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登録販売者は本当にやめるべき?仕事の大変さや給料事情などを徹底解説

更新日:2025年10月2日

登録販売者は本当にやめるべき?仕事の大変さや給料事情などを徹底解説(リライト)

こんにちは、登録販売者転職のアポプラス登販ナビライターチームです。

登録販売者についてインターネットで調べた際に「やめとけ」「きつい」といった情報を目にして不安を抱き、登録販売者になることや登録販売者として働き続けることに迷いを感じている方へ。

この記事を読めば、登録販売者が「やめとけ」と言われる理由や実際に登録販売者が辞めたいと感じた理由、判断に迷った際のチェックポイントを知ることができ、自分自身の働き方の理想と照らし合わせてキャリアを考えられるようになります。

本記事では、登録販売者の魅力とやりがいや、キャリアアップのポイント、よくある疑問への回答も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【この記事で得られること】

  • 登録販売者は、「給料が低い」「業務の負担が大きく責任が重い」「キャリアの選択肢が限られる」などの理由で「やめとけ」といわれることがある
  • 登録販売者は未経験からチャレンジでき、転職や再就職がしやすいうえに、セルフメディケーションの推進に欠かせない魅力的な職業である
  • 登録販売者は自分のライフスタイルや、キャリアパスに合った職場を選ぶことで、ミスマッチを解消できる可能性がある

目次

登録販売者の仕事でよくある不安と疑問に回答

登録販売者の仕事でよくある不安と疑問に回答

登録販売者の仕事に興味を持っていても、インターネットで「きつい」「給料が低い」といった情報を見て、不安に感じることがあるかもしれません。そこで、ここでは登録販売者に関するよくある不安や疑問に回答します。

登録販売者の仕事は本当にきついですか?

長時間の立ち仕事、土日勤務、接客・品出しの多さなど大変な面はありますが、店舗によって負担の重さは異なります。勤務先選びで負担を軽減できる場合もあります

登録販売者の給料は本当に低いのですか?

登録販売者の年収は300〜400万円台が多く、他職種と比較すると高いとはいえません。ただし、企業規模・地域・役職によっては年収500万円以上を目指せるケースもあります

登録販売者を辞めたいと思ったらどうしたらいいですか?

まず「辞めたい理由」を整理し、職場の異動やシフト変更など改善策を試みましょう。それでも改善できない場合は、資格を活かして別の店舗や他職種への転職を検討するのが安心です

なぜ登録販売者は「やめとけ」といわれるのか?

なぜ登録販売者は「やめとけ」といわれるのか?

登録販売者は、OTC(一般用医薬品)を取り扱う専門職として、ドラッグストアをはじめ調剤薬局、コンビニ、スーパー、ホームセンターなどで重要な役割を担っています。

しかし、一部では「登録販売者はやめとけ」といわれることもあるのです。その理由には、給料が低い、業務の負担が大きく責任が重い、キャリアの選択肢が限られるといった点があります。

給料が低い・年収があがりにくい

登録販売者は専門職ではありますが、他職種と比べて収入が高いとはいえません。厚生労働省のデータによると、平均年収は369.4万円とされています。資格を取得したり、実務経験を積んだりしても「期待したほど収入が高くなかった」と感じる人もいるのです。

年収アップの達成には、店舗スタッフから、店長やエリアマネージャーへの昇進を目指す方法が一般的です。役職に就くと手当が支給されますが、ポスト数は限られているため、就職先によっては年収があがりにくいと感じる場合もあります。

仕事内容が大変で責任が重い

登録販売者がおこなう業務は、就職先によっても異なりますが、OTC(一般用医薬品)販売に加え、商品の陳列や発注、レジ打ちなど、幅広い業務を担当するのが一般的です。複数の業務をこなすマルチタスク能力や体力が求められるため、ハードに感じることもあります。

また、OTC(一般用医薬品)の販売は、とくに責任が重い業務です。効果・副作用について正しく伝えられなかった場合、健康被害や苦情が発生するおそれがあります。そのため、常に最新の情報を学び、お客さまにわかりやすく説明しなければなりません。

