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【指名の止まらない登録販売者を目指して】現場のお悩みにどこよりも正直に回答《後編》

【指名の止まらない登録販売者を目指して】現場のお悩みにどこよりも正直に回答《後編》

【指名の止まらない登録販売者を目指して】現場のお悩みにどこよりも正直に回答《後編》

コラム史上稀にみる『前編・後編』の2部構成となりました本企画ですが、ようやく後編のリリースとなりました。前回同様、本記事でも現場で奮闘する登録販売者のリアルなお悩みに心理学的に正しくお答えしていきたいと思います。今回もかなりハッキリと正直に回答していますので、怒りっぽい方は見ないことをおすすめします。
(前編の記事:【指名の止まらない登録販売者を目指して】現場のお悩みにどこよりも正直に回答《前編》

目次

【指名の止まらない登録販売者を目指して】現場のお悩みにどこよりも正直に回答《後編》

質問①他の資格も取得した方がいい?

質問①他の資格も取得した方がいい?

Q:すぐにでも実務につけるよう勉強していますが、薬学検定は実務のスキルアップになりますか?

[回答]
これもよくある質問ですね。薬学検定以外にも、漢方や化粧品、栄養学に至るまで様々な資格があります。「スキルアップになるか」と言われればたしかになるとは思います。しかし結論から言うと、私は別に必要ないと感じています。まず資格が何のために必要かといえば、結局は「資格がなければその仕事に就けないから取得する」ということに尽きます。医師、弁護士、薬剤師、登録販売者などがその例でしょう。
そういう意味で登録販売者という資格を既に取得した方は、その権利を有しているので、私は「それで十分なのでは?」と感じます。
実際、薬学検定1級を持っていたとしても一般用医薬品の販売に従事することはできません。

もちろん、資格をとることが悪いことだと言っているわけではありません。私が言いたいのは

「なぜその資格が欲しいの?」ということです。

『登録販売者ならたくさん知識がある方法がいいに決まってるじゃないか!』と思うでしょうが、皆さんの心の奥にある本音は本当にそうなのでしょうか。
興味深い研究を紹介しましょう。
これはノースウエスタン大学の実験で、まずは全員を2グループに分けます。

  1. ロウパワーグループ:過去に無力感を感じた体験を紙に書き出してもらう
  2. ハイパワーグループ:過去に自分が他人に影響をおよぼした体験を紙に書き出してもらう

その後、全員にオークションサイトヘアクセスしてもらい、「どの品物にいくら支払いますか?」と聞いてみました。すると次のような結果がわかりました。

∗ ロウパワーグループは、高級ペンやブランドのバッグ、毛皮のコートなどの高級品に買う確率が激しく上がった。
∗ 一方、普通のペンやソファ、ドライヤーなどの商品には高値をつけなかった。

∗ ロウパワーグループは、「有名な商品ですよ」と言われるほど金を簡単に出すようになった。
∗ ブランドのロゴがわかりやすく見えるような商品を好むようになった。

つまり【無力感が強い人はわかりやすいブランドが欲しくなる】ということがわかったのです。
しかも、ただイメージしただけでその効果が表れるということになります。
研究者曰く『定期的に無力感にさらされた消費者は、ステータスが高い商品を求める傾向が高まる。そのせいで、よりムダ使いが増え、負債を増やしてしまう可能性が大きい。』とのこと。

これを今回のご質問に置き換えると『ブランド=資格』という構図になるでしょう。日頃から周りと比較して「あの人はあんなにたくさんの知識を持っていて凄いな...。」という思いに晒されていると、無力感を感じてきます。すると"なんとなくすぐ凄くなれそう"な『資格』に思考が持っていかれてしまうのです。

かくいう私もあまり偉そうなことは言えません。というのも、私も過去に似たような心境に陥って失敗しています。YouTubeに投稿した動画の再生数が思ったよりまわらないと、やはり正直面白くありません。そんな日々が続いてくる中で、ふと周りを見ると結果をきちんと出しているチャンネルが目に止まり、ますます不安や焦りが募って無力感を味わいます。そんな時こう思うのです。

「マイクをもっと高くて新しいものに変えればいいんじゃないか」
「新しいパソコンにすれば気分も変わってやる気が復活するかもしれない」

私は実際にマイクやパソコンを何万円も出して新調してみました。たしかに最初は少しだけモチベーションの回復はみられましたが、動画の再生数が変わることはありませんでした。当然のことでしょう。そんなことで再生数が稼げるのなら、誰も苦労はしません。
そんな私に対して、皆さまならどうアドバイスするでしょうか?

