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【2024年度】登録販売者の試験の概要|日程や申し込み方法、勉強法を解説

【2024年度】登録販売者の試験の概要|日程や申し込み方法、勉強法を解説

【2024年度】登録販売者の試験の概要|日程や申し込み方法、勉強法を解説

例年5月ごろから、都道府県ごとに登録販売者試験の願書受付が始まります。このコラムでは、登録販売者の資格の概要や登録販売者試験の申込方法、日程などの詳細について解説します。登録販売者試験を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

「登録販売者」ってどんな資格?

「登録販売者」ってどんな資格?

登録販売者は、薬局・ドラッグストアなどにおいてOTC(一般用医薬品)を販売する専門家です。薬剤師はすべての医薬品を取り扱えますが、登録販売者はOTC(一般用医薬品)のうち、およそ9割を占める第2類医薬品と第3類医薬品を販売できます

登録販売者の主な仕事は、薬に関する情報提供や医療機関への受診勧奨であり、お客さまのセルフメディケーションをサポートします。雑誌やインターネットにおいて「取ってよかった資格」として紹介されることも多く、その取得のしやすさから人気の資格となっています。

登録販売者試験の概要

登録販売者試験の概要

ここでは、登録販売者試験の具体的な申込方法や試験日程などについて解説します。

登録販売者試験の申込方法

登録販売者試験は、全国を8ブロック(2023年の場合)にわけておこなわれ、都道府県が管轄となります。そのため、自分が受験する都道府県の「登録販売者試験関連の情報ページ」を検索し、受験案内にしたがって願書の提出をおこないましょう。

登録販売者試験の申込方法

願書の提出には期限があるため、正確に情報を把握するようにしてください。また、試験日や試験会場までの交通手段が問題ないかといった点も、あわせて確認しておきましょう。

登録販売者試験の試験日程

2024年の試験日程や願書受付期間は、本コラムの執筆時点では、まだ発表されていない都道府県もあります。そのため、ここでは参考までに、2023年におこなわれた登録販売者試験の願書受付期間と試験日を記載します。2024年の願書受付期間と試験日については、必ず最新の都道府県の試験情報を確認するようにしてください。なお、ブロックごとに試験日は同じですが、願書受付期間は都道府県単位で異なることがあるため、とくに注意が必要です。

【2023年におこなわれた登録販売者試験の「願書受付期間」と「試験日」】

ブロック名 都道府県 願書受付期間 試験日
北海道・東北ブロック 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 5月下旬~6月下旬
※自治体によって異なる
8月30日
関東・甲信越ブロック 茨城県 栃木県 群馬県 新潟県 山梨県 長野県 5月下旬~6月下旬
※自治体によって異なる
8月29日
南関東ブロック 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 5月下旬~6月下旬
※自治体によって異なる
9月10日
北陸・東海ブロック 富山県 石川県 静岡県 愛知県 岐阜県 三重県 5月半ば~6月下旬
※自治体によって異なる
9月6日
関西広域連合ブロック 大阪府 京都府 兵庫県 滋賀県 和歌山県 徳島県 福井県 5月29日~6月12日 8月27日
奈良県ブロック 奈良県 6月8日~6月14日 9月24日
中国・四国ブロック 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 香川県 高知県 愛媛県 7月10日~7月24日 10月17日
九州・沖縄ブロック 福岡県 大分県 宮崎県 佐賀県 長崎県 熊本県 鹿児島県 沖縄県 8月21日~9月1日
※佐賀県のみ9月8日まで
12月10日

登録販売者試験の難易度・合格率

登録販売者試験の合格率は、全国平均で40~50%前後です。そのため、一般的な国家資格や民間資格に比べると、難易度は「中程度」といえるでしょう。

参考:登録販売者試験の難易度・合格率をわかりやすく解説!合格するための秘訣とは

登録販売者試験の試験勉強を始める際のポイント

登録販売者試験の試験勉強を始める際のポイント

登録販売者試験は、市販のテキストや過去問題集を入手して独学で学習することも可能です。ここでは、登録販売者試験の勉強方法について詳しく解説します。

登録販売者試験の講座・テキスト選び

独学で学習を進める場合、オンラインや録画配信の登録販売者試験対策講座を活用するのもおすすめです。コロナ禍においてオンラインで学習できる講座が増えたこともあり、登録販売者試験対策講座の選択肢はたくさんあります。

アポプラスキャリアでも、登録販売者試験対策講座を開設していますので、以下の情報ページをぜひご確認ください。とくに、「日々の生活が忙しく、まとまった時間がなかなか取れない」という方や、「自分の時間を無駄にすることなく、効率的に合格したい」という方におすすめです。講座に申し込むと、PDFのオリジナルテキストが入手でき、eラーニングで過去問を解くこともできます。なお、こちらの講座は、本コラムの筆者である村松早織が講師を務めています。

参考:APCラーニング 登録販売者試験対策講座

また、登録販売者試験の学習で使用するテキストについては、本屋さんで入手できるような市販のテキストであれば、いずれも一定の質が保たれています。以下のページでもテキストについて詳しく解説しているので、参考にしてください。

参考:【2023年度最新】登録販売者試験テキストの初心者向けおすすめ6選

合格に必要な学習時間数

医薬品の知識が一切ない場合、合格に必要な学習時間は300~400時間と言われています。目安として、3~4カ月間に300時間~400時間をこなすペースで、一度計画を立ててみましょう。

登録販売者試験の学習方法

試験勉強は、インプット(入力)とアウトプット(出力)を組み合わせておこなうのが効率的です。インプットは「読む・聞く・見る」、アウトプットは「問題を解く・書く・話す・」に該当します。インプットとアウトプットの比率は3:7がよいとされているため、テキストの読み込みなどはほどほどにして、問題を解くことに重点を置いてください

