの方が注目するでしょう。本記事では、ワークライフバランスを重視した働き方を求める登録販売者の方に向けて、希望休の伝え方や職場探しのポイントについて解説します。

目次

登録販売者のシフト勤務の特徴

登録販売者のシフト勤務の特徴

登録販売者として働くうえで、業界全体における働き方の傾向を知ることは大切です。とくに、保育園にお子さまを預けている家庭や両親の介護がある方など、働き方に制限がある場合は就職先の勤務体制について理解しておく必要があります。

基本的に1日8時間の変形労働時間制

登録販売者が働く職場では、1日8時間を基本とした「変形労働時間制」が多数派です。変形労働時間制とは、繁忙期は勤務時間を長く、閑散期は短く設定することで、全体として法定労働時間を超えないようにする制度で、1週間・1カ月・1年の単位があります。

厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査」によると、変形労働時間制を導入している企業は59.3%と、全体の半数以上にのぼります。シフト制や曜日・時間固定制、フレックスタイム制を取り入れている職場もありますが、現状は変形労働時間制が多数派です。

変形労働時間制は、主に繁忙期と閑散期がはっきりしているサービス業において採用されています。登録販売者の求人が多いドラッグストアも、業態としては飲食店やホテルと同じサービス業であり、繁忙期と閑散期があるため、変形労働時間制が採用されているのです。

参考:厚生労働省「令和5年就労条件総合調査」

基本的に休日は固定されていない

年中無休で営業しているドラッグストアは珍しくありません。基本的に土日など固定の休みはなく、1カ月や半月区切りでバラバラに設定されるケースが多数派です。そのため、人によっては労働条件を譲歩してもらわないと勤務できない場合があります

たとえば、保育園にお子さまを預けている家庭だと、毎週日曜日に休めなければなりません。パートナーが日曜休みでない限り、休日が固定されていない職場で働き続けるのは難しいでしょう。

ただし、店舗によっては定休日を設定していたり、従業員ごとに固定休を設けたりするところもあります。なんらかの事情や希望があって固定の休みが必要な場合は、事前に求人情報をよくチェックして、固定の休日がある企業を選びましょう。

希望休以外の連休は少ない

登録販売者のシフト勤務において、希望休以外で連休を取ることは少ないといわれます。とくに、ドラッグストアのようなサービス業では繁忙期と閑散期があるため、繁忙期にはいっそう連休が取りにくくなるでしょう。

変形労働時間制では週休2日を基本とするところが多いですが、希望休を申し出なければ連休はあまり期待できません。連休を取得したいなら、希望休が通りやすい、または有給消化率の高い職場を選ぶことが大切です。

登録販売者のシフト勤務の現状は?希望休は通らない?

登録販売者のシフト勤務の現状は?希望休は通らない?

実際に登録販売者が希望休を取得できるかは、職場によって異なります。登録販売者として転職を考えている方は、以下の点に留意しましょう。

シフト希望が通りやすいかは職場によって異なる

シフトの希望が通るかは、職場に大きく左右されます。ドラッグストアは土日が忙しいため、従業員の数やシフトの組み方によっては、土日に休めない場合もあります。とくに、従業員の数が不足している職場では希望休が通らないパターンも多いでしょう

また、従業員の家族構成もかかわってきます。たとえば、従業員の大半に小さなお子さまがいると、希望休が日曜日に集中するかもしれません。従業員の数や家族構成は求人でわからないため、面接時か雇用契約時に聞いておきましょう。

一方で、通販系の会社や調剤薬局では土日休みのパターンもあり得ます。登録販売者の働き口はドラッグストアだけではないため、家庭の事情に応じて適切な職業を選びましょう。

土日休みの求人の事例は、以下のページをご参照ください。
土日いずれか休みの登録販売者求人・転職・募集

土日はどちらかのみ休みが多い

ドラッグストアでは、土日両方を休むのは難しいですが、土日のどちらかを休みにすることは比較的簡単です。シフト制である以上は働き方にある程度融通を利かせやすいため、早めに申し出ていれば問題無く希望休を取れるでしょう

しかし、人手不足の職場や繁忙期の場合は土日のどちらかでも休むのが難しくなる可能性があります。絶対に外せない日付がある場合は、シフトの希望を出すまでに他の従業員やシフトの管理者に相談しておくとよいでしょう。

また、固定の曜日を毎週休まなければならない場合は、エントリーシートや面接で自分の希望休の条件や理由を具体的に伝えておきましょう。事前に伝えておくことで、先方の企業が問題ないと判断すれば勤務日を調整してくれます。

希望休は月2~4日程度が多い

登録販売者が希望休を取れる日数は、月に2〜4日程度が一般的です。週休2日なら1カ月で8日前後の休日がもらえるため、1/4〜1/2は希望休が取れます。ただし、必ずしも希望休が通るとは限らないため、絶対に休まなければならない用事がある場合は早めに伝えておきましょう

【例文も紹介】登録販売者のシフト希望の伝え方

【例文も紹介】登録販売者のシフト希望の伝え方

ドラッグストアのシフト希望の提出方法は、主に「メールやLINEで伝える」、「シフト作成用のアプリやサイトに入力する」、「店舗にある紙に記入する」の3通りがあります。今回は、メールでのシフト希望の伝え方をご紹介します。