『いや、マイクとかどうでもいいから、もっと魅力的な企画にしなよ!』
『パソコンとかよくわからないけど、話し方をもっとわかりやすくした方がいいんじゃない?』

という風に分析できますよね。
客観的に見えることでも、主観になると途端に見えなくなるのです。
資格を執拗に欲しがる皆さまも同じです。
皆さまが本当に心の底から「知識をつけること」を求めているのであれば、そこで得たものは存分に本番で発揮されると思います。
しかしそうではなく、皆さまが本当に欲しているのが「自信をつけること」だとしたら、資格をとったところで特に何も変わりません。
なんなら『薬学検定をとったけど、やっぱりまだ自信が湧いてこない...そうだ!次は漢方!その次は栄養学!次は?!次は?!』と、まるで資格ゾンビのようになってしまう可能性すらあります。実際、現在登録販売者という資格がありながら、違う資格が頭をよぎっていますよね。よく思い返してみてください。今あなたが持っている『登録販売者』という資格は、以前あなたが喉から手が出るほど欲しくてたまらなかったものではありませんか?今の「登録販売者はさておき、他の資格も!」と息巻いているあなたを、過去のあなたがみたら何と言うでしょうか?
もう一度、自問自答してみてください。

『自分が欲しいのは知識?それとも自信?』

ちなみに、自信をつけるためには実務経験の中で失敗をしまくるしか方法はありません。
その失敗を繰り返す中で、その資格の知識が本当に必要なのであれば取得すればいいと思います。ただ、私は10年間登録販売者をやってきましたが、知識が必要になることはあっても、資格が必要と感じたことは1度もありません。なぜなら、必要なのは知識なわけですから、ただ勉強すればいいだけで、わざわざ資格まで取得する必要はないと私は思っているからです。
ぜひ自分の内面と向き合って、よりよい登録販売者ライフを目指してみてください。

《参考文献》

質問②仕事も医薬品の知識も同時に覚えたい

質問②仕事も医薬品の知識も同時に覚えたい

Q:小売業の経験はありますが、ドラッグストア未経験で今から実務経験を積むので、そわそわしています。
オペレーションと知識をそれぞれ能率良くまとめる方法があれば教えていただきたいです。
また、オープニングスタッフなのでできる限り良好な人間関係づくりをしていきたいと考えていますが、心理学的テクニックなどがあればそちらも教えてもらえると助かります。

[回答]
結論から言うと、オペレーションと医薬品などの知識を同時に学ぶことはオススメしません。いわゆる『マルチタスク』の状態になってしまうのが理由です。
ヒトの脳は一つのタスクにしか集中することはできない仕組みになっています。いくら本人が「自分は同時に仕事をバリバリこなしてるぜ!」と思っていたとしても、それは単に高速で集中対象を切り替えているに過ぎず、脳からすればストレスでしかありません。
昔から『二兎を追う者は一兎をも得ず』といいますが、まさにその通りで、実際スタンフォード大学の研究によると【マルチタスクで作業をしたり、注意を維持するのが苦手な人ほど記憶力が悪い】というデータもあるので、やはり同時に学ぼうとする姿勢は避けるのがベストでしょう。でもそれだといつまでも仕事や登録販売者としての知識がつかないのも事実です。
ではどうすればいいかというと【学ぶ時間を区切る】というのがオススメです。
ミネソタ大学の研究によると【タスクの作業時間に締め切りを設けた上で別のタスクに移った被験者は、他のグループよりも約30%生産性が高かった】ということがわかっています。
つまり「●時から1時間は作業について勉強する」などと決め、それが終わったあとで医薬品の知識の勉強をすればいいでしょう。
ポイントは『時間に締め切りを設けて区切る』ことで、その間は絶対に決めたこと以外はしてはいけません。私も気が散りやすいタイプなのでよくわかりますが、納品をしていると医薬品のオリコンを開け、パッケージを手にとりながら「あれ?こんな成分知らないぞ...どれどれ...」と、気づけば納品そっちのけで成分を調べたりしていましたが、これは圧倒的にダメなパターンなので、反面教師にして下さい。
あと、最初の人間関係の構築法は過去の私のコラムが参考になると思うので、そちらを参照してみて下さい。