登録販売者試験の学習方法

参考:【登録販売者試験】過去問の勉強法で合否が決まる!勉強のコツを解説

また、登録販売者試験は第1章から第5章までで構成され、とくに受験者が苦労するのは「第3章」です。第3章は、医薬品成分の効能効果や作用機序、副作用など、実務で頻繁に使う知識を問われる部分であり、出題数も他の章の2倍(40問)となっています。逆に、ほかの章は第3章ほど時間をかける必要がないため、学習に割く時間数を意識しながら学習スケジュールを立てましょう。

参考:【登録販売者試験対策】第3章攻略が合格へのカギ!薬の成分はこうやって覚えよう

登録販売者試験や資格に関するよくある質問

登録販売者試験や資格に関するよくある質問

登録販売者試験や登録販売者の資格に関するよくある質問に、Q&A方式で答えていきます。

Q.登録販売者試験は、どこの県が受かりやすいですか?

A. 同じブロックでも年によって難易度が異なるため、一概には言えませんが、合格率を参考にするのがよいでしょう。

【2023年のブロックごとの合格率ランキング】

1位 奈良ブロック 54.2%
2位 北関東・甲信越ブロック 51.9% ※栃木県の公表がないため除外して算出
3位 九州・沖縄ブロック 49.6%
4位 北陸・東海ブロック 47.2%
5位 北海道・東北ブロック 45.1% ※山形県の公表がないため除外して算出
6位 南関東ブロック 45.0% ※千葉県で台風による追加試験があったため、それも含めて算出
7位 関西広域連合ブロック 34.4%
8位 中国・四国ブロック 27.7%

参考:【2023年試験速報】登録販売者試験の出題傾向を徹底分析!

補足:2023年の合格率が1位の「奈良ブロック」ですが、2024年は「関西広域連合ブロック」と同じ試験日程です。つまり、関西広域連合ブロックと同じ試験問題になる可能性があるので、十分に注意してください。

Q.試験内容(出題内容)は、毎年変わりますか?

A.変わる年と、変わらない年があります。

補足:登録販売者試験は、厚生労働省作成の「手引き」にしたがって出題されますが、「手引き」は1~2年に一度、3月から4月ごろに改訂されます。改訂内容の量は年によって異なり、ほんの少しの時もあれば、大きく変化することもあります。とくに薬機法改正があった年は、薬機法について問われる「第4章」の内容がガラッと変わることがあるため、注意が必要です。

参考:厚生労働省「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」

Q.「登録販売者の資格が近いうちになくなる」と聞きましたが、本当ですか?

A.2025年以降に大きな薬機法改正があると言われており、改正案の中には、登録販売者の重要性がさらに高まると予想される内容が含まれます。

補足:改正案の一つとして、第2類医薬品と第3類医薬品を統合する案が出ています。これは、お客さまへの情報提供の機会を増やすのが主な目的であり、現「第3類医薬品」の情報提供についても「努力義務」とするほか、さまざまな制度変更がおこなわれる見込みです。実現すれば、登録販売者の専門性が高まることが予想され、資格者のマンパワーが今よりもっと必要になります

一方、ネガティブな噂の情報源は、この改正案の中の「医薬品販売の遠隔管理」に関するものと考えられます。しかし、こちらも現在ルール作りの段階であり、登録販売者の雇用に影響が出るほどの制度変更になるかどうかはわかっていません。

Q.登録販売者の資格を取っても(経済的に)意味がないって本当ですか?

A.登録販売者の資格を取得後、「正規の登録販売者(研修期間を終えた登録販売者)」になると、年収UPが見込めます。さらに給料をUPさせるには、店長や役職を目指したり、転職を視野に入れたりするのもよいでしょう。

補足:登録販売者は、「研修中」かそうでないかで給料に差が出ます。近年の管理者要件の改正により、1年の従事期間にプラスして、「継続的研修」と「追加的研修」を修了することで、管理者要件を満たす(研修中を終える)ことができるようになりました。早急に正規の登録販売者を目指したい方は、この制度を利用しましょう。

まとめ|登録販売者試験に合格して給料UPを目指そう

登録販売者試験に出題される内容は、OTC(一般用医薬品)に関する知識です。そのため、資格取得後に登録販売者として働かなかったとしても、自分や家族の健康を守るためのかけがえのない知識が身につきます。登録販売者の資格を取得することで、転職も容易になりますし、給料UPも見込めます。ぜひ試験に挑戦してみてくださいね。

執筆者:村松 早織(薬剤師・登録販売者講師)

執筆者:村松 早織(薬剤師・登録販売者講師)
株式会社東京マキア 代表取締役
登録販売者や受験生向けの講義を中心に事業を展開
X(旧:Twitter)、YouTube等のSNSでは、のべ1万人を超えるフォロワー・チャンネル登録者に向けて、OTC医薬品についての情報発信をおこなっている。

■著書
・医薬品暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格! 「試験問題作成に関する手引き 第3章」徹底攻略(金芳堂)
・薬機法暗記帳 医薬品登録販売者試験絶対合格! 「試験問題作成に関する手引き 第4章」(金芳堂)
・これで完成! 登録販売者 全国過去問題集 2023年度版(KADOKAWA)
・村松早織の登録販売者 合格のオキテ100(KADOKAWA)
・やさしくわかる! 登録販売者1年目の教科書(ナツメ社)
過去の記事 深夜勤務の登録販売者は何をする?夜勤の仕事内容や時給を紹介