登録販売者試験に受かったら。合格後の手続きや流れを分かりやすく解説!
こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。
登録販売者試験は、合格すればそれで終わりというわけではありません。試験合格後に手続きをおこなって初めて登録販売者として実務に取り組むことができます。皆さんの中には、登録販売者の試験合格後、どのような手続きをおこなうのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、登録販売者試験に合格した後の流れについて、詳しく解説します。
目次
- ・登録販売者試験の合格後の流れ
- ・販売従事登録に必要なもの
- ・販売従事登録が完了したら
- ・登録販売者に合格後、すぐに就職しなくても大丈夫?
- ・登録販売者として長く活躍するための心構え
- ・登録販売者試験の合格後に関するよくある質問
- ・まとめ|合格証が届いたら、早めに行動しよう
登録販売者試験の合格後の流れ
登録販売者試験に合格したら、まずは販売従事登録をしなくてはなりません。下記に具体的な流れを説明します。
合格証を受け取る
はじめに、郵送で送られてくる合格証を受け取ります。合格証は、合格発表から1週間程度で受験願書に記載した住所に届きます。各都道府県によって合格証のサイズや名称は異なります。
この合格証は、販売従事登録に必要な書類ですので受け取り忘れのないようにしましょう。
就職先を探す
販売従事登録は、就職先が決定していなければ申請することができません。そのため就職していない方は、先に就職先を見つける必要があります。
登録販売者の資格を活かせる勤務先には、ドラッグストア以外にもスーパーやコンビニエンスストア、ホームセンターなどがありますが、焦らずしっかりと検討して自分に合う就職先を見つけましょう。
「販売従事登録」の申請をする
就職先が決まったら、販売従事登録の申請をおこないます。この申請をしなければ、資格を持っていても登録販売者として勤務することができません。申請先は登録する都道府県です。
販売従事登録に必要なもの
販売従事登録の申請のためには、以下の書類を準備する必要があります。
1.販売従事登録申請書
販売従事登録申請書は、各都道府県の窓口またはホームページから取得することができます。
2.合格証の原本
申請には郵送で届いた合格証の原本が必要になりますので、受け取り後大切に保管しておいてください。万が一紛失してしまった場合は、各都道府県の窓口で再交付の申請をおこなう必要があります。
3.本籍が記載された公文書
本籍が記載されている謄本や抄本、住民票などいずれかの公文書が1通必要になります。料金は各都道府県によって異なりますが300円〜450円程度で取得することができます。
マイナンバーカードをお持ちの方は、コンビニでも取得可能です。外国籍の方は、国籍を記載した住民票の写しを用意する必要があります。この書類の有効期限は発効されてから6ヵ月以内が有効となるため注意してください。
4.医師の診断書
医師の診断書は精神機能の障害のほか、麻薬、大麻、あへん、覚醒剤の中毒者ではないことを証明するために必要なものです。発行から3ヵ月以内の原本が必要になります。各都道府県のホームページから診断書をダウンロードし、内科などの病院へ持っていきましょう。診察代はおおむね3,000円程度かかります。
5.雇用関係を示す書類
これは会社に雇用されていることを証明するための書類で、雇用先に記入してもらう必要があります。
他の書類と同様、フォーマットは各都道府県のホームページからダウンロードできます。
6.登録手数料
販売従事登録には手数料が必要です。各都道府県によって料金が異なるため確認しておきましょう。また、収入印紙が必要な場合もあります。
注意点
以上の手続きにはいくつか注意点があります。
販売従事登録申請書は、令和3年8月から新しい仕様に変更になっています。そのため旧式の申請書では申請は認められませんので、必ず最新の申請書を使用するようにしてください。
また、販売従事登録は自分が住んでいる地域や受験地ではなく、勤務する都道府県に申請が必要です。一般的には販売従事証明書の交付までに2週間〜1ヵ月程度かかるため、余裕のあるスケジュールを組んでおきましょう。
必要書類の不備があれば、再申請などで登録に余計な時間がかかってしまいます。勤務に支障をきたしてしまう可能性もありますので、申請書類の準備はしっかりと確認しておこないましょう。
販売従事登録が完了したら
次に、販売従事登録の申請が終わった後、どのような流れで登録販売者として活躍していくことになるのかを見ていきましょう。
「販売従事登録」後は「販売従事証明書」が発行される
販売従事登録をおこなう際に提出した合格証は、返還されません。その代わりに「販売従事証明書」が発行され、登録販売者の免許証代わりとなります。
また、雇用先に申請を代行してもらっている場合は販売従事証明書を企業で保管しているケースが多いです。退職時に返還されますが、不安な方は就業先に確認してもよいかもしれません。
実務経験を積んで正規の登録販売者に
販売従事登録が完了し、次に目指すのは正規の登録販売者です。登録販売者といっても実務経験が2年未満の場合は「研修中」扱いとなり、店頭でも名札に「研修中」と記載されます。
直近5年間で2年以上(累計1,920時間以上)の実務経験を積むことが、これまでの正規登録販売者になる条件でしたが、令和3年8月から以下のように要件が緩和されました。
- 「区域管理者・店舗管理者の実務経験があること。平成21年6月1日以降で業務に従事した期間が通算して2年以上(1920時間)」
- 経過措置として「平成21年6月1日以降で、業務に従事した期間が5年以上(合計4,800時間以上)、必要な研修を通算して5年以上受講」
これらのうち一つをクリアし、正規の登録販売者を目指していきましょう。
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登録販売者に合格後、すぐに就職しなくても大丈夫?
