【登録販売者】パートから正社員へ！昇格の流れやポイントを詳しく解説

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

パートとして働いている登録販売者の中には、将来的に正社員となり今よりもさらに活躍したいと考える方も少なくないでしょう。

そこでこの記事では、登録販売者がパートから正社員になる際の流れやポイント、正社員になるメリットについて解説します。

目次

• ・登録販売者がパートから正社員になる流れ
• ・登販が正社員になったら何が変わる？メリット・デメリット
• ・登録販売者がパートから正社員になるには転職が近道
• ・まとめ｜登録販売者が正社員を目指すには社員登用制度か転職という方法がある

登録販売者がパートから正社員になる流れ

登録販売者がパートから正社員になるための基本的な流れは、以下の通りです。

「社員登用制度」とは

正社員になりたいと思ったら、まず働きたい会社に社員登用制度があるかどうかを調べましょう。社員登用制度とは、パートやアルバイトの登録販売者が、一定の勤務年数や店長の推薦といった条件を満たすことで正社員として再契約できる制度です。もしその会社にこういった制度があれば、活用することをおすすめします。過去に制度を利用して正社員になったという先輩社員がいる場合、実際に話を聞いてみるとよいでしょう。

登録販売者の資格を取る

登録販売者として働くには資格を取得する必要があります。パートとして勤務されている方の中にはまだ資格を持っていない方もいるでしょう。登録販売者として正社員になるためには、必ず資格が必要です。正社員を目指す最初のステップとして、登録販売者試験を受験しましょう。

【参考】
登録販売者試験合格に向けての勉強方法

2年以上働いて管理者要件を満たす

正社員登録販売者になるには、管理者要件を満たす必要があります。そのためには、2年以上の実務経験を積まなくてはいけません。この条件を満たさなければ、登録販売者の資格を持っていても、正社員として認められず「見習い」扱いとなります。管理者要件について詳しくは以下の記事でご紹介していますので参考にしてください。

登録販売者の管理者要件とは？実務経験や実務従事証明書の提出が必要

店長やエリアマネージャーに相談する

パートやアルバイトの登録販売者が正社員になるには、店長やエリアマネージャーからの推薦状が必要になる場合があります。将来的なキャリアアップを考えているのであれば、店長やエリアマネージャーに、「正社員になりたい」旨を相談してみるとよいでしょう。会社の昇格に関する情報やルールについて知っておくことは、正社員への近道となります。

大事なのはアピール力

特に、店長やエリアマネージャーからの推薦状が必要な場合は、自分の仕事ぶりを十分にアピールする必要があります。採用する側としては、意欲を持って、積極的に会社に貢献してくれる人材を求めています。仕事での成果をできる限り目に見える形でアピールしていきましょう。上司や店長とコミュニケーションをとり、関係性を深めておくことも重要です。

登販が正社員になったら何が変わる？メリット・デメリット

正社員にはさまざまなメリットがある一方で、パートにはないデメリットも存在します。登録販売者として正社員を目指す前に必ず双方を理解しておきましょう。

メリット

パートが正社員になった場合のメリットには、以下の4つが挙げられます。

収入が安定する

まず、もっともメリットとして実感できるのは収入面です。パートの時給相場は、一般的に1,200円～2,000円程度です。また、月によって勤務時間が変わるため収入が安定しないのが特徴です。正社員になると、毎月固定給で、月給相場は25万円前後と安定した収入に変わります。

ボーナスがもらえる

そして、正社員になると多くの場合ボーナスが支給されます。支給される頻度や金額は会社によって異なりますが、月収の1〜3ヵ月分が相場となっており、これはパートにはない大きなメリットでしょう。さらに、何らかの事情で会社を休む場合にも有給が使えたり、家族手当や通勤手当といった各種手当がついたりすることも正社員ならではのメリットといえます。

福利厚生が受けられる

さらに、魅力的なメリットが福利厚生です。福利厚生については、パートでも受けられる企業もありますが、ある程度の制限があるケースが多く、正社員との差は歴然です。福利厚生というと、お得に商品が購入できたりするだけでなく、時短勤務や産休、育児休暇といった子育てに関する制度やさまざまな支援制度が含まれます。これは、パートにはないメリットです。

