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業界コラム ドラッグストアの一日

【ドラッグストアの一日】登録販売者の声かけが失敗する原因とは

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登録販売者として日々忙しく業務をこなす中、内心では「自分の接客が足りないのではないか」「お客さまに満足度を与えられているか自信がない」といった疑問や不安はありませんか?接客を頑張っても、思うような成果につながらないと向上心が弱まることもあるでしょう。
今回は、その原因と対処法を一緒に考えていきましょう。

接客の悩みの原因

登録販売者が日々の業務で、疑問や悩み、問題意識を抱くことがあっても、上手に乗り越えることができれば、スキルアップや自信につながります。 重要なのはその原因を明確にし、悩みが発生する作業に求められることや意義を理解することです。

1.接客力の不足

接客はお客さま一人ひとりに最適な商品を提案し、アドバイスするコミュニケーションを必要とします。それは商品とお客さまの方法の理解と高いコミュニケーション能力が求められることを意味します。
これに自信がないと不安感をいだきやすくなります。間違ったことを言ってはならず、お客さまのご要望を速やかに把握しなければならないプレッシャーが、焦りを強めます。

2.商品知識の不足

専門知識を必要とするOTC(一般用医薬品)をはじめ、取り扱う商品が多いので、全ての商品に対する知識が不十分なときは、悩みの種になります。
これは商品の特性や効果など、適切な情報をお客さまに提供しなければならない必要性からくるものです。推奨品の販売もかかわってくるとそのプレッシャーはさらに重くなるでしょう。

3.新商品情報の遅れ

常に新しい商品が出てくる中で、全商品について完璧に理解することは困難です。さらにOTC(一般用医薬品)には、同時に摂取してはいけない薬剤や飲食物との組み合わせが存在し、セット販売しやすい商品など売上に影響する要素もあって、考慮すべき事の量と複雑さが多岐にわたります。
新商品情報の素早い習得は、商品理解の正確さと接客時の自信にもつながるので重要です。

4.お客さまの満足度への不安

登録販売者の役割は商品を売るだけではなく、何よりもお客さまの健康を支えることが求められます。そのため、お客さまの満足度を向上させることに自信がない時、深い悩みにつながることがあります。
これはお客さまとの信頼関係の確立と維持という、お店全体の運営にも関わる側面もあります。

これらを理解したうえで、次章ではそれぞれの解決策を解説します。

「接客の悩みを乗り越えるには」

登録販売者が業務のなかで感じる悩みには、次のように対応してみましょう。

1.接客力の向上

接客力を上げるには、日々の経験と繰り返しの実践が必要です。お客さまへの最適な声かけフレーズを探してブラッシュアップし、自然体でお話できるよう心掛けましょう。また、同僚の接客を観察することでも学びがあります。

2.商品知識の習得

全商品について完璧に理解するのは困難ですが、よく聞かれることを先に準備しておくと良いでしょう。
具体的には接客ノートを作って、よく耳にする問い合わせや自分だけで解決できなかったこととその答えを書き留めておきます。自分の不得意な領域については、先輩や同僚に質問し、知識を深めることも重要です。

3.情報更新の取り組み

新商品の情報は速やかに入手し、「効果が望めること」「その根拠」「注意すべき点」に着目して商品知識を常に更新しましょう。
商品の特長や使い方を理解することで、自信を持ってお客さまに商品をすすめることができます。

4.顧客満足度の追求

数ある販売店の中でお客さまがあなたのいるお店を利用する動機は「信頼」も重要な要素です。お客さまのご要望に耳を傾けると同時に、専門家の知見を活かしより良い状況にすることを念頭にした接客を続け、信頼関係を構築していきましょう。

重要なのは、自分自身の成長意欲を失わないことです。接客のコツや注意点を修得するだけでなく、自己改善を繰り返し、お客さまに喜んでいただける登録販売者になるべく、前向きに仕事に取り組みましょう。これらの対処法を心掛けることで、よりよい登録販売者としての自分を見つけることができます。

まとめ

接客業務に不安を感じたら、お客さま一人ひとりに合わせられる接客フレーズを見つけ、自然体で対応することがポイントです。同僚の接客も観察して理解を深め、自分の接客スキルをアップさせましょう。

商品知識に不安があるときには、よく聞かれることを先に習得し、新商品情報は速やかにキャッチアップし知識を更新します。また、不得意分野については積極的に先輩や同僚からアドバイスをもらうようにしまょう。

これらの取り組みは、お客さまとの信頼関係を築くことにもつながります。信頼は店舗を利用していただく大きな動機となります。
こうした視点で問題を一つ一つ解決し、登録販売者として自信をつけていきましょう。

漫画:玖米(漫画家・登録販売者)

漫画:玖米(漫画家・登録販売者・ドラッグストア、調剤薬局経験有)
連載作品
双葉社様→『家族に役立たずと言われ続けたわたしが、魔性の公爵騎士様の最愛になるまで』1~3巻発売中
秋田書店様→『婚約破棄された可憐令嬢は、帝国の公爵騎士様に溺愛される』月刊プリンセスにて掲載
登録販売者としての視点で漫画を描いています
好きな抗生剤はレボフロキサシン

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