現段階では販売従事登録の手続きに有効期限はなく、合格後すぐに手続きをおこなう必要はありません。しかし、あまりにも合格から時間が経ちすぎていると、就職の際に不利になってしまう可能性があります。
医薬品の知識・情報は日々更新されていることからも、合格後は早めに就職した方がよいといえるでしょう。
登録販売者として長く活躍するための心構え
現場で信頼される登録販売者になるためには、合格後の成長意識が欠かせません。
- ・資格取得後も最新の医薬品情報を継続的に学ぶ。
- ・「接客+専門知識」で生活者から信頼される対応を意識する。
- ・キャリアの初期段階では、経験を重ねることを最優先に。
登録販売者は、資格を取得しただけでは専門職として十分とは言えません。一般用医薬品(OTC薬)は法改正や成分変更など情報の更新が頻繁なため、働き始めた後も学びを継続する姿勢が求められます。また、販売職である以上、適切な接客やヒアリング力も重要です。正しい知識を「相手に伝える力」を磨くことで、利用者から信頼を得られ、将来的に管理者候補へのステップアップにもつながります。
登録販売者試験の合格後に関するよくある質問
ここでは、登録販売者試験で合格した後によく聞かれる疑問に回答します。
- Q1. 登録販売者試験に合格したら、まず何をすればいいですか?
まずは「販売従事登録」の手続きを行うことが最優先です。
登録販売者試験に合格しても、そのままでは登録販売者として働くことはできません。勤務先が決まり次第、勤務都道府県に販売従事登録を申請しましょう。登録には、合格証、医師の診断書、雇用証明などの書類が必要です。手続き完了後に「販売従事証明書」が発行され、正式に実務へ就けるようになります。
- Q2. 合格後すぐに就職しないと資格は無効になりますか?
無効にはなりませんが、早めの就職がおすすめです。
販売従事登録には期限が設けられていないため、合格後すぐに手続きを行わなくても問題ありません。ただし、医薬品知識は年々アップデートされるため、ブランクが長いと再就職時に不利になることがあります。早めに経験を積み始めたほうが、キャリア上も有利です。
- Q3. 毎年研修を受けないといけないのですか?
はい、販売に従事する登録販売者は毎年の研修受講が義務付けられています。
登録販売者は「一般用医薬品の適正な販売と安全管理」を維持するため、都道府県や業界団体が実施する年1回以上の研修を受けなければなりません。研修では法改正・リスク区分・接客対応など最新知識を学びます。未受講の場合、管理者や勤務登録に影響が出る可能性もあるため、計画的な受講が大切です。
- Q4. 販売従事登録にはどれくらい時間がかかりますか?
申請から2週間〜1か月程度が一般的です。
申請書や必要書類に不備がなければ、2〜4週間ほどで販売従事証明書が交付されます。都道府県によって差はあるため、勤務開始日を考慮して余裕をもって準備しておくと安心です。不備があると再申請が必要になる場合もあるので、提出前に書類内容をよく確認しましょう。
まとめ|合格証が届いたら、早めに行動しよう
この記事では、登録販売者試験合格後の手続きや流れについて解説しました。
登録販売者を目指す人にとっては試験の合格が一つの目標ではありますが、登録販売者として働くためには合格後の手続きも同様に重要です。試験合格後は、実務経験を積むために早めに動き出すことをおすすめします。
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