(以前の記事:【指名の止まらない登録販売者を目指して】ドラッグストアで役立つズルい心理学《スベらない人間関係の作り方》

《参考文献》

質問③外部研修(継続的研修)の不満

※「外部研修」は現在『継続研修』『継続的研修』に名称変更

質問③外部研修(継続的研修)の不満

Q:外部研修について質問です。転職をして、今のドラッグストアに「外部研修が始まっていると思いますが、どうすればいいですか?」と質問したところ、外部研修サイトのアプリを案内されました。そのアプリは前に働いていたドラッグストアで使っていたものと同じでした。IDとパスワードには以前のドラッグストアの名前の一部が入っているので、それでもいいのか確認したところ、店長は「外部研修の管理は自分でやるものだから、同じIDとパスワードでいい」と言うのです。結局、以前と同じIDとパスワードでログインできたのですが、外部研修は個人管理なのですか?

Q:薬局の調剤事務をしている登販者です。従事登録、実務経験はつけてくれますが、研修費用等、全額自己負担です。飲み込むしかないでしょうか?

[回答]
結論から言うと「企業によりけり」というのが私なりの回答です。
というのも、国が定めているルールは「継続的研修を受けてね」というだけで、その手法やプロセスに関しては詳細な定めがありません。
(管理者要件の詳細についてはこちらの記事が参考になります→【2023年4月1日施行】登録販売者の管理者要件が1年に改正。追加的研修を詳しく解説 「管理者要件に関する追加的研修の詳細」
例えば

  • 研修に参加する日が出勤扱いor休日返上で研修に参加
  • 研修費用が企業負担or自己負担

こういった問題も企業によって異なります。ちなみに私が働いていた企業は、定期的に本部から研修の案内が店舗にあり、それを店長が社員に伝え、各自が勤務シフトに合わせて予約をする、という流れでした。研修費用は企業側の負担で、出勤扱いにしてくれました。有難かったなあ...。笑

このように、悪く言ってしまえば"丸投げ状態"ですが、実は心理学的には好機です。
たしかに企業側がすべて段取りをしてくれれば楽かもしれませんが、ヒトは自分で決めたことに強く価値を感じる生き物で、これを【自己コントロール感】といいます。さらに最悪なことに、ヒトの脳は受け身状態になると、途端に学習効率が下がる仕組みになっています。つまり自分でセッティングした継続的研修には「やらされている受け身の勉強」になりづらく、学習効率と自己コントロール感の向上が期待できるのです。もちろん企業が準備した研修でも「よし!この研修から多くのことを学び取るぞ!」と主体性が発揮されていれば何の問題もありませんが、そういう方がどれくらいいるのか、私は正直言って疑問です。
ではここで比べてみましょう。

  • 企業に言われるがまま受け身で学ぶ
  • 自分に必要だと感じる内容を自分で考え、能動的に効率よく学ぶ

長期的な視点で考えたときに、伸び続けることができる登録販売者はどちらでしょうか?
答えは自ずと浮かび上がるのではないでしょうか。

あと「費用面が自己負担なのは納得できない」という方は、やはり働き始めるより前に、企業側に確認をとるしか方法がないのが現状です。現状を変えるには行動するしかありませんが、私からのオススメがあります。それは「パブコメに書き込む」です。
今年、登録販売者の管理者要件が追加されましたが、当然これに関しても事前にパブコメが発表され、誰でも国に意見することができました。国側がいきなり発表して、しれっとそのまま受付終了していた、なんてことも珍しくないのが難点ではあるものの、やはり何もしなければ何も変わらないのも事実なので、機会を伺って「継続的研修が自己負担なのは嫌だ!」と意見してみましょう。