シフト希望を伝える際は、相手にとってわかりやすく、誤解を生まないよう工夫することが大切です。伝え方が不適切だと、シフト管理の担当者が内容を誤解してしまい希望休が通らなくなる可能性もあります。担当者が一目で内容を把握できるよう、メールでは以下のポイントを押さえましょう。

件名で内容を明確にする

シフト希望をメールやメッセージ等で伝える際、受け取った担当者が一目で内容を把握できる件名にしましょう。担当者の元には他の従業員や上層部、取引先とのメールも届きます。わかりやすい件名にしなければ、読み飛ばされるかもしれません。

実際に記入する際は、「希望休のお願い【名前】」「希望休取得のお伺い【名前】」といったシンプルでわかりやすい表現を使うとよいでしょう。

シフトの希望休は箇条書きにする

シフトの希望を伝える際は、長文にすると情報が混乱し誤解を招くおそれがあります。そのため、希望の内容は箇条書きにして、担当者が確認しやすい形式にしましょう。たとえば、「希望休」「希望の勤務時間」「出勤日」といった項目ごとにわけて整理すると、情報が整理され、読み間違いを減らせます。

勤務時間の希望は具体的に書く

勤務時間の希望を伝える際は、曖昧な表現を避け、具体的な時間を明記しましょう。たとえば、「夕方以降」と表現するのではなく、「16:00以降」と伝えます。担当者も本人に詳細を確認する手間がかかってしまうため、勤務時間は必ず数字で記載しましょう。

シフト希望を伝える際の例文

以下は、シフト希望を伝える際の例文です。これを参考に、自分のシフト希望を具体的かつ簡潔に伝えるようにしましょう。

件名:
〇月のシフト希望につきまして 【名前】

本文:
お疲れさまです。〇月のシフト希望をお伝えします。

休みの希望日: 4日・11日・27日
勤務時間の希望: 5日は12時以降の勤務、18日は17時までの勤務を希望します
出勤希望日: とくになし

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

上記のように、希望休や勤務時間を簡潔かつ明確に伝えることで、シフト管理者も対応しやすくなります。敬語表現や前後の挨拶といった基本的なマナーも大切です。

シフト希望が通りやすいドラッグストアを選ぶポイント

シフト希望が通りやすいドラッグストアを選ぶポイント

シフト希望が通りやすい職場を選ぶことも、登録販売者にとっては重要なポイントです。労働条件のよい職場に就職するためにも、以下のポイントを押さえましょう。

休日制度が整っている企業か

ドラッグストアの求人を探す際は、企業が導入している休日制度に注目しましょう。大手企業が運営するドラッグストアは、比較的希望休を取りやすい傾向があります。これは、大規模な店舗チェーンでは好条件を提示しやすく、人手が十分である傾向にあるためです。

ただし、必ずしも明記された休日制度が勤務する店舗に適用されているとは限らないため、応募先の店舗の求人情報もきちんと確認しましょう。

登録販売者の数が足りているか

人手が不足している店舗では、希望休を取りづらくなる可能性があります。パートや時短勤務のスタッフが多い場合、フルタイムの正社員に過度な負担がかかるかもしれません。

そのため、ドラッグストアの求人を探す際は十分な人員が確保されている職場を選びましょう。求人情報では従業員の数を掲載するケースは少ないため、実際に店舗まで行き様子を見てみるのもおすすめです。

求人情報で休日制度の明記があるか

求人情報に、休日制度やシフト調整に関する記載が充実しているかも重要なポイントです。「完全週休2日制」「リフレッシュ休暇」など、具体的な休暇制度が明記されているか確認しましょう。また、「時短勤務制度」の有無や「有給消化率」などを調べ、働き方に融通を利かせやすい職場なのかも確認したいところです。

ただし、求人上の情報と実際の労働条件が異なるケースもあるため、面接や雇用契約時に再確認することが大切です。

転職エージェントを利用して現状を知る

求人サイトで条件の合う職場が見つからない場合や、仕事探しの時間が充分に取れない場合は、転職エージェントを利用しましょう。転職エージェントとは、仕事探しを全面的にサポートしてくれる転職のプロです。

転職エージェントサービスを利用することで、非公開求人の紹介や面接のサポートなど、求人探しから採用までの活動をスムーズにしてくれます。現職と転職活動の両立が難しい方は、転職エージェントサービスを利用しましょう。

まとめ|シフト希望の通りやすい職場選びなら転職エージェントの活用が役に立つ

登録販売者として働く際、シフト希望が通りやすい職場を選ぶことは、ワークライフバランスを保つうえで重要です。希望休の取りやすさは、従業員の数や勤務形態によって大きく異なるため、職場選びの段階で確認しなければなりません。

シフトは基本的に店長が作成するため、店長の調整力次第で土日休みが取れるケースもあります。シフトを作成する立場になると、他の従業員の希望も叶えつつ、自分の理想の働き方も実現できるチャンスがあるため、店長を目指すのも一つの手です。

転職エージェントを利用することで、求人サイトには掲載されていない非公開求人や、条件に合った職場を紹介してもらえます。エージェントを通じて勤務条件やシフト調整に関する質問も積極的におこない、納得のいく職場選びをサポートしてもらいましょう。

アポプラス登販ナビでは、登録販売者向けの非公開求人を多数取り扱っています。転職希望者の条件に合った求人をご提案しますので、まずは一度お気軽にご相談ください。

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