一方で、お客さまへの説明に苦手意識を持つ人もいます。求められる知識は、資格取得を通じて習得できますが、現場での説明や接客が難しいと感じる人がいるのです。また、シフト制による長時間の立ち仕事や、早朝・夜間の勤務が体力的に大変だと感じる人もいます。

このように、登録販売者は重い責任を担いながら幅広い業務を担当する職業であり、心身の負担を感じることがあるのです

キャリアアップの選択肢が狭いと感じる

登録販売者は、経験を積みながらスキルを習得することで、キャリアアップを目指せる職業ですが、選択肢が狭いと感じる場合もあります

登録販売者の多くが務めるドラッグストアにおいて、キャリアアップに関する一般的な流れは、次の通りです。

  1. 店舗スタッフ(レジ・品出しなど)
  2. 店長(シフト作成や売上管理などの店舗運営)
  3. エリアマネージャー(担当エリアにある店舗の経営管理)

さらに、大手企業では本社スタッフとして経理・人事・バイヤーなどを担当するケースもあります。しかし、店舗や役職数には限りがあるため、競争が激しいこともあります。

また、このプロセス以外では、キャリアアップの体制が整っていない可能性があることや、他職種へ転身するルートが少ない点も選択肢が狭いと感じる原因です。

登録販売者が「辞めたい」と感じるリアルな瞬間とは?

登録販売者が「辞めたい」と感じるリアルな瞬間とは?

登録販売者が実際に「辞めたい」と感じる理由には、人間関係のストレス、休みにくい職場環境、期待した働き方ができないといったことが挙げられます。

同僚・店舗環境によるストレス

どの職業でも、辞めたい理由として人間関係のストレスを挙げる人は多いでしょう。登録販売者も同様に、性格が合わない人がいる、派閥があるなどの理由でストレスを感じ、辞めたいと思うことがあります

また、勤務形態がシフト制で、土日・祝日や、早朝・夜間の勤務がある職場、販売ノルマが設けられる職場では、精神的な負担から退職を考える人もいます。

人手不足で休みにくい環境

近年、ドラッグストア業界は売上高・店舗数ともに拡大していますが、登録販売者や薬剤師の人材確保には苦戦しています。その結果、従業員1人あたりの業務量が増加したり、希望通りの休みを取得できなかったりする場合があるでしょう

とくに、土日・祝日に営業している店舗では、来客数が増加する傾向があります。出勤する従業員の人数も増やす必要があるため、休みを取りにくい職場も少なくありません。

このような状況から、ストレスを抱えたり、家庭との両立が難しくなったりして、退職を考えるケースもあります。

資格を取ったのに期待した働き方ができなかった

登録販売者として就職しても、OTC(一般用医薬品)の販売にかかわる機会が少ない職場もあります。登録販売者の業務内容は就職先によって異なりますが、一般的にはOTC(一般用医薬品)販売だけでなく、商品の発注や陳列、レジ打ち、清掃など、幅広い業務を担当します。

そのため、OTC(一般用医薬品)の販売にかかわる時間が、思っていたより少ないことも珍しくありません。登録販売者としての知識を活かしたい人や、OTC(一般用医薬品)の販売をメインにおこないたい人にとっては、モチベーションが保てず、退職を選ぶケースもあります。

未経験でも輝ける!登録販売者として働く魅力とやりがい

未経験でも輝ける!登録販売者として働く魅力とやりがい

登録販売者は、未経験からチャレンジでき、転職や再就職がしやすい職業です。さらに、地域医療に欠かせない存在として、地域住民の健康に貢献できることも大きな魅力といえます。

未経験からチャレンジ可能な医療系資格

登録販売者資格は、学歴や実務経験にかかわらず、誰でも受験できます。2015年の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則」改正前は、薬学の課程を修めていない人が受験資格を得るには、実務経験、または実務に従事した人と同等の知識経験が必要とされていました。

現在は、誰でも試験を受けることが可能で、合格すると登録販売者資格を取得できます。そのため、未経験からでも挑戦しやすい医療系資格といえるでしょう。

ただし、未経験の場合、登録販売者資格を取得した後、一定の実務経験を積むまでは「研修中」とみなされます。研修中に、OTC(一般用医薬品)を販売する際は、薬剤師もしくは、実務経験を積んだ登録販売者の指導・管理の下でおこなう必要があります。

