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受験・合格後

登録販売者試験は独学でもOK?難易度・勉強時間は?効率的な勉強方法とは

近年の登録販売者試験の合格率は、全国平均で約40~50%といわれています。つまり、受験者の2人に1人は合格し、もう1人は不合格になっているということです。
その明暗を分けるのは、ずばり勉強方法にあります。合格者は、どのように勉強をして、登録販売者試験に合格できたのでしょうか。おすすめの勉強方法をご紹介します。

登録販売者試験の内容とは

登録販売者試験に合格できる勉強方法を考える前に、まず登録販売者試験でどのような出題があるのか、改めて確認しておきましょう。
登録販売者試験は国家試験ではなく、各都道府県が実施しています。そのため、その試験問題は自治体によって難度に差が出ないように、厚生労働省の「試験問題の作成に関する手引き」によって定められています。試験項目は大きく、以下の5つのカテゴリーに分けられています。

〈登録販売者試験 5つの試験項目と概要〉

1. 医薬品に共通する特性と基本的な知識

  • 医薬品概論
  • 医薬品の効き目や安全性に影響を与える要因
  • 適切な医薬品選択と受診勧奨
  • 薬害の歴史

2. 人体の働きと医薬品

  • 人体の構造と働き
  • 薬の働くしくみ
  • 症状から見たおもな副作用

3. おもな医薬品とその作用

  • 精神神経に作用する薬
  • 呼吸器官に作用する薬
  • 胃腸に作用する薬
  • 心臓などの器官や血液に作用する薬
  • 排泄に関わる部位に作用する薬
  • 婦人薬
  • アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)
  • 鼻に用いる薬
  • 眼科用薬
  • 皮膚に用いる薬
  • 歯や口中に用いる薬
  • 禁煙補助剤
  • 滋養強壮保健薬
  • 漢方処方製剤・生薬製剤
  • 公衆衛生用薬
  • 一般用検査薬

4. 薬事関連法規・制度

  • 薬事法の目的
  • 医薬品の分類・取扱い
  • 医薬品の販売業の許可
  • 医薬品販売に関する法令遵守

5. 医薬品の適正使用・安全対策

  • 医薬品の適正使用情報
  • 医薬品の安全対策
  • 医薬品の副作用等による健康被害の救済
  • 要指導医薬品および一般用医薬品に関するおもな安全対策
  • 医薬品の適正使用のための啓発活動

登録販売者には、第2類医薬品(指定第2類含む)に関する情報提供の努力義務が課せられています。また、第3類医薬品については、法律上の情報提供の義務はないものの、お客様から相談を受けた場合には応じる義務があります。そのため、医薬全般に対する知識を、副作用なども含めてしっかりと身に付けておく必要があります。

各試験項目のポイント

次に、登録販売者試験の5つの試験項目の問題数と時間配分についてチェックしましょう。

〈登録販売者試験の試験項目〉

試験項目 出題数 時間
医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問 40分
人体の働きと医薬品 20問 40分
おもな医薬品とその作用 40問 80分
薬事関係法規・制度 20問 40分
医薬品の適正使用・安全対策 20問 40分
合計 120問 240分

※出題順とは異なります

試験の限られた時間の中で、いかに効率良く確実に正解を得られるかが勝負となります。そのためには、各試験項目のポイントを事前に押さえておくことが肝心です。

「医薬品に共通する特性と基本的な知識」のポイント

「医薬品に共通する特性と基本的な知識」では、以下のような事柄がポイントとなります。

  • 医薬品の本質・効き目や、安全性に影響を与える要因等について理解しているか
  • 医薬品の購入者から「使用しても症状が改善しない」といった相談があった場合に、医療機関の受診を勧奨するなど、適切な助言を行うことができるか
  • 薬害の歴史を理解した上で、医薬品の本質を踏まえた適切な販売に努めることができるか

