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「登録販売者専門求人サイト」9サイトを対象にしたサイト比較イメージ調査。
調査実施:株式会社ドゥ・ハウス(2022年3月)
登録販売者の給与・年収は?
登録販売者の資格を取得すると、雇用形態にもよりますが、自分のライフスタイルに合わせてさまざまな働き方が可能となります。また、薬局だけではなく、ドラッグストアや大型量販店、コンビニエンスストアなど、就労先の業務形態も多様です。
しかし、肝心の給与・年収はどうなのでしょうか?そこで、働き方の違いや勤務先別に、登録販売者の給与についてご紹介します。
登録販売者の正社員として働く場合
登録販売者の給与に関しては、まとまった統計などは出ていない状況ですが、インターネット上で掲載されている求人情報などを参考にすると、平均年収は330万~350万円程度となっています。登録販売者の就職先として最も多いドラッグストアの場合、初年度の年収は300万円前後で、店長クラスになると400万~450万円前後となります。この金額はあくまで平均であり、経験や、ボーナスや諸手当(最低でも月額5,000円程度、平均的に月額10,000円)などで、企業ごとに大きな差が出てきます。
また、薬剤師や登録販売者が少ないエリアでは、求人ニーズが高まるため、給与水準も必然的に上昇する傾向があります。さらに現在、コンビニエンスストアでは登録販売者の募集に苦戦しているため、給与設定は高い傾向があります。
登録販売者のパートとして働く場合
パートの時給は地域格差が大きいのが特徴ですが、人手不足が叫ばれている現在、全国的に平均時給は上昇傾向にあります。登録販売者の時給は、正社員と同じく求人情報からの推定で平均900~1,100円がボリュームゾーンです。
また、登録販売者の資格を取得すると、時給に資格手当が反映されます。
求人広告から具体的な給与を検証!
これまでご紹介したのは、あくまでインターネット上に掲載されている求人などを基にした推定の金額です。では、実際に個別の企業を例に、どのような金額が提示されているのか見てみましょう。
全国展開している大手ドラッグストアの場合
- 雇用形態:
- 正社員
- 勤務時間:
- 実働8時間(9:00~22:00のあいだでシフト制)
- 初任給:
- 月給20万円以上(全国転勤がある場合)・月給18万500円以上(エリア限定社員)
- その他:
- いずれも別途年2回の賞与があるほか、年1回業績賞与あり(業績連動型)
- 給与例:
- 480万円(店長)・530万円(スーパーバイザー)
全国展開コンビニエンスストアの場合
- 雇用形態:
- 契約社員
- 勤務時間:
- 7時間45分/休憩60分
- 初任給:
- 月給25万5,000円以上
大型量販店(スーパー・ホームセンターなど)の場合
- 雇用形態:
- 正社員
- 勤務時間:
- 実働8時間(シフト制)
- 初任給:
- 総支給額22万~35万円(月間40時間までの時間外手当をあらかじめ含んだ金額。有資格手当別途5,000円)
- その他:
- 給与年2回改定・賞与年2回
実際に働き始めるときには給与以外の面にも注目を!
求人を探しているときには、つい給与の金額ばかりに目がいってしまいますが、ご紹介した求人情報を見ても、給与の中にあらかじめ一定時間の残業代が含まれていたりします。金額の内訳のほか、昇級の頻度やシステム、将来のキャリアパスなども見極める目を持つことが大切でしょう。
また、契約社員の場合には、月給だけを見ると正社員を上回る場合もありますが、賞与の出ない場合が多く、年収ベースでいくらになるのか、また将来的に正社員への登用の道があるのかといった点も検討する必要もあります。
パート勤務の場合には、深夜手当や休日手当がつく場合があり、同じ店舗でも働く時間帯によって時給が変わる場合があります。
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