とはいえ「未経験者歓迎」という求人も多いため、登録販売者として従事するハードルはそれほど高くありません。未経験から実務経験を積み、理想のキャリアを築いていきましょう。

実務経験や未経験からチャレンジできる求人についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下も参考にしてください。

登録販売者に必要な実務経験とは?期間や時間数など条件を解説

未経験からチャレンジ可能な求人一覧

転職・再就職がしやすい

転職や再就職がしやすいことも、登録販売者の大きな魅力です。その理由として、就職先が豊富であり、さまざまな雇用形態の求人が存在することが挙げられます。

就職先はドラッグストアをはじめ、調剤薬局、コンビニ、スーパー、ホームセンター、家電量販店など多岐にわたり、全国各地で就職先を探しやすいでしょう。

また、さまざまな雇用形態の求人があり、正社員、パート、アルバイト、契約社員などに対応しているため、ライフスタイルが変化しても長く働き続けやすい職業です。

そのため、例えば地方への引っ越しに伴う転職や、育児や介護離職後の再就職をする場合でも、豊富な就職先と雇用形態のある登録販売者であれば挑戦しやすいといえるでしょう。

地域に根ざし人の健康に貢献できる

登録販売者は、体調に不調を感じた際に最初に相談を受けることが多い立場であり、セルフメディケーションを推進するうえで欠かせない存在です。登録販売者が意識すべきセルフメディケーションのポイントとして、以下の3点が挙げられます。

  • お客さまが健康相談や症状の相談をしやすい信頼関係を築く
  • 健康の維持・向上につながるアドバイスをする
  • OTC(一般用医薬品)の適切な使用を促進する

とくに、高齢者は複数の医薬品を併用している人も多いため、専門知識を持つ登録販売者に気兼ねなく相談できる環境を整えることが重要です。また、近隣に医療機関がない地域では、登録販売者が地域医療の中核として住民の健康を支えることが期待されています。

登録販売者が失敗しないための職場選びとキャリアアップのポイント

登録販売者が失敗しないための職場選びとキャリアアップのポイント

登録販売者として長く活躍するには、勤務形態や働き方、福利厚生、企業の方針や文化が、自分のライフスタイルやキャリアパスに合った職場を選ぶことが大切です。また、資格の取得により、人材価値を高めて差別化を図ることは、店長やエリアマネージャーへのキャリアアップにも役立ちます。

働く店舗・企業選びが重要

就職先を選ぶ際には、給与や勤務時間、休日などの待遇をはじめ、企業規模・福利厚生・研修制度・企業の方針や文化なども確認しましょう。働きやすい職場環境を見わけるための6つのポイントをご紹介します。

  • 求人票を出す頻度
  • 社員の年齢
  • 離職率
  • 残業代や残業時間に関する規定
  • 福利厚生の充実度
  • コンプライアンスに対する意識

残業に関する規定や福利厚生などはわかりやすい指標ですが、求人票を出す頻度や社員の年齢などといったチェックポイントにも注目して調べてみましょう。求人票を頻繁に出している企業は社員の定着率が低い可能性があり、社員の年齢層が多様であるほど職場の定着率が高い可能性があるのです。

ドラッグストアのホワイト企業についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下のコラムも参考にしてください。

【2025年発表】登録販売者必見!ドラッグストアホワイト企業ランキング

また、大手企業ほど、選考過程において競争率が高い傾向があります。一方で、待遇やキャリアアップのプロセス、業務マニュアルなどが整っているため、働きやすい環境であることも多いですが、条件だけではなく、企業の方針や文化が自分に合っているかどうかも重要なポイントです。

スキルアップ・資格活用で差をつける

登録販売者にはスキルアップに役立つさまざまな資格があります。業務に関する知識を深める資格や、接客スキルを高める資格、売り場づくりに役立つ資格など、多様な選択肢があります。

資格を取得する際は、習得したい知識やスキル、目的に合った資格を選ぶことが大切です。店長や、エリアマネージャーへのキャリアアップを目指す場合は、マネジメント力を習得できる資格が役立ちます。

キャリアアップに有効な資格を取得して、人材価値を高めることで差別化を図り、キャリア形成に役立てましょう

登録販売者のキャリアアップについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下のコラムも参考にしてください。