質問④眠くて勉強ができない

質問④眠くて勉強ができない

Q:眠気に勝てないのが悩みです。
仕事からの帰宅後、勉強や本を読む時間を作りたいのですが、眠気に勝てません...。
酷い時はご飯を食べたあと片付けもしないで意識がなくなっているときが多々あります。
夜がだめなら朝、早く起きようとしますが眠気に勝てず結局それに充てる時間を作れません。
車通勤なので行き帰りは音声でのものを流します。これはもう怠け癖の問題でしょうか...?

[回答]
「勉強したいのにできない!」これは辛いですよね。ハッキリ言いますが、怠け癖などでは決してありません。いくつかお伝えしたいことはありますが、まずは【睡眠の改善】を最優先に考えましょう。帰宅後にそこまで眠気を感じている場合、シンプルに睡眠不足である可能性が高いです。ひとまず下記の3点をチェックしてみましょう。

ポイント①クロノタイプを知る

いわゆる『朝型』『夜型』などと世間では言いますが、科学的にはそんな線を引いてスパッと明確に分けられるほど単純なものではなく、グラデーションのようになっています。
実は朝型や夜型という生活サイクルを、さらに詳細に分類した最新の理論があります。それが【クロノタイプ】と呼ばれる考え方です。
クロノタイプは睡眠をはじめとする生活リズムから性格の違いによって下記のように分類されます。

  • 【超朝型】
  • 就寝時間:19~21時
  • 起床時間:3~5時
  • 集中力が高まる時間:5~10時
  • 【朝型】
  • 就寝時間:21~23時
  • 起床時間:5~7時
  • 集中力が高まる時間:8~12時
  • 【中間型】
  • 就寝時間:23時前後
  • 起床時間:7~9時
  • 集中力が高まる時間:10~14時
  • 【夜型】
  • 就寝時間:24~1時
  • 起床時間:9〜10時
  • 集中力が高まる時間:16〜20時
  • 【超夜型】
  • 就寝時間:3~6時
  • 起床時間:10~13時
  • 集中力が高まる時間:21~25時

ちなみにこれは遺伝子レベルで生まれつき決まっている体質なので、変えようがありません。簡易的な診断サイトを添付しますので、これを機に把握しておきましょう。今の働き方がクロノタイプに合っていない可能性もあるので、その辺りをまずは見直しましょう。
国立精神・神経医療研究センター「MEQ-SA」

ポイント②昼寝をとりいれる

『睡眠負債』といって、睡眠に問題があると体に借金を抱えたようにデメリットが蓄積されていってしまいます。具体的には

  • 頭が悪くなる
  • 体が老化する
  • 心血管疾患のリスクが上昇する
  • 人間関係が悪くなる

こういったデメリットを防ぐためにも睡眠の改善は急務になりますが、新しい習慣はなかなか身につきづらいものです。そこでオススメなのが【昼寝】です。昼寝のメリットに関しては様々なことが確認されていますが、何よりすぐ取り入れやすいのがポイント。休憩時間に約30分程度が現実的でしょう。もし職場で眠れないなら目を閉じているだけでも構いませんので、ぜひお試しください。

ポイント③睡眠障害を疑う

脅すわけではないですが、夜にしっかりと寝ていたとしても眠くて眠くて仕方がない方もいます。これを【中枢性過眠症】といって、覚醒に必要な物質であるオレキシンの産生に問題がある可能性があります。こうなると一般的なテクニックの守備範囲を超えますので、然るべき医療機関を受診しましょう。

質問⑤「登録販売者だけはやめておけ」は正しいのか

質問⑤「登録販売者だけはやめておけ」は正しいのか

Q:「登録販売者の仕事には販売ノルマがある」と聞きますし、友達には「登録販売者だけはやめておけ」と言われますが、本当なのでしょうか?

