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【登販向け】リファラル採用(友人・知人紹介)は有利?メリットデメリットを解説

【登販向け】リファラル採用(友人・知人紹介)は有利?メリットデメリットを解説

【登販向け】リファラル採用(友人・知人紹介)は有利?メリットデメリットを解説

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

昨今、OTC(一般用医薬品)を取り扱う店舗が増えてきたことにより、登録販売者の需要が増加し、企業はより自社にマッチした優秀な人材をスカウトすべく多様な採用方法をおこなっています。リファラル採用とは、友人や知人の紹介による入社方法のことで、ドラッグストア業界でもこの方法を採用する企業が増えつつあります。

そこで本記事では、登録販売者にとってリファラル採用にはどのようなメリットがあるのかや利用する際の注意点などについて解説します。

目次

リファラル採用(友人・知人紹介)とは

リファラル採用(友人・知人紹介)とは

リファラルとは、推薦や紹介という意味を持ちます。つまり、リファラル採用とはその企業で働いている友人や知人から紹介されて入社することをいいます。リファラル採用はもともと欧米でおこなわれていた採用方法ですが、徐々に日本でも広がりを見せています。日本ではとくに採用コストを大きくかけられない中小企業やベンチャー企業などで導入されやすい傾向にあり、ドラッグストア業界でも普及しつつあります。

似たような意味を持つ採用方法に縁故採用があります。社員から紹介されて採用されるという意味ではリファラル採用と同じですが、縁故採用は血縁関係や個人的な関係によって採用されるケースをいいます。能力の有無やマッチングにかかわらず採用されるため、コネ入社と揶揄されることもあります。

リファラル採用(友人・知人紹介)が注目されている理由

リファラル採用(友人・知人紹介)が注目されている理由

リファラル採用はなぜ注目されているのでしょうか。その理由には、以下の2点が挙げられます。

採用コストがかからない

リファラル採用は、求人媒体を介さず企業が求める人材を採用することが可能です。そのため、企業側にとっては採用コストがかからないというメリットがあります。紹介してくれた社員に対するインセンティブ(紹介報酬)が発生することもありますが、求人媒体に掲載する費用に比べればコストカットになるでしょう。

定着率が高いため

リファラル採用をおこなう場合、採用される人材は会社の経営理念やビジョンといった企業情報以外に、職場の雰囲気や風土といったリアルな内情を知ったうえで入社することができます。そのため、入社後のミスマッチが起こりにくく、一般的な採用活動を経て入社する人よりも離職率が低いようです。

社員に少しでも長く働いてもらって離職率をおさえたいと考える企業にとって、採用のミスマッチを防ぐことができるリファラル採用は魅力的な採用方法なのです。

登販必見!リファラル採用をおこなっているドラッグストア

昨今では、大手ドラッグストアチェーンでも、登録販売者のリファラル採用をおこなっていますので、その一例を紹介します。

マツキヨココカラ&カンパニー

2022年12月、ドラッグストア大手のマツキヨココカラ&カンパニーが、リファラル採用を促進するクラウドサービス「MyRefer」を導入しました。リファラル採用を開始する従業員情報を登録すると、従業員がアプリやWebなどを通じて自社のイベント情報や募集求人をSNSで気軽に紹介することができるという仕組みで、画期的な人材採用として注目を集めています。

薬王堂

東北地方を中心にドラッグストアを展開している株式会社薬王堂は、リファラル採用に注力している企業です。薬王堂は早くからリファラル採用に注目し、2020年以前にクラウドサービス「Refcome(リフカム)」を導入。パート・アルバイトを含めた登録販売者のリファラル採用を積極的におこない、成果をあげているようです。

登録販売者がリファラル採用(友人・知人紹介)を利用するメリット

登録販売者がリファラル採用(友人・知人紹介)を利用するメリット

では次に、リファラル採用を利用する「転職希望者」の立場からリファラル採用のメリットについて見ていきましょう。

内定率が高い

転職を考える方の中には、「もし面接に落ちてしまったらどうしよう」と二の足を踏んでしまう方も多いでしょう。しかし、リファラル採用は一般応募よりも内定率が高いといわれています。その理由の1つとして、既に勤務している社員は企業が期待する人物像を大体把握しており、紹介する人材についても企業が求める人材とマッチする精度が高いことが挙げられます。