登録販売者のキャリアアップに役立つ3つのスキルとおすすめの資格8選

自分のライフスタイルとの相性を考える

登録販売者として、長く活躍するためには、自分のライフスタイルに合った働き方ができることが重要です。休みの曜日や勤務時間が固定されている場合もあれば、シフト制勤務の場合もあり、これは就職先によって異なります。

シフト制勤務の場合、とくに土日や祝日は休みを取りにくい職場も少なくありません。自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるかどうかを、しっかりと考慮し、就職先を選びましょう。

登録販売者としてパートで働くことに関心がある方は、ぜひ以下のコラムも参考にしてください。

登録販売者がパートで働くメリットとは?ライフスタイルに合わせた働き方を見つけよう

登録販売者を続けるべきか迷ったときのチェックポイント

登録販売者を続けるべきか迷ったときのチェックポイント

登録販売者を続けるかどうか迷ったときは、次のチェックポイントを確認してみてください。

辞めたい理由を整理しましたか?

登録販売者を続けるかどうか迷ったときは、まず「辞めたい理由」を整理することが大切です。以下の表と現在抱いている不満を照らし合わせ、辞めたい理由を明確にしてみましょう。

辞めたい理由 不満の原因例
  • 職場環境が合わない
  • 上司や同僚との関係が良くない
  • シフトが不規則
  • 残業が多い
  • 知識・スキル不足を感じる
  • 医薬品の知識が十分でないと感じる
  • 接客マナーに自信がない
など
  • キャリアや将来に不安がある
  • 昇進の機会が少ないと感じる
  • 研修制度が充実していない
など
  • 仕事内容が合わない
  • 接客が苦手
  • 医薬品販売に興味がない
  • 別の職種に挑戦したい
など

辞めたい理由が自分の知識やスキル不足による場合、現在の職場で働きながら資格を取得したり、研修に参加したりしてスキルアップを図ることで解決できる可能性があります

一方で、職場環境やキャリア・将来への不安、仕事内容への不満が理由で辞めたいと感じる場合は、転職すべきかどうかを検討していきましょう。

職場環境の改善を試みましたか?

辞めたい理由が職場環境にある場合、まずは改善できることかどうかを考えます。解決できる可能性がある場合、次の方法を試してみましょう。

  • 上司や同僚にシフト・人間関係について相談しましたか?
  • 店舗異動や時短勤務制度が利用できるか確認しましたか?

もし、現在勤めている職場で改善が難しい場合、転職を検討するのも1つの手段です。

次のキャリアプランを考えましたか?

辞めたい理由が、キャリアや将来への不安、仕事内容への不満にある場合、登録販売者として別の職場を探すことで解決する場合があります。この場合、次のプランをイメージすることが大切です。

  • 辞めた後に何をしたいのか具体的にイメージできていますか?
  • 登録販売者資格を活かして別の職場(調剤併設店・スーパー・企業など)で働く選択肢を調べましたか?

職場を変えることで問題が解決する場合は、転職活動を検討しましょう。

転職活動の準備を進めていますか?

転職先を選ぶ際には、待遇や福利厚生、研修制度、業務内容、企業の方針や文化など、自分に合った職場を見つけることが大切です。

  • 求人情報を調べて比較していますか?
  • 転職エージェントやキャリア相談サービスを活用していますか?

転職活動をスムーズに進めるためには、専門的なサポートを受けられる転職エージェントを利用するのがおすすめです。アポプラスでは、無料の転職サポートをおこなっています。ぜひ一度ご相談ください。

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まとめ|登録販売者で後悔しないキャリアを築く方法

「登録販売者はやめとけ」といわれる理由には、給料が低い、業務の負担が大きく責任が重い、キャリアの選択肢が限られるといった点が関係しています。また、実際に「辞めたい」と感じる原因には、人間関係の悩みや、休みにくさ、希望する業務にかかわれる時間の少なさなどが挙げられました。

一方で、登録販売者は経験を積みながらスキルを高め、キャリアアップを目指せる職業でもあります。成功するためには、自分のライフスタイルや、キャリアパスに合った職場を選ぶことが重要です。転職を考える場合は、専門的なサポートを受けられる転職エージェントを活用するのもおすすめです。

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