全体的に常識的な問題も多く、比較的点を取りやすいので、9割以上の正答率を目指しましょう。

「人体の働きと医薬品」のポイント

「人体の働きと医薬品」でのポイントは、体の構造と働き、薬が作用するしくみ、そして副作用の症状等に関する基本的な知識を、購入者への情報提供や相談対応に活用できるかどうかにあります。
出題範囲も広く、暗記する内容も多くなっていますが、人体の働きについては図などを参照して覚えると理解が深まります。

「おもな医薬品とその作用」のポイント

「おもな医薬品とその作用」のポイントは、以下のようになります。

  • 一般用医薬品に用いられるおもな有効成分に関する基本的な効能効果や特徴、飲み方や飲み合わせ、そして年齢や基礎疾患等、効き目や安全性に影響を与える要因や起こりうる副作用を理解して、購入者への情報提供や相談対応に活用できるかどうか
  • 各薬効群の医薬品に関する情報提供、相談対応における実践的な知識があるかどうか

設問数も時間も、ほかの項目と比べて倍になっていますので、地道な勉強が必要です。

「薬事関係法規・制度」のポイント

「薬事関係法規・制度」では、薬事関係法規を遵守して医薬品の販売等ができるよう、一般用医薬品の販売に関連する法令や制度のしくみを理解しているかという点が問われます。法規は改定されますので、最新情報を常にチェックしておきましょう。

「医薬品の適正使用・安全対策」のポイント

「医薬品の適正使用・安全対策」で問われるのは、次のようなポイントです。

  • 医薬品の添付文書や製品表示等について、記載内容を的確に理解し、購入者への適切な情報提供や相談対応に活用できるか
  • 副作用報告制度、副作用被害救済制度に関する基本的な知識を持っているか
  • 医薬品の副作用等に関する厚生労働大臣への必要な報告を行えるか
  • 医薬品を適正に使用したにもかかわらず、その副作用により重篤な健康被害が生じた購入者等に対して、副作用被害救済の制度について紹介したり、基本的な制度のしくみや申請窓口等について説明したりできるか

比較的点が取りやすい項目ですが、それだけに取りこぼさないように注意しましょう。

登録販売者試験に合格するための勉強方法とは

登録販売者試験のための勉強方法には、次のようなものがあります。どの程度の期間で合格したいのか、費用負担なども考慮して、自分に適した勉強法を選択しましょう。

  • 独学で勉強
    市販のテキストや過去問を活用して、自分自身の力だけで勉強します。
  • 社内研修を活用
    すでにドラッグストアや薬局等で勤務している方で、社内研修がある場合は、存分に活用しましょう。
  • 通信教育講座
    短期間に集中して専門的知識を身に付けるためには、通信教育講座の活用も有効です。
  • 対策授業を受講
    専門学校などで実施される、試験に向けての対策講座を受講する方法です。専門的な内容をわかりやすく学べるだけではなく、ドラッグストア等での実務研修を行う講座もあります。

合格者が語る合格のコツ

登録販売者試験の合格者が語る「合格のコツ」の要点をまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

効率良く勉強する

通勤・通学の移動中や、朝起きた直後や寝る30分前など、隙間時間を上手に活用して、毎日少しでも勉強する習慣を身に付けましょう。

過去問を徹底的に解く

登録販売者試験は出題範囲やチェックポイントが限られているので、試験直前3ヵ月前頃からはひたすら過去問を解くことが合格への近道です。ただし、法律関連は改定されることが多いので、過去問をこなしつつ、最新の情報も必ずチェックしましょう。

上手に知識を習得する

登録販売者試験の場合、常識や生活の中で身に付けた経験で解ける問題も少なくありません。自分の身近にある医薬品のパッケージの裏面を読むように心掛けるだけでも、知識を習得することができます。

すでに合格した人や試験合格を目指している人と情報を共有する

有資格者だけではなく、自分と同じように試験合格を目指して勉強している人と情報交換すれば、モチベーションがアップするだけではなく、テキスト選びなど実際に役に立つ情報を得ることもできます。

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