社会的信頼が高まる

年々働き方が多様化しているといっても、正社員という肩書は、パートやアルバイトよりも社会的信用度が高いのが現状です。例えばクレジットカードを新しく作る時や住宅ローンを組む時、正社員のように安定した収入がないと審査が通過しないケースが多くあります。これは、パートやアルバイトはいつ解雇されるかわからない不安定な雇用形態だからです。正社員の場合、会社側からの一方的な解雇は不当となっているため、安定した雇用がある（＝支払い能力がある）として必然的に社会的信頼が高くなるのです。

デメリット

それでは、正社員になることのデメリットを見ていきましょう。

責任や役割負担が大きくなる

正社員になることによって、店舗の売上や評判といった部分も注意して仕事をしなければいけないため、精神的・肉体的負担が大きくなります。正社員になったら、さまざまなプレッシャーに負けない精神力が必要です。逆を言えば、成果を出せば評価につながるため、こうしたプレッシャーをやりがいとして捉えられるのであれば、デメリットにはならないでしょう。

支払う税金額が増える

収入が増える一方、当然支払わなければならない税金の額も増えることを理解しておく必要があります。支払う金額は人によって異なりますが、パートの時よりも一気に高くなるため、最初は多くの方が驚くでしょう。

異動や転勤の可能性も

同一店舗でしか勤務しないパートと違い、正社員には転勤や異動が伴います。正社員であれば、基本的に拒否する権利はありません。そうした環境変化の可能性があることを把握したうえで、正社員を目指す必要があります。ただし、最近では転居を伴う転勤がない「地域限定社員」という制度を設けている企業もあるので、もし転勤が難しいという方は、この制度を採用している企業を選ぶとよいでしょう。

登録販売者がパートから正社員になるには転職が近道

登録販売者がパートから正社員を目指すには、上記で紹介した社員登用制度を利用したり、推薦状をもらったりするなどの方法があります。しかし、そうした社内制度を活用する場合は多くの項目をクリアする必要があり、意外と時間と手間がかかるものです。パートから正社員を目指すなら、今おすすめの方法は転職です。
それには、以下のような理由があります。

社員登用制度があっても実績がないケースも

社員登用制度は一見有用な制度に見えますが、実際のところ、制度が活用されていないケースが多く、なかには「蓋をあけてみれば実績がまったくなかった」という場合もあります。そういった会社は、建前として制度を設けており、実際にパートの正社員登用を推進しているわけではありません。実績がないということは、この制度を活用したいと申請しても、実際正社員になるまでに長い道のりが待ち構えているかもしれません。

今の会社が正社員を募集しているタイミングかどうか

もし、パートから正社員を目指したいと思っても、会社がその時正社員を募集していないのであれば、どうしようもありません。正社員を一人雇用すると固定の給料や手当などを支払う必要があるため、会社にとっては経費が増えることになります。パート・アルバイトを雇用するのとでは、会社の負担度が大きく異なるのです。そういった意味で、パートやアルバイトを中心に雇用している会社も少なくありません。会社が正社員を募集しているタイミングと自身が正社員になりたいタイミングが合わなければ、正社員を目指すのは難しいかもしれません。

転職は専門エージェントへの相談がおすすめ

以上のことから、正社員になるには転職が近道だといえるでしょう。そして、転職を成功させるには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。数あるサービスの中で今回ご紹介するのは「アポプラス登販ナビ」です。アポプラス登販ナビは、登録販売者の求人に特化したエージェントで、業界トップクラスの求人数を誇ります。コンサルタントの中には、登録販売者の有資格者や、ドラッグストアでの店長経験者が在籍しており、自分に合った職場を提案してくれます。登録は無料ですので、まずは一度ホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか。

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まとめ｜登録販売者が正社員を目指すには社員登用制度か転職という方法がある

この記事では、パートの登録販売者が正社員を目指す方法について解説しました。

正社員登録販売者には、パートにはないメリットが多くあり、将来的に正社員になりたいと考える方も多いでしょう。社員登用制度を利用できればよいのですが、会社によっては制度が建前になっており実績のないケースもあります。なるべく早く正社員として働きたい場合は、転職するのが一番の近道といってよいでしょう。アポプラス登販ナビでは、理想的な転職先を見つけてくれるだけでなく、その後の転職サポートもしっかりおこなってくれるので安心して利用できます。どのように正社員を目指すべきか迷っている方も、一度相談してみることをおすすめします。