このように、一般応募よりも内定率が高いことは、転職希望者にとって大きなメリットといえるでしょう。

就職後のミスマッチが少ない

応募先の企業情報については、企業のホームページやパンフレットから得るしかないため、実際の会社の雰囲気など内情を知ることは難しいものです。しかし、リファラル採用の場合、事前に友人や知人から内情やリアルな風土について聞くことができるため、自分にとって働きやすい職場かどうかを応募前に判断することができます。入社後のミスマッチを避けたいと考える転職希望者にはうってつけの方法といえます。

リファラル採用(友人・知人紹介)のデメリットと注意点

リファラル採用(友人・知人紹介)のデメリットと注意点

上記のようにメリットがあるリファラル採用ですが、当然ながらデメリットも存在します。リファラル採用を利用する際の注意点と合わせて見ていきましょう。

ミスマッチがあっても辞めにくい

リファラル採用は友人や知人を介して入社します。そのため、入社後に「思っていた職場ではなかった」と感じることがあっても、辞めにくいというデメリットがあります。万が一不満をもらすようなことがあれば、知人の顔に泥を塗ってしまうことになりかねません。入社前に念入りにミーティングや話を聞く機会を設けて、ミスマッチが発生しないよう徹底した下調べが必要です。

100%内定するわけではない

社員からの紹介だからといって油断していると、内定をもらえないケースもあります。例えば、志望動機があいまいであったり、アピールポイントがずれていたり、自己分析ができていないなど、何となく就職できればよいという姿勢が見えてしまえば、内定は難しいでしょう。一般応募と同じ姿勢で、面接・面談にのぞむよう心がけましょう。

企業のよい面だけを受け取ってしまいがち

リファラル採用で注意しておきたいのが、企業のよい面だけを鵜呑みにしてしまうことです。社員である知人・友人は、インセンティブ(紹介報酬)を受け取るために企業のよい面だけを話してしまう傾向にあります。そのため、実際働いてみたら聞いていた話と違うというケースも発生する可能性があります。待遇面や勤務形態など気になる部分は細かく確認し、慎重に判断したうえで面接を受けるようにしましょう。

登販がリファラル採用(友人・知人紹介)で落ちないために、やっておきたい2つのポイント

登販がリファラル採用(友人・知人紹介)で落ちないために、やっておきたい2つのポイント

リファラル採用で内定をもらうためには、一般応募と同じように事前準備をしっかりとおこなうことが重要です。ここでは、リファラル採用で落ちないためのポイントを2つご紹介します。

紹介者へヒアリングをおこなう

まずは、応募先の企業について詳しく知ることが大切です。「知人から紹介されたから」「転職したいと考えていたから」という転職理由では、もちろん内定はもらえません。なぜこの企業で働きたいのかという理由はもちろんのこと、企業が求める人材像についても把握しておきましょう。

そのためには、紹介者から企業の実態を詳しくヒアリングすることが重要です。ヒアリングした内容を基に自分の強みや長所などとすり合わせて、アピールポイントを考えておきましょう。

会食や面接では逆質問をおこなう

リファラル採用は、面接ではなく面談や早い段階から会食といったカジュアルな対面方式をとる企業も少なくありません。そのようなカジュアルな場では、ディスカッションがおこなわれるケースがあり、逆に採用される側から質問を投げかけて積極性をアピールしてみるのもよいでしょう。

サービスの特徴や取り扱っている商品、課題などを逆質問することで、企業に対して真摯に向き合っていることを伝えることができます。

まとめ|登販が転職する際はリファラル採用も選択肢の一つとして検討しよう

この記事では、リファラル採用のメリットやデメリットについて解説しました。

登録販売者が転職する際は、転職エージェントやハローワークを利用するといった方法が一般的ですが、今回ご紹介したリファラル採用も業界内で少しずつ増えています。リファラル採用は100%採用されるわけではありませんが、一般応募よりも有利な点が多いといえます。上記でご紹介したデメリットや注意点をしっかりと把握し、転職を成功させていきましょう。

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