[回答]
今回の企画は『現役登録販売者』を対象にした企画なので『これから目指す方』のご質問は対象外にしておりましたが、こちらの質問には個人的にツッコミを入れたくなったので、例外的にお答えしたいと思います。

ノルマについて

「あるかないか」と言われれば【企業による】というのが答えになります。ただ、私がドラッグストアでサラリーマンをしていた約10年前と比較して、かなりそういった話は少なくなってきた印象はあります。とはいいつつも、おそらくゼロではないと思います。とにかく私が言いたいのは「1社で登録販売者すべての印象を決めないで欲しい」ということに尽きます。実際、私がいた企業は「目標」はありましたが、ノルマはありませんでしたし、たとえ目標未達であったとしても、買取りをさせられるようなことはありませんでした。(私の性格上、もしそんなことを迫られたら秒で訴訟問題に発展しますが...笑)
とはいえ、正直入社してみるまでわからないのも事実なので、もしお勤めになった企業が買取りを迫ってくるようなブラック企業だった場合は、即刻転職することをオススメします。

「登録販売者だけはやめておけ」について

いきなりですが、質問です。
「あなたはハンバーグが好きですか?」
好きという人もいれば、嫌いという人もいるでしょうし「味は好きだし食べたいけど、最近は脂が胃もたれするから控えている」という玉虫色な意見もあるでしょう。
ではパクチーはどうでしょう?
科学的にも同じ匂い成分を含んでいることから日本名では『カメムシ草』などと呼ばれ、好き嫌いがハッキリわかれるものの、愛好家が多いことで知られていますが、いかがでしょう?
ここで話を元に戻します。
「登録販売者だけはやめておけ」という意見は「ハンバーグだけはやめておけ」と言っているのと同じである、ということに気が付きますでしょうか?
登録販売者の仕事に関わらず、他人の人生に必要以上に首を突っ込んで「この仕事だけはやめておけ!」と言う人がいますが、ハッキリ言うと【完全無視】で大丈夫です。
食べ物の好き嫌いでもわかるように、人によって価値観や評価基準は異なります。

今の質問者様の状態は『まだハンバーグを食べたことがない人』だから「ハンバーグなんてマズいからやめておけ」という人の声に惑わされているだけに過ぎず、ハンバーグの魅力を知っている状態なら「は?何で?ハンバーグおいしいじゃん!」と言い返すことができますよね。ましてやあなたがパクチーマニアな可能性すらあるのですから、他人の価値観が如何にあてにならないかは火を見るよりも明らかでしょう。

さらに付け加えるなら「登録販売者を実際にやったことがない人」の意見なら、尚更無視で大丈夫です。実際にその仕事に就いている人と、そうでない人、どちらの話に説得力がありますでしょうか?もし仮に、その友人が登録販売者だったとしても同様に無視で大丈夫です。なぜなら、先程からお伝えしている通り、人によって評価基準が異なるからです。
では私が「登録販売者の仕事は最高だよ!絶対的にオススメ!」と言えば、そのアドバイスは正しいのでしょうか。答えはノーです。それもあくまで私の場合であって、必ずしも質問者様に当てはまるわけではありません。つまり、答えは質問者様の中にしかありません。ポジティブな意見とネガティブな意見の両方を平等に集め、ご自身の価値観に照らしながら判断をすればいいのではないでしょうか。

ちなみに私の場合は、登録販売者という資格なくして今の私は成立せず、この資格には感謝してもしきれないぐらい大切に思っていますので、微塵も「やめておけ」とは思いません。
私ならそんなことを言ってくる友人とは、そっと距離をとるようにします。

いろいろ言いましたが、最終的には質問者様の自由です。

ヤマナオ(登録販売者)

執筆者:ヤマナオ(登録販売者)
YouTube【ヤマナオ会議室】のチャンネル登録者数1.4万人。
DMMオンラインサロン【凡人賢者アカデミー】のオーナー。
登録販売者として、通算10年以上従事した経験を基に「医学」「心理学」「仕事術」をメインテーマとし、情報発信を行っている。

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